　・作品：エロス・マルチヴァース・ワンダラー

https://kakuyomu.jp/works/16817330657088886688

　・作者：宮塚恵一様

　SFの名手、宮塚さんの和田島さん小説だー！ご参加ありがとうございます。

　平行世界を渡って、いろんな和田島さんに出会い、世界を救う物語です。

　これを読んだとき、映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』を観た記憶がまだ新しかったので、おお！となりました。宮塚さんもこういうSFお好きなのかー！そういえば、アメコミやヒーローモノもパラレルネタは結構よくありますよね。

　（※『ｴﾌﾞｴﾌﾞ』をご存知でない方もいらっしゃるかもなので、話末にｱﾏﾌﾟﾗのﾘﾝｸも貼ります。）

　単純に『多様な和田島さん』というわけではなく、世界と和田島さんの設定が凝っているのが、めちゃくちゃ好みでした。ちなみに、最推しは棉井紗希ちゃんです！博士の言う、「ズレてる」も私にとっては変というより、“気になる”ポイントであり、彼女らしいなぁと思います。

　毎回ある『和田島博士コーナー』もシリーズアニメの雰囲気を感じて好き。エンディングあとのCパート！ここで、世界設定を細かく説明するの流石ですよね。この短い短編で収めるにしては、凝りすぎて惜しいほどの世界。ですが、このコーナーのおかげでちゃんと堪能できる。前に書いた紗希ちゃんも、このコーナーを見て考えを深め、より魅力を味わえたので、ありがたかったです。

　それから、都月遼くん。たぶん、これ私ですよね？めちゃくちゃ良い名前じゃないですか！

　まず、『月』が入ってるのが好きです。お月さまが好きなので。あと、私は京都出身なんですよ。……『都』って入ってるじゃーん？それから、『トツキ』っていう音。10月を連想しません？10月は英語でOctober。オクトーバー！私じゃん！おくとの月じゃん！

　そして、何より『遼』。おくとりょうと同じ音の名前。というだけでなく、この字って『遠く』って意味があります。『とおく』！『おくと』のアナグラムでは？！？！？！一文字で『おくとりょう』の意味あるじゃん！

　でも、やっぱり『都月』って苗字がちゃんとあるのが、私的にはとても好みです♪だって、苗字で『おくと』を連想するからこそ、『遼』が生きてくるわけでして……！

　と、和田島さんが関係ないところでも、とても楽しく読ませていただきました♪ありがとうございました。

　以前から思ってましたけど、やっぱり宮塚さんはこういう凝った設定が上手い……。『棉井紗希』の『ワタ』も『綿』ではなく『棉』なのがいいですよね。

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　（※映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』ｱﾏﾌﾟﾗURL）

　https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A8%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%82%B9%EF%BC%88%E5%AD%97%E5%B9%95%EF%BC%8F%E5%90%B9%E6%9B%BF%EF%BC%89-%E3%83%9F%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%A8%E3%83%BC/dp/B0B8PL682M