東晋5 王恭再決起
王恭は抗議の上表、および檄文をそれぞれものした。ここには中央の動きは
こうした動きに中央も厳戒態勢を固める。司馬道子に
德宗譙王尚之兄弟復說道子,以為藩伯強盛,宰相權弱,宜密樹置,以自藩衞。道子然之,分遣腹心,跨據形要,由是內外騷動。王恭深慮禍難,復密要殷仲堪、西中郎將庾楷、廣州刺史桓玄同會建業。玄等響應。恭抗表傳檄,以江州刺史王愉、司馬尚之為事端。仲堪遣龍驤將軍、南郡相楊佺期舟師五千發江陵,桓玄借兵於仲堪,亦給五千人。於是德宗戒嚴:加道子黃鉞;遣右將軍謝琰拒恭等;元顯為征討都督,眾軍繼進;前軍王珣領中軍府眾次于北郊;以尚之為豫州刺史,率弟恢之、允之西討楷等。皆執白虎幡居前。
(魏書96-5)
「外部の人間が当時の内容を読み、咀嚼し、わかりやすく伝える」という感じがあって良いですね。いや新規情報は一切ないんですが、「広州刺史に」荊州刺史が兵力貸し与えてるとかマジでイミフでいいです。けど情報整理するとそう書くしかないんだよなあ。南北朝時代の北人が、どこまで長江以南の地勢をまともに把握できてたかって、そりゃ無理ゲーでしょって印象もあるんですよね。とはいえこの当時でも三国時代の
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