第4話

中学校の時委員会が一緒だった、ちょっとヤンチャそうな先輩だった。

放送だったので、二人でいることも多々あって

色んな話をして、楽しかった思い出がある。

憧れている先輩の話とかをした覚えもある。


先輩が卒業してから連絡をとる関係になって

軽口で「やらせろ!」と言われて

「いいよ!」って返事をして

直前で怖くなりその後音信不通になった人だった。

ものすごく怒られたけど、数年後フェイスブックで普通にメッセージを送ってきて再度つながった程度の知り合いだった。


 

諦めと開き直りで事情を説明し

様子を伺ったら、先輩はただ心配してくれた。

自分の状況なんかも教えてくれて、

どうせなら客をとる前に俺がしたかったと言ってくれた時は

笑った。

「する?」って誘ってみた。

不倫は出来ないと断られた。

私も何言ってるんだろうってまた笑った。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る