第2話


 シンも早いもので九歳になりもう学ぶ物が少なくなってきた後は剣術に耐えられる肉体改造をすることが当面の目標だ、まだ見ぬ両親はおいておいて、ここ貴族街の端にある居住区、貴族に転生したと分かったのが去年の出来事。貴族街を走って朝の日課は終わり家に帰ると家令のセバスが家の前で待ち構えていた。


 ドナドナされ馬車で行っては行けない貴族街中央区に連れてこられた敷地は三倍はある、そこの家に入るとうちの倍はメイド達がいたシン様お帰りなさいませと乱れの無い礼に驚いた、うちはフレンドリーだから見る機会もないそんな事どうでもいいドナドナは続き執務室に連れてこられた、ノックをし部屋の中から入れと言う声が聞こえた。

中に入ると知らない親父が居座っていて子供も二人立っていた、わしはオールド・フォン・ダーウィン伯爵だ横にいるのが我が子イザークとシオンだ。

お前は私の子供でありダーウィンと言う名前を名乗る事を考えて使え、今日はこの二人に訓練をして欲しい木剣で勝負だ身体強化は使用していいが他の魔法はダメだ勝てたら褒美をやる。

練習場について柔軟をしているとやっと来たがフルメイルを着込んできたまずは長男のイザークが重い鎧の為うまく足取りが悪く自重で倒れ気絶次は長女のシオンは軽装でレイピアを持ってきたがレイピアを弾き首に木剣を添えて終わり弱いの一言であった。


 褒美はあの屋敷をくれ後はここの家と無関係にしたい、最初で最後の父との出会いと別れであった。


 屋敷に戻ると関係者をバインドで簀巻きにして1日放置約1/3は伯爵と情報交換をしていたようだ。


 一月に三度はやってくるイザークとシオンだメンドイが相手をしてやるやっつけられても毎回来るこの二人はいつしか立っている時間が長くなっていた。


 シンは九歳で冒険者ギルドに登録しGランクからスタートだと分かった仮登録である、まずはどぶさらいを一キロmすることになったが浄化魔法でも良いのかやってみた魔力は相当あるので剣を持ち浄化魔法をしながら歩いていたらドブネズミが浮いているので解体し魔石だけ取り一キロmすると結構な量が取れたたった1日でFランクに上がる事が出来たお代は銅貨三枚三百ゴールドを始めて得た、そのうちイザークとシオンも参加する事になった。


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