11月16日

電車から大きな川を見下ろす。イルカがたくさん泳いでいる。

ここは海なの?川なの?と考えているうちに、早い流れの合間にある大きな岩に、人がいる事に気が付く。そこには、岩から岩へ跳んで越えようとする老婦人がいた。老婦人は登山に行くような出で立ちで、アウトドアを楽しみに来たのだとすぐ理解した。その老婦人と紐で繋がっていた別の老婦人が、岩に叩き付けられ死んでいる。老婦人はそれに気付かぬまま、重さに耐えられず足を滑らせ死んだ。

別の女性がそれを見つけてショックを受け、ダックスフンドとボーダーコリーのような犬に泣きついている。私は、何故こんな危ない所に犬を連れて来る!?と憤る。女性は先に進もうとするが頭を打ち、水にゆっくりと流されながら死ぬ。助けのヘリを呼ぼうかと悩んでいたら、インストラクターの男性二人が、カヌーに乗って現れる。一人は新人らしく、三人が死んだ事に責任を感じて泣く。それを髭の生えた先輩インストラクターが「遊びで舐めてかかると死ぬ。仕方のないことだ」と慰める。

私は、「犬はなんとか大丈夫そうだな」と安心した。

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