閉会式

ネタバレなしめでご紹介(というか再感想)

 企画開催からずいぶん経ってしまいました。遅くなってしまい、申し訳ありません。改めましてご参加ありがとうございました。

 オリジナル参加賞と、それに関する紹介(的な感想)を書かせていただき、今回の企画を終了とさせていただきます。是非、あなたのお気に入りの和田島さんを見つけてください。

 本当に、素敵な和田島さんたちをありがとうございました。


 尾八原ジュージ 様

『女ふたりぼっち心中恋歌』https://kakuyomu.jp/works/16817330656977196459

 ☆《血の気のない顔が鮮やかに浮かぶで賞》

 なかなか勝手で酷いキャラなのに、妙にイキイキしている女の子ふたり。とても魅力的なキャラクター描写で、山場の絶望に満ちた彼女の顔が鮮やかに目に浮かびました。

 尾八原さんと和田島さんの関係性を、尾八原さん作品の世界に押し込めたような雰囲気もあり、お二人自身のことや作品を知っているとより美味しいです。


 惟風 様

『情熱を受け止めてくれる唯一の』https://kakuyomu.jp/works/16817330656983293491

 ☆《ただそれこそが和田島さんで賞》

 和田島さん成分、もといワダジマニウム密度のコントロールが抜群な作品。

 惟風さんらしい作風なのに、たしかに和田島さんを感じます。この作品は『和田島さん小説です!』以外の情報は出さずに紹介したいのですが、強いていうなら、夏の夜、居間の机で転がる藍色のビー玉みたいな感じがします。冷房・暖房の効いた部屋にも似ていると思いました。


 るつぺる 様

『ザ・地味・変テコリックス・エクスペリエンス』

 https://kakuyomu.jp/works/16817330657076808126

 ☆《やっぱり素敵でしょう?和田島さんは素敵で賞!》

 お話としても楽しいのですが、ペゐさんのお人柄を知ってるからこそ、なおさら最高な作品でした。何がいいって、ペゐさんも和田島さんのことが大好きなんですよね。以前、それを尋ねたときはやんわり否定された気がしていたのですが、この作品には愛が詰まってました。これで和田島さんのことを大好きじゃないことなんて、あり得ないです。たぶん、ツンデレなんだと思います。ツンデレペゐさん。……あれ?和田島さんの魅力を描くと見せかけて、ペゐさんの魅力がこぼれ出してしまうの、ズルじゃありません。策士めぇー!


 狂フラフープ 様

 ハッピーだーりんウォッチング・わくわくタコ・ジャーニーhttps://kakuyomu.jp/works/16817330656801928084

 ☆《和田島さんの素敵さを広めるで賞》

 和田島さんを知らない人にこの企画の参加作を薦めるなら、私はまずこの作品をオススメすると思います。この視点にしたことで、こんな妙な企画テーマにもかかわらず、すごくとっつきやすくまとめられていると感じました。しかも、和田島さんを知っている場合も、ワクワクして楽しい。つまり、和田島さんを知らない人は、知る前と知った後で、2度美味しいわけです。お得!


 志々見 九愛(ここあ) 様

『爆葬 -Detoxification-』

 https://kakuyomu.jp/works/16817330657370310855

 ☆《まだ見ぬ和田島さんへの扉を開きま賞》

 実は、私の新しい扉を開いてくれた作品です。読み終えたあと、数日、和田島さんについて深く考えていました。しばらく、仕事が手につきませんでした。

 とはいえ、書かれた御本人はきっとそういうおつもりはなかっただろうと思います。ただ、私が勝手に衝撃を受けてしまいました。12作の中で一番衝撃を受けた作品でした。世界が広がりました。ご参加いただけてよかったです。


 野村ロマネス子 様

『花も恥じらう和田島さんは妖精のように軽々と舞う。』https://kakuyomu.jp/works/16817330657013306361

 ☆《あなたの隣にも和田島さんはいるで賞》

 夜の住宅街が舞台なところが素敵でした。日常の隣の非日常のお話だと感じました。

 そういうテーマの作品は『夕暮れ』に描かれることが多いように思います。ただこの作品は夜。夜の住宅街です。それにより、人間の営みの気配、日常をより強く私は感じました。そして、そんな夜を舞う和田島さん。非日常ではありますが、異物ではない。手の届く場所にある暗闇のような日常のすぐそばの非日常。それが日常に交わることで、毎日が少しずつ楽しく幸せになっていくのだろうと思います。



 逢坂 新 様

『弔辞』

 https://kakuyomu.jp/works/16817330657404141273

 ☆《思い出の切り絵細工みたいで賞》

 和田島さんを作品に落とし込むというよりは、一緒に過ごされた楽しい日々を刻んで描いた切り絵細工のような作品だと感じました。作品の隅々に和田島さんとの友情がこもってます。ずるい。

 ずーっと仲良くされているということ自体、血涙ものの妬ましさがありますが、単純にこんなに仲良しの友人がいることが羨ましいです。願わくば、この関係が長く続きますことを。


 押田桧凪 様

 ヴァージン・テイストhttps://kakuyomu.jp/works/16817330655700141498

 ☆《It's和田島さん'sshowtime

 これも和田島さんの新たな可能性を感じさせる作品でした。作中の和田島さん要素は、和田島さん作品から抽出されたものを作品の中に新たなキャラクターとして、生み出されたという印象で、『こういう和田島さんもいるのか』と感じました。

 作品の主軸とはズレた感想になるのですが、不特定多数から見られる仕事をしている存在として描かれることで、和田島さんの見え方


 姫路 りしゅう 様

『オフ会のオフはテイクオフのオフじゃないのに君は服をテイクオフ』

 https://kakuyomu.jp/works/16817330659582295688

 ☆《それはズルで賞?〜ねぇ。嘘って言ってよ、バニー〜》

 読み終えてニコニコしました。そして、ふと気づいて叫びました。この作品で、そうだなんて思わないでしょ。それはズルでしょ?和田島さんのことが大好きな私にそれをやるのはズル!ズルです!……というか、嘘だと言って!お願い、バニー。嘘だと言ってよ。



 佐藤ぶそあ 様

『どんな姿でもきっと』

 https://kakuyomu.jp/works/16817330659543930643

 ☆《あのまだ青い世界を和田島さんと過ごしま賞♪》

 たぶん、和田島さんはこういう一面あると思います。きっと。ただ優しいというのではなく。ふわっとマイペースゆえの穏やかさ。

 教室というのもいいですよね。閉じたひとつの空間であり、彼らを取り囲む世界そのものでもある。懐かしさや羨ましさや幸せが湧き出してきます。素敵なひとときでした。


 姫路 りしゅう 様

『オフ会のオフはテイクオフのオフじゃないのに君は服をテイクオフ』

 https://kakuyomu.jp/works/16817330659582295688

 ☆《それはズルで賞?〜ねぇ。嘘って言ってよ、バニー〜》

 読み終えてニコニコしました。語り手的にいろんな読み方ができるお話ですよね。

 そして、ふとあることに気づいて叫びました。

 嘘でしょ、お姫?この作品で、“そう”だなんて思わないでしょ。それはズルでしょ?TLタイムラインでもいくつか見たジャンルですし、お姫の企画もそういうの多いですけど……。和田島さんのことが大好きな私にこれをやるのはズル!私抜きでやるのはズルです!ズルだ!ズルぅ!あぁ、うわぁあぁぁぁあぁ……。fictionだと言って!お願い、バニー。嘘だと言ってよ。


 妹 様

『継ぐもの』https://kakuyomu.jp/works/16817330657546712114

 ☆《和田島さんなら誰の人生をも変えま賞》

 幼い頃から付き合いのあるお姉さんというのは、特別な存在だと思います。別にお姉さんではなく、お兄さんでもよいのですけど。家族とも友だちとも違う、年長者の知り合い。

 ある意味、ヒーローだとも思います。華やかでなくても、本人にその気がなくても。ちょっとした言動がその先の人生にずっと影響を与える。和田島さんはそういう人だと私も思います。


 宮塚恵一 様

『エロス・マルチヴァース・ワンダラー』

 https://kakuyomu.jp/works/16817330657088886688

 ☆《緻密な世界に無限の和田島さんショー

 すべての事象は世界の中に存在する故に、その影響を多大に受けます。逆に、世界もそこに存在する事象によって、成り立っているわけで、お互いに影響し合う関係なわけです。

 つまり、存在するものが異なれば、世界は変わります。和田島さんも例外ではなく、世界が和田島さんを和田島さんとし、また、和田島さん自身も世界を作っていくわけです。要は、和田島さんも世界もサイコー♪

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【和田島イサキさん小説大会 感想置き場】 おくとりょう @n8osoeuta

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