第14話 風俗店 ラバープレイ専門店前戯編


アオイさんの家でヒトイヌプレイをしてから程なくして、七海が実家に帰ると言うので、思ったよりも早くアオイさんの店へ遊びに行けるチャンスがやって来た。


アオイさんにスケジュールを確認してから店へと向かう。

自分のラバースーツをオーダーはしたが、時間がかかるらしく今だに連絡はない。


今日も店のラバースーツだが、アオイさんとのラバープレイを存分に楽しむことにした。


アオイさんを指名し、ラバースーツは2人とも黒色でお願いした。

個室に通されて待っていると、部屋をノックする音に返事を返す。

そこには既に黒いラバースーツにラバーのタイトなワンピースを着たアオイさんがカゴを持って立っていた。

「お待たせしました、失礼します」

お店のマニュアル通りの挨拶をして、部屋に入って来るアオイさん。

ラバーワンピースのスカート丈は膝まであり、ピンと張られたスカートの光沢が眩しくセクシーに感じる。「ラバー拘束のコースですね、ハードとソフトが有りますが、どちらになさいますか?」

アオイさんはいつもよ笑顔でそう聞いてきた。

「どちらが、お勧めですか?」

俺はわざと質問に質問で返してみた。

「そうですね、今日は久しぶりですがハードにしましょうか」

そう言うと、アオイさんは個室のドアを施錠した。

「お客様、本番行為はなしになっていますが我慢できますか?」

俺は首を横に振る。

「仕方ないですね、特別ですよ」

「その前に前戯は如何ですか?」

「えっ、それってどんなのですか?」

「じゃあ、やって見ましょう、裸でコレを履いてベッドに座って下さい」

そう言って渡されたのは、半透明のラバーパンツ。

透けているのでとても恥ずかしい。

おまけに股間のところにラバーがだらしなく垂れ下がっている。


「準備しますので、お待ち下さい」

アオイさんはそう言うと、胸元に垂れ下がったマスクを被らずに、持ってきたカゴからラバーマスクを取り出して被る。

そのラバーマスクは口だけが赤いコンドームのようになっていた。

それを口の中へ押し込むと、胸元に垂れたマスクも被る。

このマスクは以前の肌色のラバーマスクと同じでアオイさんの口元だけ露出するようになっている。

しかし、今回は色っぽいアオイさんの唇ではなく、卑猥な赤いコンドームの口が露わになっている。


「こちらでよろしいですか?」

くぐもった声で尋ねてくるアオイさん。

「まだ、何かあるんですか?」

そう聞くと、アオイさんはさらにカゴから肌色のものを取り出した。

それは肌色のマスク。

そして、そのマスクの前面は女性器を再現した作りになっていた。

「これも被るんですが」

「それでお願いできますか?」


そう言うとアオイさんは頷いてさらにマスクを被る。

これで、計3枚のマスクを被った事になる。


「じゃあ、失礼します」

そう言うと俺が履いた半透明のラバーパンツの前に垂れ下がったラバーへと頭を入れ始めた。

アオイさんの頭がしっかりと垂れ下がったラバーに収まると俺の股間とアオイさんが被った卑猥なマスクが密着する形となった。


顔が女性器のようになったアオイさんを見ていて、妙な興奮に襲われて勃起し始めていた俺のペニスをアオイさんが卑猥なマスクの割れ目へと押し込んでいく。


中は温かく、すぐにラバーで覆われたアオイさんの口が俺のペニスを咥えた。

もうそれだけで電気が走ったように体がヒクヒクと反応する。

アオイさんのラバーで覆われた口の感触か何とも言えない。

また、半透明のラバーパンツから見えているアオイさんが酷く卑猥でかつ色っぽくも見えた。


これだけでも、もう射精してしまいそうな状態を内股に力を込めて踏ん張る。

そんな俺の踏ん張りをあっさりと打ち崩すべく、アオイさんが俺のペニスを口で扱き始める。

俺からは見えないがアオイさんの柔らかい唇が、裏筋を刺激しなから奥まで入っていくたびに俺は体をプルプルと震えさせながらも耐えた。

だが、それも3回目のゆっくりとしたストロークで入っていった際耐えきれなくなり、アオイさんの頭を押さえて派手に射精し、アオイさんの喉を突くように何度も腰を振った。


アオイさんはラバーパンツの中で俺のペニスを咥えて、裏筋をラバー越しに刺激する。

また、それが堪らない俺はピクピクと痙攣するように体を震わせ、ごく少量であるがまた射精した。


その後もラバーパンツから頭を出す事なく、アオイさんは愛おしそうに俺のペニスを咥えて扱いてを繰り返した。

ようやく、アオイさんがラバーパンツから頭を出した時は10分ほどが経過していた。

実際、俺にはもっと長い時間に感じられたのだが。

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