4. 異世界ほのぼの日記2 106~110


-106 社長襲来-


 好美は素麺と中華麺を流す役割を終えた守を自ら所有する15階建てのビルに招待する事にした、1階が店舗になっている事しか知らない彼氏からすれば未知の領域だった。

 改めてビルを下から見上げた守は開いた口が塞がらなかった様で、好美からすれば日常なのだがきっとこれが普通のリアクションなんだろうと改めて感じた。


守「ここ・・・、お前の物なのか?!」

好美「うん・・・、一応マンションの大家と店のオーナーしてんの。」


 好美が自らも夜勤の仕事をしていると聞いていたのでかなりの年収を稼いでいるんだろうなと体を震わせる守、異世界に来てから驚く事ばかりだ。

 下層数階部分を寮として貝塚財閥に貸している事も白状すると・・・。


守「お前・・・、結愛とも契約しているのか?」

好美「ちょっと・・・、色々あって・・・。」


 2人がビルの前で長々とした会話を交わしていると、先程の孤児院から職員のプリーストが弁当の注文書を手にやってきた。本人が言うにはメイスはすっかり酔い潰れて寝てしまっているらしい。


プリースト「先程はありがとうございました、子供達も楽しそうにしていたのでイベントは成功ですね。こちら、いつもより多いのですが大丈夫でしょうか?」

好美「大丈夫ですよ、むしろ大歓迎です。」

守「孤児院とも契約しているのかよ・・・。」

好美「孤児院も貝塚財閥所有だからね、結愛さんにいい印象を持ってもらわないと。」


 注文書を見ると1番人気の「チキン南蛮弁当」がいつもの倍以上の数量を書かれているので改めてプリーストに確認した。


好美「これ、本当なんですか?いくら何でも数を書き間違えてませんかね?」

プリースト「本当ですよ、明日貝塚財閥本社から視察の方々が来るのでそれで振舞う分ですよ。」


 好美は即座に結愛に『念話』を飛ばした、貝塚財閥の事なら社長に聞くのが手っ取り早いからだ。


好美(念話)「結愛、明日こっち来んの?」

結愛(念話)「ああ、孤児院の視察も兼ねて子供達と遊ぼうと思ってよ。何かあったか?」

好美(念話)「やたらと弁当の発注数が多いけどそんなに大人数で来るの?」

結愛(念話)「多くの社員が自分も行きたいって群がっちまってよ、それでも結構数削ったんだぜ。」

好美(念話)「そっか、じゃあ店長に言って発注しておくね。」


 『念話』を終わらそうとした好美を焦った様に結愛が引き止めた、どうやら光から「例の情報」が流れていたらしい。


結愛(念話)「それはそうと、お前らいつの間に知り合って出来ていたんだよ。」


 社長は当時、同じ県内にある別の大学に通いつつ会社や学校の経営を行っていたので2人の事を全く知らなかった。好美が今度お茶しながらゆっくり話すと返事すると。


結愛(念話)「いや、ちょうど隣に守がいるんだろ?丁度いいじゃねぇか。」


 その瞬間、口調が相変わらずの社長が『瞬間移動』してきた。


結愛「今聞こうじゃねぇか。」


 大学時代の馴れ初め等について全てを話した、ただ結愛は納得していないらしい。幼馴染である圭の事を知っていたからだ。


守「あいつには県外の大学で別に彼氏がいたからな。」

好美「なのにキスしてたんだ。」

結愛「キスだと?お前、俺の大事なダチの前で他の女とキスしたのか?」

好美「舌入れてたから結構ディープだったよね。」


 好美が笑いながら放った良くないジョークに結愛が悪ノリした、因みに結愛は寸前に事実を『念話』で聞いている。隣で好美が腹を抱えて大爆笑している。


結愛「てめぇ・・・、何考えてんだ?あ?」

守「おい好美、何言ってんだよ!!笑ってないで助けてくれぇ!!」


-107 織姫(?)が呼び寄せた彦星(?)・・・、じゃねぇよ!!-


 満更でもない守に対し、悪ノリした結愛の攻撃は続いていた。どうやら光から守に対する「プロレスごっこ」について教授を受けていたらしい、現役社長の技は思った以上に強力だったそうだ。

 ただ守は色んな意味でそろそろ限界な様で・・・。


守「ギブギブギブ、勘弁してくれ!!」


 社長の腕を数回タップする守、タップの回数が増えるにつれて何故か力が強まっていく、結愛はかなりのドSなようだ。


結愛「おいおいこいつめ、「やめて下さい」だろ?」


 攻め方も光が昔やっていた通りだ、どうやら結愛に事細かく指導されていた様だ。


守「止めて下さい、お願いしますから!!」


 やっとのことで攻撃を止めた結愛、そして息を大きく吸って呼吸を整えた守はさり気なく思い出したかの様に聞いた。


守「そう言えば、光明には会ったけど海斗は見かけないな。」

好美「海斗さんって?」


 好美が守と同じ大学に通っていた頃、結愛の兄である貝塚海斗(かいづかかいと)は海外の大学に留学していたので勿論2人に間には面識がない。


結愛「嗚呼・・・、俺の兄貴だよ。今頃アメリカのニューヨーク辺りでぷらぷらしてんじゃねぇのかな?」

守「相当「あれ」だったもんな?」

好美「「あれ」って?」

結愛「思い出させるなよ、吐き気がするじゃねぇか。」


 顔が蒼ざめさせた結愛に対し何やら楽し気な声が遠くからしていた、声の方に振り向くと社長の「プロレスごっこの師匠」であるダルラン光が何処からか拾ったらしき大きな笹を引っ張って来た。


光「おーい、好美ちゃーん。丁度良かったー。」

好美「光さん、どうしたんですか?大きな笹ですね。」


 光は笹を降ろすと『アイテムボックス』から冷えた麦茶を取り出して飲んだ、気温が高い分麦茶が超の付くご馳走に思える。


光「ぷはぁーっ、生き返るぅ!!あのさ、好美ちゃんが良かったらだけどビルのエントランスにこの笹を飾って皆で短冊書いて吊らさない?マンションや店の人にも書いてもらおうよ。」

好美「勿論良いですけど、この世界に七夕ってあるんですか?」


 どうやら神や転生者の影響で日本の文化が所々根付いている様だ、七夕もその1つらしく好美が飾り付けた笹と短冊を見た子供が声を掛けて来た。


子供「お姉ちゃん、俺達も書いて良い?」

好美「良いよ、皆で楽しく書いてね。よし、あたしらも書こう。」


 暫くして、何も思いつかないのか頭をずっと悩ませていた結愛の様子を見て守が話しかけた。


守「何かしたい事ねぇのかよ。」

結愛「改めてそう言われるとなぁ・・・。やっぱり思いつかねぇ、じゃあ適当に。」


 ≪兄貴に会ってやっても良い。≫


守「「会ってやっても良い」だなんて、上から目線かよ。」

結愛「しょうがねぇだろ、本当に何も思いつかないんだからよ。」


 笹や短冊に光の強力な魔力が微量ながら付着していたらしい、懐からまさかの声が。


男性「短冊に書く程俺に会いたかったのか、兄は嬉しいぞ。」

結愛「嘘だろ・・・、本当に兄貴なのか?!」

海斗「ずっと探していたんだぞ、心配させやがって!!兄がハグしてやろう!!」

結愛「ば・・・、馬鹿!!無暗にくっつくな、放しやがれ!!」


-108 シスコン登場の後始末の為-


 久々に海外でぷらぷらと生活しているはずだったシスコンである兄との再会を果たした巨大財閥の代表取締役社長は、早速隣のバルファイ王国にある本社への同行を求め『瞬間移動』を行った。初めての魔法(スキル)に動揺を覚えている兄は訳が分からなくなっていた、どうやら光の魔力により向こうの世界から無理矢理連れて来られたらしい。

 声色から動揺を隠せない様子が伺える神が「いつもの件」を行うべく、海斗を連れ出そうとした。


神「光とやら・・・、まさか神と同等の力を手に入れてしまったとはな。わしも年を取る訳だな、うむ・・・。時に海斗とやら、こっちに来ると良い。」

海斗「いや、あんた誰だよ。それにどうやっ・・・。」

結愛「行ったな。」


 妹の目の前で気を失った様に見える海斗を、黒服長の羽田が学園の保健室に連れて行った。この世界の貝塚家に海斗の部屋は用意されていなかったからだ、元々一緒に来た訳ではないから当然だ。


結愛「来ちゃったからにはこいつを住まわせない訳にもいかないけどな、何となく嫌だな・・・。」


 代表取締役なのに本社ビルの1番上の階を夫婦の住居として使用しているので別に狭くは無いのだが、家でもシスコンを発揮されるのは本当に嫌だった。


光明「そう言えば、今管理者がいない部署があっただろ、あそこの上階も住居にしていたんじゃね?」

結愛「あそこか・・・、丁度いいかもだがこの世界に来たばかりだぞ。信用の面で大丈夫と思うか?」


 しばらくこの世界に慣らしてから空いている部署に回そうと考えていた結愛、ただ慣れるまでの間でもニートをさせる訳にもいかない。兄の事で他人を巻き込みたくは無いのだが、社長は良き友人である好美を頼る事にした。


結愛(念話)「好美、今大丈夫か?」

好美(念話)「後にしてもらえる?子供達が一斉に集まっちゃって、光さんも帰っちゃったの!!」

結愛(念話)「騒動だな、ちょっと待ってろ。」


 好美の下に『瞬間移動』した結愛は現地の様子を見て焦りを見せた、好美所有のマンションに住む多種族の子供達が群がっている。住居部分が多い分当然の事なのだが、大家というのも大変だそうだ。


好美「うぶぶぶぶぶ・・・・、皆ちょっと押さないで!!私潰れちゃうから!!」

結愛「ほらほら、順番だぞ。並べ並べ。」

子供「おばさん、何だよ。邪魔すんなよ!!」

結愛「「おばさん」だと、何処からどう見ても俺はぴちぴちの28歳だろうが(※この世界での転生者は歳を取らない設定になっています、何と便利なんだ)!!」

子供「見えないもんね。やーい、おばさーん。」

結愛「こらー。てめぇまた!!」


 怒り狂った結愛を何とか制止する好美、やっと落ち着いたのか社長は軽く謝罪した。


好美「もう、大人げないって。」

結愛「悪い、シスコンの兄貴が来たから気が滅入ってたんだよ。取り敢えず戻るか。」


 やっと落ち着きを取り戻した2人は改めて子供達の相手を始めた、1人ひとりに短冊と紐を配っていく。どうやら先程の貝塚兄妹の件を見た住人達が押し寄せて来ている、子供達どころか大人達まで。

 「書いた願いが必ず叶う」とでも勘違いしたのだろうか、新しく配った短冊は先程好美が普通の折り紙を切っただけの物なのだが。


好美「ど・・・、どうしよう・・・。」

結愛「良いんじゃねぇのか、見た目が豪華で賑やかになりそうだからよ。」

好美「なら良いんだけど・・・。」


 よく見てみれば1階の店舗で働くメンバーも短冊を書きに来ていた、全員書いている事がまさかの全く同じとは思わなかったが。


≪売り上げ、ぐんぐん倍増!!≫


結愛「おいおいお前ら、それは自分で頑張れや・・・。」


-109 兄の新居へ-


 大好評の七夕イベントが終わり、色とりどりの短冊が笹に飾り付けられ風に揺れる様子を見ながら好美は結愛に質問した。


好美「ありがとう、助かったよ。そう言えば何かあったんじゃないの?」

結愛「そうだ、忘れてたよ。今ってさ、マンションに空き部屋って無いか?」


 好美は不動産屋に電話し、即座にマンションの空き部屋状況を確認した。まだ数か所空きがあるらしい。


好美「確かまだ余裕があるみたい。」

結愛「お前、自分で把握しとけよ。一応大家だろ。」

好美「こういうの初めてだからプロにお任せしてんのよ、これ掴ましたら何とかなった。」

結愛「案外ずるいやつだな。」


 片手で「お金」のサインを出しながらニコニコする目の前の大家を見た大企業の代表取締役社長は笑顔の好美に対しジト目を使った。


好美「それで?部屋は空いてるよ。どうした?」

結愛「実はな、俺の兄貴を住まわせてくれねぇか。家でもシスコン発揮されるとあれだからよ、勿論家賃は払うからな。」

好美「別に良いよ、不動産屋さんに言っておくね。でも毎日バスでバルファイ王国の本社まで通うって訳?」


 結愛は腕を組んで熟考していた、正直羨ましい話だが貝塚財閥本社はどこの部署も人が足りてしまっている(※異世界にある支社なのだが帰り方が分からないのですっかり皆本社と呼んでしまっている)。


結愛「いや、あいつにはダンラルタ王国にある施設での仕事を任そうと思ってんだ。あんなんでも一応「貝塚」だからな、ただ異世界(こっち)に来てすぐにはまだ無理そうだろ?だからここで体を慣らしてからにしようと思ってな、勿論店の従業員(というかバイト)としてこき使ってくれても良いぜ。」


 貝塚財閥の量として貸し出している下層階でも良いと提案したが、結愛が空き部屋状況を既に確認しており、既に全部屋満室となっていたらしい。店舗部分の店長2人に連絡すると、各々1人はバイトが欲しいと返答していた。


好美「バイトもすぐに入れると思うよ、本人呼んじゃえば?」

結愛「ちょっと待ってくれな、(念話)羽田さん・・・、兄・・・、は目覚めましたか?」


 何時でも海斗を呼び出せるようにと保健室に黒服長の羽田をつかせていたのだが・・・。


羽田(念話)「しゃ・・・、社長!!申し訳ございません。今お手洗いに行ってまして、すぐに戻りますので!!」


 嘘だ、なかなか海斗が目覚めないので黒服専用の隠し部屋でアイスクリームを食べてサボっていた。因みにネクロマンサーである結愛は『探知』で既に知っているので誘導尋問してみる事に。


結愛(念話)「お手洗いで何味のアイスを食べていたのかしら?」

羽田(念話)「あの、チョコを・・・。あ!!」

結愛(念話)「既に分かっていますのよ、早くお戻りなさい!!」

羽田(念話)「すぐ戻ります、もう近くですから!!申し訳ございません!!」


 羽田が焦って保健室に入ると海斗の姿は既に無かった、これも『探知』で海斗が目覚めた事を確認した結愛が行った事だ。


羽田(念話)「い・・・、いらっしゃいません!!目覚めて何処かに!!」

結愛(念話)「もうこっちに連れて来ましたよ、来月のボーナスが楽しみですね・・・。」

羽田(念話)「申し訳ございません!!」


 神による失神から目覚めた海斗を『瞬間移動』で好美のビルの前まで連れて来てから無言でただ顔を歪ませる結愛を見て、兄は不審に思っていた。妹が目の前で何をしているのかが未だに分からない。


結愛「あいつ・・・、知らないと思ってサボりやがって・・・。」

海斗「お前何やってんだよ、それにさっきまで保健室にいたのに。どうなってんだ?これも『作成』ってやつの効果なのか?」


 そう聞くと結愛は一先ず自らが持つスキルを全て兄に『付与』した。


-110 兄たちの職場-


 所有スキルを全て『付与』された海斗は結愛に言われるがままに両手を出してステータス画面を出した、流石にネクロマンサーである妹の様に使いこなせる気がしていないが何故かゾクゾクしている。


海斗「すげぇな、これ俺にも使えんのか?」

結愛「ああ、後で使い方教えるから安心しろや。」


 目の前に聳え立つビルを見上げて兄はぽかんとしている。


海斗「このでっかいビルは何だよ。」

結愛「異世界(こっち)に慣れるまで今日からここで住め、悪いが家には今余裕がねぇからな。家賃は会社で出してやるから安心しろ、ただバイトもしてもらう、流石に社長の兄がプー太郎ってのはまずいだろ。」


 好美は『瞬間移動』で不動産屋へと向かい、空き部屋の鍵を渡した。


好美「1110号室です。」

結愛「ここの大家さんで1階の店舗のオーナーしてる好美ちゃんだ、俺の大事な友人だからお前手出すんじゃねぇぞ。」

海斗「安心しろ、俺が手出すのは結愛だけだからよ。」

結愛「馬鹿野郎!!」


 社長がシスコンの兄に罵声を浴びせた後、3人は説明も兼ねてご丁寧に店舗奥のエレベーターで11階まで上がって行った。海斗には『瞬間移動』も『付与』したから不要なのだが、一応念の為。

 海斗が入居する1110号室に到着すると、結愛から説明を受けた兄は家財道具を『転送』した。これでお引越しは完了、次はアルバイト。

 1階に再び降りて海斗のアルバイトを探そうとしたら、ビルの前には光が。横にはスライムのプルがいる、今日はTシャツ姿だ。


好美「あれ?光さんとプルちゃん!!」

光「急にごめんね、こいつをバイトとして雇ってくんない?最近全然消えないし、家でビールをかっ喰らってばっかりだからせめて自分が呑む分は自分で稼いで買えって言ったのよ。」

プル「すんまへん、宜しゅうに。」


 エレベーターホールで話し合っていた5人を見かけた各店舗の店長がやって来た、時間帯的にも少し店が落ち着いていたのですぐに面接しようと提案した。しかし2人ともまだ冒険者ギルドに登録していない。

 一先ず2人は光の『瞬間移動』で冒険者ギルドへと移動し、ドーラに登録をお願いした。受付嬢のエルフはプルが登録用紙に書いた生年月日を見て少々動揺したが何とか終わった。


ドーラ「光さんおかしくない?25歳なのに生年月日10日前になってんだけど。」

光「ごめん、多分書き間違い。(小声で)馬鹿、25歳に合わせて書けってあれほど言ったでしょ。」

プル「すんません。」


 登録を終えた3人は早速出来立てのギルドカードを2店舗の店長に提出した、イャンダが海斗のギルドカードを見て質問した。


イャンダ「「調理師免許取得済で、アメリカでの料理の修業経験あり」ですか、好美ちゃんアメリカって?」

好美「あっちの世界の大きい国。」

イャンダ「成程ね・・・、うち拉麵屋だけど大丈夫ですか?」

海斗「えっと・・・、向こうの世界の拉麵屋で3年程修業してました。」


 感心したイャンダは即採用とした、正直バイト止まりは勿体ないと考えているらしい。一方、イェットは頭を悩ませていた。生まれて間もないが故に当然の事なのだが何の経験も無く、学歴も無い。


イェット「貴女生まれてから今まで何してたんですか?」

プル「えっと・・・、捕食してました。」


 種族の欄に「スライム」と書かれているので一応理解しようとしたが、やはり人化したスライムを初めて見るので動揺を隠せない。


イェット「好美ちゃん、どうしよう?」

好美「えっと・・・、光さん・・・。」

光「一応・・・、試用期間って事で。」

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