第40話 めんどくさい〜

「おはようございます アンナ様」

「おはよう ティナ」


乗馬の大会が終わってからは、

練習を1時間半くらいにしてるから少しゆっくりできる。

ビアンカ様からの大量の宿題はあるけどね

「今日はこちらに着替えていただきます」

「今日って...王宮に行く日か」


一週間の間に急いで、服やアクセサリーの大きさや色あいを確認して準備したんだよね。

ドレスコードを確認して、

くるぶしが出て無いかとか、マナー面でも確認して、色々大変だったな。


「あちらでは、しっかり慎ましいご令嬢になりきってくださいね

美味しいお菓子が出ても興奮してはだめですよ」


「ビアンカ様から聞いていたのね」

実は、王宮に招待されることがわかってから礼儀作法を急ピッチで仕上げやってて、

お茶の練習で1日20個限定のお茶菓子を持ってきてくれたときについバクバク食べちゃったんだよね...


そこからこってり絞られたけど、

ルールがたくさんで頭も肉体もボロボロ。


まぁ付け焼き刃でもないよりましってことで。


「よろしくたのみますよ」

「緊張でお菓子どころじゃないから、

バクバクは食べないわ」


この口調もビアンカ様にみっちり教わりました。

今までずっと後回しにしてたけど、

落ち着いたからってまた教わってます.....


まだまだボロは出るけどね。


「では、移動しましょう」

こうも話している間に着替え終えて、

ぱぱっとヘアセットとメイクをしてくれた。

ほんとに速技だから一回みてほしい。

冗談抜きで腕5本あるように見えるくらい速いんだよ。


「今日は、髪の毛が崩れてしまうので走らないでくださいね」

「もちろんよ」



「いただきます」

「いただきます」

「いただきます」


「今日は、王宮よね。」


「えぇ。馬車に乗るのがすでに憂鬱ですの。」


「大丈夫よ。あっというまだから。王宮に入る上で失礼のないように最低限のマニュアルをつくったのだけど、思ったより分厚くなっちゃったの」


「お母様、それを馬車で確認するわけではないですよね?」


「あら、もちろん馬車の中で確認するのよ

これで3時間くらい使ってその後少しゆっくりしたらあっという間よ。

リリアンナが3時間くらいはボケっとしちゃうところが目にうかぶもの」

王宮にはお母様も一緒に行く。


「そこまで確認したら、さすがに安心だな」


「なんですのお兄様。さすがにって」


「そのままの意味だが。」


「別に何もやらかしませんもの」


「自分でも分かってるじゃないか。

やらかすんだよ。何か」


実はお母様もお兄様も頑張ってるすがたを見て、たくさん応援してくれたんだよね。

たくさんお話をして、軽口をたたけるくらいには仲良くなった。

何で今までのリリアンナはあんなに何も話さなかったんだろう。


結局、まだ何も渡せてないから最近練習してる刺繍を送りたいな。



○●○●

久しぶりの、お兄様とお母様。

ずっとできてなかったプレゼント大作戦そろそろ決行の予定です!

今回書けずに進んでいた、お兄様とお母様との進展もどこかで書くかもしれないです。


次の次あたりでは殿下にも出てきてもらいたいと考えてます。


それより、体調は大丈夫ですか?

いきなり冷え込みましたよね~

秋どこいったんですかね?

作者は先々週にインフルかかりました...

書き溜めしてないので、土曜投稿できるか心配だったんですけど、

金曜の昼は体調一回落ち着いてどうにか更新できたんですけど、夜は熱にうなされてました。


いつも悪役令嬢だって忙しいを読んでくださってありがとうございます!

どうか体調に気をつけて\(^o^)/

ではまた!

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