■付録:登場人物紹介&設定解説■
【登場人物紹介】そのいち
*ネタバレではない範囲の基本的な設定のみ載せています。
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■新 那由多<アラタ・ナユタ>■
真宮皇道館大學・文学部神道学科の二回生。寮生。実家が神社、四男。
対魔組織『ヴァルハラ』に所属する術士。
身長一六九センチメートル、誕生日は十一月十九日。瞳の色は濃いグレー。銀縁の眼鏡を着用、右眼の視力のみが極端に悪い。
基本はインドア派の為、肌の色は白い。激しい運動は得意ではない。華奢な体型。
髪の色はグレー掛かった黒髪、後ろは短いが前髪を真ん中分けにして顎の辺りまで伸ばしている。
よく着るスーツは濃いグレーのシングル、ネクタイは紺や深緑が多い。ベーシックなデザインを好む。昔からの馴染みの店で仕立ててもらっている。
甘い物に目がない。可愛い物や綺麗な物が好き。趣味はお茶を淹れる事で、日本茶でも紅茶でも何でも好き。格闘ゲームが得意。
祖父であるアラタ・アマタは優れた術士であり、鍜治の能力にも長けていた。自分も祖父のようになりたいと思っている。
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■眞柴 空覇<マシバ・カラハ>■
真宮皇道館大學・文学部神道学科の二回生。通生で駅近くのマンションに住んでいる。大型バイクで通学。
身長一九二センチメートル、誕生日は四月十三日。瞳の色は漆黒。
よく日焼けしていて肌の色は浅黒い。骨格が大きめの細マッチョ体型。
髪の色は艶のある黒で、長めの前髪は左分け、後ろは肩より少し下程度の長さ。全体的にはストレートだが、左耳上から伸びた一房だけが強い癖が付いている。
よく着るスーツは光沢のある黒のダブルで三つ揃え、ネクタイはワインやシルバーを好む。身長のせいで海外物やフルオーダーがメイン。
好きな物は辛い食べ物、酒、煙草。趣味は麻雀。特技はベース。
中学の頃にあやかしに家族を殺された為、父の知人だったアガナ・アミダが後見人となりアミダの寺で育った。金剛僧の異名を持つ西日本屈指の能力者であったアミダに才を見出され、厳しい修行を経て、一人であやかし退治を行ってきた。
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【ちょこっと設定解説】
■私立真宮皇道館大學<しんぐうこうどうかんだいがく>■
伊勢にある私立大学。規模は小さいもののその歴史は古く、戦前には官立だったが戦後GHQによって取り潰しとなり、後に私立として再興された経緯を持つ。
神道学科という、神社の神職の免許を取得出来る特別な学科があり、これは東日本の國神院大學と合わせて日本に二カ所しか存在しない。
*登場する学校名・団体名などは架空のものです。
■皇紀・皇国■
この世界の日本は国独自の暦として皇紀<コウキ>を採用している。皇紀は西暦に六六〇を加えた年数となり、この物語では皇紀二六六七年(西暦二〇〇七年)が舞台となっている。
またこの世界の日本は正式名称を日本皇国<ニホンコウコク>という。通常の略称は日本であるが、年齢の高い者や愛国的な思想を持つ者は「皇国」と呼ぶ場合がある。
*この物語はフィクションです。
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