桶屋式サイクルメソッド
俺の叔父が喫茶店やってて、雰囲気も暗いし味も微妙で愛想と広い駐車場だけが売りって感じのダメな店なんですけど、当然いつ行っても客いなくって世間って見る目あるなとか思いながら微妙な珈琲飲んでるんですけど、閑古鳥が続いて人相の悪いおっさんが店に出入りし始めると叔父が一週間ぐらい店閉めて、それからしばらくすると駐車場の側にある交差点で派手めの事故があって、そうすると店が行列できるくらいに繁盛するんで、どうにか盛り返してまた一年、みたいなサイクルで持ってるんですよね。
確証とかね、ないんですけどね。けど偶然だって年単位で続いたら、勘繰っちゃうじゃないですか、なんか。
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