第23話 えっ夢?じゃないよね?
「大切に...」
だんだんはっきり姿が見えるようになってきた
「幽霊?」
「幽霊じゃないわよっ!」
いきなり出てた!!!
「何者?!」
もしかして、未確認生物とか!
「悪かったわね。残念ながら未確認生物ではないのよ。」
「でも、わたしあなたのようなかわいい子見たことないよ。」
お人形さんみたいに白くて、うすーい羽には美しい模様があって、クリッとしたおめめがほんとにかわいい。そして、チューリップをひっくり返したような黄色いふわっとしたドレスがとってもかわいい。
「あら、ありがとう。あなたもかわいいわよ。」
えへへ、お世辞でもこんなかわいい子に褒められるなんて、
「でもわたしは、あなたのペンダントから生まれた妖精よ。妖精はこの世界でも知られているはずよ。」
...
「もしかして、あの物語の?」
火、水、風、土、光の5人の妖精のやつと一緒かな?
「そうそう、今は大切にされたものから生まれるけど、一番最初の妖精は5人だったはずだわ」
...
わたしの心読んだ?
「あなたの道具から生まれた妖精だもの、あなたの思ったことは伝わってくるわよ。」
「じゃあ、他の人の気持ちは分からないの?」
「もちろんよ、神じゃないもの」
よかったー
妖精みんながわたしの気持ちを分かるわけじゃなくて
「妖精さん、名前は?」
毎回妖精さんって呼ぶのもあれだし...
「もちろん、ないわよ
あなたのものから生まれたばかりだもの」
そんな当たり前のようにいわれても...
「う~んと」
「ペンダントから生まれたから、ペーナはどう?」
「えぇ、それにしましょ」
自分で言ったけど、ほんとにそれでいいの?
試しに声にだしただけだよ...
もっとかわいい名前があるはず、ちょっとまって
「いいわよ、ペーナって名前気に入ったし」
「ならいっか」
「じゃ、夜も遅いしまた明日ね。
ペーナって呼んでくれれば出てくるから」
「またね、ペーナ」
「まって私妖精と話してた」
ファンタジー!!だ
○●○●
復帰してまだ5日どころが2日目なのですが、もうすぐ期末テストと3年間の集大成を出す部活の大会、総体があるのでしばらく毎週金曜日の週一更新になります。
現在テストで2位で、どうしても不動の1位の子を抜かせないんです。その子をどうしても抜かしてみたくて...しばらく勉強に専念させていただきます
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