第34話 ドクン....ドクン.... ドっ ドっ ドっ

足が軽い!!

お腹いっぱい!


ガチガチに固まってたお尻もいい感じ!


夕飯も美味しいし

ティナもマッサージうまいし幸せ〜


ずっと座ってたから思った以上に足に血流溜まってたみたいで、ほんとに全身スッキリ


でも、ベットにダイブしたい!...


別にティナがいるからってわけじゃなくて


食後、ノワールの様子をドッセーナ様と見に行くんだよね



45分後


「まだ来ないね」


「食後にいらっしゃるとおっしゃってたいたんですけど」


コンコンコン


「遅れてすまない」


「もういけるかい?」


「ええ」


馬小屋まで宿から少し歩いていく


「先生から、呼ばれていったんだが、

実験がうまくいかないだの、彼女ができないだの絡み酒されて、なかなか帰ってこれなかった。ほんとにすまない」


「用事があると早めにいったのもそれですか?」


「あぁ、夏休み入ってからも乗馬の講師を理由にして、実験の手伝いに行ってなかったから」


そっか、学園も今夏休みか

兄ともあまり一緒に過ごしてないから、全然わかんなかったな


「夏休みなのに、毎日教えにきてもらってすみません。」


「いやいや、教えるの楽しいし。

というより、王都まで来るのが大変で言い訳にさせてもらってたから。むしろごめんね」


馬小屋についた


やっぱ馬多い。


「みんな、大会にでる馬ですか?」


「大きさからして、半分は大人の部にでる馬だろう。」


「でも、この辺は小さいから全体の4分の1くらいが子供の部の大会ですかね?」


「あぁ、そうだろう」



「ノワール〜」


「なれない環境で疲れてるだろうから、よく撫でて緊張をほぐしてやったほうがいいぞ。あと、これ。餌もあげておいて。」


「はい」


ノワールよしよし〜

かわいいな~

スリスリスリスリスリスリ


癒やされる〜


「明日も頑張ろうね」


首を縦に振ってくれた!

言葉わかるのかな


「俺が遅れておいてあれなんだが、遅くならないうちに帰ろう」


「またね、ノワール」



宿に帰りながらちょっと雑談する


「明日は、どうしたい?

大人の部をみるか、練習場になってる野原で練習するか」


「どうしよう...」

うまい人のはみたいな


「ただ、俺も出るから練習を見てやったりはできないんだが...」


「何でいってくれなかったンですか?

何部に出るんですか?応援行きます」

そんなの聞いてない!

応援は絶対したい


明日の予選は出場者を5部に分けて、

障害物コースを一定のタイム以内に抜けれるかやるんだよね


「2部だ。

ほんとうはでる予定はなかったんだが、先生に出場枠空いてるみたいだぞ~って無理やりエントリーさせられた。」


「じゃあ、ドッセーナ様のを見てから

練習に入ります。野原は競技場の隣ですし、あんまり練習してもつかれちゃうんで」


ドッセーナ様可愛そうだけど、先生ナイス!

一回、ドッセーナ様の本気の乗馬見てみたかったんだよね。


「あぁ、分かった。

シャンティさん、明日は俺は先にいくので、アンナ嬢をよろしくお願いします」


「何時くらいに2部始まりますか?」


「開会が、9時だから...10時くらいだろう。」


「わかりました。

アンナ様、なれない場所ですし9時にはホテルを出ましょう」


「分かったわ」


やっとホテルついた。


「また明日。」

「えぇ、また明日」

「では、また明日」


3人が声を掛け合い別れる






あぁ〜よく寝た。

昨日は緊張もなく健やかに寝れたけど、

今日になって心臓ドッグドック。


別に犬とかじゃなくて、バクバク超えて

ドッグドックいってるの。


あぁ〜どうしよ。

大丈夫かな?

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