第11話 ネバー・ネバー
かいぞくせんにもどると、かいぞくののらねこたちはあたまをかかえた。ブーナはにがいむしをかんだようなへんなかおをした。
ニーナもにがむしをかんだようなへんなかおをした。
そこで、のらねこのかいぞくのせんちょうはひらめいた。
「そういえば、にしのほうにもうひとつの宝島があったにゃー」
ブーナはサングラスをかけて、はるかにしのほうをむいた。
ニーナサングラスをかけてにしのほうをむく。
にしのほうには、うみのまんなかにおおきなおおきな宝島がうかんでいた。
なにやらくもゆきがあやしいけれど、きっとここには母猫がいる。
まったりにゃんことぐーたらねずみの旅 主道 学 @etoo
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