第8話『高橋優という存在』

ある日大好きな漫画がアニメ化する事になった。

当然だが毎日視聴する事に決めた。

みんなも知っているであろう『バクマン。』それの14話から24話のEDそして1期を締め括る25話のOPで流れた『現実という名の怪物と戦う者たち』それに僕は共感を覚えた。

そしてそれと同時にそれを歌う人はどんな人なんだろうかと調べまくった。

調べに調べまくった後、その人の曲を一通り聴いたあとに涙を流している自分に気が付いた。

初めて曲で泣いたいや曲というものにこもった優さんの思いの丈が飛び込んできたのだ。

そこから私は優さんにハマっていった。

ある時親にチケット取ったからと嫌々ながら宮崎にあるシェラトングランデオーシャンリゾートの広場みたいなところで開催されるOTODAMAフェスティバルというものだった。

シェラトンと言えば西部警察SPECIALでも出てきます。宮崎の色んなとこ出てきます。

蛇足に走りましたが、そこには親がハマっていた金爆を見る為に連れていかれたのですが、これは神の思し召しだったのか私が興味も無く疲弊して帰りたいもう帰ろうかそう思った時耳に馴染む声が聞こえたのです。

高橋優さんが、生で宮崎に来てくれた。

それに私は感激し思わず立ってしまう程でした。

その時は3曲程しか聞けず、少し悲しかったのを覚えています。

ですが歳をとり、2018年3月21日に都城市文化ホールMJ 大ホールにて優さんが全国LIVETOUR「ROADMOVIE」で高橋優さん史上初の単独ライブが来たのです。

私はその時もうチケットも取れないかもしれない、それでも優さんのお金になってくれたらと思い、宮崎市大塚にある橋の袂のローソンで高速のチケット、ライブのチケットをそれぞれ申し込み、無事ライブチケットがゲット出来ました。

初めて乗る1人の長旅になる高速バスに乗り、私は都城市に着きました。

色々と食べ歩き、LIVEグッズが2個しか買えなかったのを覚えています。

会場が開き、私は指定された席に着きそこで今か今かと、開演を心待ちにしてました。

そして暗くなり突如映し出される液晶にはバスらしきものに乗る優さん達の影、そしてそれのドアが開きバンドメンバーが実際にぞろぞろと降りてくるではありませんか、

そして最後に降りてきたのが優さん。

その瞬間私が気圧される程の拍手喝采の嵐で、びっくりしました。

もちろん私も拍手してたんですけどね。

そして披露される様々な楽曲そして宮崎弄り、すごく楽しく、そして心に響く物があり、最後の『虹』という曲で私は涙腺が崩壊し、呆然と立ち尽くすばかりでした。

帰りの深夜高速バスで優さんのセトリをプレイリスト化して聞きそこでも涙を流していました。

優さんが出した『リアルタイム・シンガーソングライター』というアルバムのタイトル通り今この時を生きている、繋がっている人なんだと感じました。

そして見つけた共通点が、表現方法は違えど、同じ人間として産まれてきて、今この時を生き、瞬間を切り抜いては言葉にし、それを自ずから表現するということに。

それから私は、小説を書いていく事に自信を持とう。

有料なんかじゃなくてもいい、少しでもこの時を生きていて疲弊した人に笑顔を、この瞬間出逢った奇跡に詞を紡ごうと、小説家としてやって行こうと強く思ったのです。

やはり好きな事になると長く書いちゃいますね。

ここまで読了ありがとうございます。

こんな感じで日々思った事や、起こった事、様々なモノを私に出来る文章化し、小説・エッセイとして出して行くので、今後もぜひお付き合いください。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る