第6話『自己訓誡』

あの日から別の場所に居る君へ

4月21日金曜日のあの時、喧嘩をしてしまって本当にごめんなさい。

あの時、自分の住みたい家に住めず、生活保護の担当とも折り合いが合わず、フラストレーションが溜まっていました。

それを他のストレス発散方法に頼らずあなたへぶつけてしまった事、本当に悔やんでいます。

自分のしたい事も上手くいかなくて、薬も合わずそれを上手く医者に伝えられず、あなたに頼ってばかりでした。

1ヶ月あなたが居ない生活をして自分にはあなたが必要な事、一番命を張ってでも絶対に護りたいと想える大切な人だと、心から感じました。

これからはちゃんと自分で服薬管理も出来て自傷もせずに生活保護からも無事抜けれる様に頑張っていくので、また一緒にお出掛けしたり、美味しい料理を作って、楽しいと思える日々を二人で過ごしていきませんか?

君に一つだけ嬉しい報告をすると、自分の担当と折り合いを付け、自分の納得出来る住居を契約しました。

大家にも確認を取り、二人でも住めるとこを確保しました。

なので君の気が向いたらこちらへ来てくれませんか?


水戸 遥より

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