妄想垂れ流しても引かれないって控えめに言ってサイコー

 今どきはどんな職業であっても特技一つで食べていくのは難しい世の中。あぁ、世知辛い。

 お笑い芸人だろうと俳優だろうとスポーツ選手(の場合は引退後に必要だったりする)だろうと、歌手……はどうなんだろ?

 例えば芸人を例にあげるとするなら『お笑い』以外に、料理が出来る、絵がうまい、歌がうまい、他の分野に造詣がある、笑い以外のマニアックな特技がある――などなど。


 作家も同じ。

 小説が好きでたくさん読んできて、だいたいの話の作り方や雰囲気がわかってる――だけでは底から這いあがれない。

 知識がいるのである。

 料理の知識、経営の知識、歴史の知識、軍事の知識――挙げればきりがない。

 小説が書けるという主武器メインウェポンだけでなく他分野の知識という特殊武器サブウェポンも使いこなせなくては、出版業界に生き残っていけないのだ――と、思う。たぶん。


 私には知識がない。特殊武器サブウェポンを持っていないのである。まぁ、主武器メインウェポンも自己流なので心もとないっちゃ心もとないんだけれども。

 だからって諦めるつもりはありません!

 とはいえ、がっつり勉強するつもりもありません!


 わからないことは妄想力そうぞうりょくでカバーします。

 不思議な世界ファンタジーで乗り切ります。

 あ、でも、特殊武器サブウェポンは持っていないけど、ブーツ底の隠しナイフくらいは持ってるかなぁ、と自負しております。

 私、振り仮名ルビが好きなんですよね。あと中二病的な言い回し。

 特殊な読ませ方とか単語考えるのめっちゃ楽しいし、呪文詠唱とか思いついたらゾクゾクする。

 街中で


 漆黒の闇に揺蕩たゆたいし昏き怨念モノ

 我が呪詛こえを訊け


 なんて叫んだら小さな子供を持つお母さま方に「あっち見ちゃいけませんッ」とか言われるに決まってるけど、カクヨムに書いて投稿する分には問題なんて微塵もない! ……よね? 引かれない……よね?


 小説の世界にも当然、流行り廃りがあって自分の好みの作風がウケないとかあるのは当然だし、だからといって読まれないのは悲しいことだけど。

 だけど逆に言えば、一人で悦に入って「えへへへ」とニヤけるようなことでも、誰かが受け入れてくれる懐の深さがカクヨムにはあると思っています。


※ カクヨム利用規約の遵守はお願いちまつ!。何書いてもいいって訳じゃないのでつッ!!。



「プログラムの知識ええなぁ。魔法とか魔術の術式と相性抜群やもんなぁ。うらやましい」




――続――












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