第13話 風俗店 ヒトイヌアオイのコスプレ編

美しく黒光りしていたヒトイヌからバイブの線が垂れている姿は少し興醒めしてしまうと思った俺はアオイさんがマスクを取り出したカバンの中を物色する事にした。


カバンの中にはアオイさんのラバーグッズが詰め込まれていた。

それを引っ張り出してみると俺の興味をそそるものがいくつか出てきた。

その内の一つがラバー製のセーラー服が入っていた。


まだ、快楽の絶頂に達して呼吸が整わないヒトイヌにセーラー服を着せてみる。

ヒトイヌは嫌がる事なく、俺に協力しながらセーラー服を着せられる。

俺はヒトイヌの頭を優しく撫でて、抱きしめた。

ヒトイヌは喜んでいる様で俺に顔を擦り付けてくる。

セーラー服の袖は長く短い手のヒトイヌに合うように折り込んでいく。


次にスカートを履かせたが、こちらも仰向けで腰を浮かせて着せるのに協力してくれた。

俺の目の前には黒光りするヒトイヌがセーラー服を着て寝っ転がっている。


少し前まで美しい着物姿の大和撫子が今は俺の前で、赤いラバースーツを着てその上から黒光りヒトイヌとなっているというギャップが堪らない。

さらにそんなヒトイヌにラバー製のセーラー服を着せて可愛くしたので萌え感も半端ない。


アオイさんは窮屈なヒトイヌスーツに動きを抑制されながらも、四つん這いで歩いて見せる。

その四つん這いで歩く、『ギチギチ』という音が俺の性欲を掻き立て、自分でも抑え切れなくなった。


セーラー服のスカートで隠れているヒトイヌのお尻を剥き出しにすると、ヒトイヌスーツのクロッチファスナーに手を掛けた。

クロッチファスナーを開いて、だらし無く垂れたバイブの線を引き抜いた。

「ふぅぅぅっ」

アオイさんの可愛い吐息が漏れる。

バイブの代わりに俺のギンギンに勃起したペニスをヒトイヌに差し込んでいく。


ヒトイヌは俺のペニスを嫌がる事なく受け入れ、短い手を床に広げるようにしてお尻を突き上げる。

そして俺は激しく腰を振り、俺もヒトイヌも快楽の絶頂に達して果てた。

事が済んだ後、俺はヒトイヌの横に並ぶように横たわるとヒトイヌは俺の方へ体を向けた。

俺はヒトイヌを抱きしめると、ラバーマスクに覆われている唇にキスをした。

ヒトイヌは短い手足で俺に抱きつこうとしてくるので、俺はそれに応えるようにアオイさんをギュッと抱きしめた。


しばらくしたのち、アオイさんをヒトイヌから解放した。

赤いラバースーツ姿になりマスクを脱いだアオイさんは汗まみれだが満面の笑みだった。

対照的に浮かない俺の顔を見て、心配するアオイさんが声を掛けてくれた。


「いや、大した事ではないんですが、俺もラバースーツでアオイさんと抱き合いたいと思っただけですよ」

アオイさんは言う。

「また、お店に来て下さい、いっぱい楽しみましょう!」

俺はアオイさんの言葉に笑顔になり、赤いラバースーツのアオイさんを満喫するように抱きしめて、舐め回すように全身を触った。



その日の帰り際にアオイさんと連絡先を交換した。

別れを惜しむアオイさんにまたいつでも遊びに来る事を約束して、アオイさんの部屋を後にした。

そのまま俺はマンションの階段を降りた。


俺がなぜ、同じマンションであるかをアオイさんに言わなかったというと、結婚している事を知られたくなかったから。

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