閑話『無題』
私は、元気に喋りながら笑って楽しさを振りまいている『私』も、
心で涙を流しながら腕から赤い雫を垂れさせている『私』も、
どちらの『私』も、揺らぎ変わることがない『私自身』なんだ。
だけどそんな中途半端な存在でしかない【私の言葉】で、
『誰か』の生きる希望になれるのなら、
『誰か』が心から笑ってくれるなら、
その光景を見ることができた時に、
『私自身』が心から笑うことができて、
『私自身』の生きる希望となっていくだろう。
だからこそ偽善と言われ、心を打たれ、どれだけ地面に膝をついても
何度だって立ち上がり、どれだけ遅くても前を見てこの道を歩くんだ。
情報は、金だ。私は真実を話すが、真実を話さない。
基本的には事実しか話さないし、嘘は滅多に話さない。
必要な時、特に守る時に嘘はつくが、私は誰かを守る訳でもなくただ目の前の誰かを傷付ける様なそんな嘘は嫌いだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます