補足②信仰反映世界とエルードについて
■とても古い手記:信仰反映世界について
(とても古い時代、古代に書かれたと思われる手記)
この世界は信心を力と成している。
名付けるとすれば「信仰反映世界」とでも言うべきか。
その信仰の殆どを独占している状態がフレイヤ一強の状態を作っている。
「神盟授奇跡文」に記載されている「悪神」というのはあくまでいずれそのような存在が現れた場合に、それらを信仰してはいけない、という予防策のようである。
恐ろしいのはこの世界において■■が一度しか起きてないことである。
それにフレイヤ一強を崩す手段は(この先は掠れていて読めない)
(別の古代の手記の走り書き)
畜生、そう来るか!! あの腐れ■■■野郎が!
そんなの反則だろうがよ!
■レポート:エルードについて
①エルードは長身、人離れした美貌、尖った耳、長命の特徴を持った種族である。
②エルードとは地域による氏族にそれぞれ分かれている。それらは元々、同じ民であったとも、別々の種族がその地域に根付いたとも言われている。
③エルードの肌の色は地域によって異なる。砂漠地域であれば白髪に褐色の肌、氷河地域であれば銀髪に青白の肌、火山地域であれば金髪に赤みを帯びた肌、高山地域であれば黒髪に白色の肌らしい(有名なのはこの四地域である。他の地域にも種別があるかは不明)。
④エルードの主な食べ物は――(以下略)、砂漠地域であれば砂漠地域に根づく生物や植物を食物としている……と言われている(交流が少ない為に真偽不明)。基本的に雑食である。禁忌とされている食■や同族喰らいはしてないと思われる。
⑤エルードは一説によると、かつて別世界――魔道研究家が言うには別次元らしい――で「リュウ」と呼ばれていた者達がこの世界にやってきたと言われている。本気を出せば彼らは別の姿になる逸話が残っている(しかし、それらは口伝のみで文献には殆ど残ってない)
⑥<危険!> 氏族らの殆どは「豪族」と言って言いほどの地域的支配権を持っている。
⑦<弱点?> エルードの身体の構造は我々人間に近い部分がある。それゆえ、過去の文献によれば窒息で死にうる可能性は十分にある話は眉唾ながらも存在する。
⑧<危険!>エルードの支配地域において必ず「聖域」なる場所が存在する。大抵、昔から存在する「祠」であったりする。それらに侵入することをしてはいけない。
⑨<疑問点>エルードは義理堅い所があるらしい。特に「命」や「聖域」の危機を救うことに関しては深い感謝の念を表すとか。
⑩――――
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(走り書き)エルードの知名度は高い。大人になり、酒場に行けば、吟遊詩人がエルードに関する伝説を弾き語り、その美しさを褒め称える話はいくらでもあるからだ。
また、子供を怖がらせる怪談において「悪神に唆された怖いエルード」が悪い子を攫うようなエピソードも地域によってあり、バリエーションは豊富である。
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