第12話 風俗店 ヒトイヌアオイ編

黒光りするヒトイヌスーツに折り畳んで拘束したアオイさんの手足を詰め込んでいて分かった事が一つある。


それはこのヒトイヌスーツがかなり小さいということ。

特に腕や足の部分はかなり窮屈でピッタリというよりピチピチである。


それに伴い体部分もピッタリ過ぎで、ヒトイヌスーツの背中のファスナーを閉める時もアオイさんの体を押し込むようにして閉めた。

アオイさんの豊満な胸は押し潰されながらもしっかりとその大きさを主張している。


マスク部分もピッタリで中に3枚もラバーマスクを被っているにも関わらず、アオイさんの顔が浮き出ているようにも見えなくもなかった。


「苦しくないですか?」と尋ねると、かなりくぐもった声で「大丈夫」とだけ返ってきたことから、かなり苦しい事は明白であった。


ヒトイヌとなったアオイさん、赤いラバー姿も素敵だったが、黒光りするラバー姿も素敵だ。


そんなアオイさんを見ていて忘れていた事を思い出した。

それはお股にバイブを差し入れる事。

幸いヒトイヌスーツにはクロッチファスナーがあったので、アオイさんを仰向けにして、そこを開いて水着を掻き分けてバイブを差し入れた。

リモコン部分は外に出して、クロッチファスナーからバイブの線を垂れさせる。


こうなればやる事は一つ。

握られたバイブのリモコンを【ON】にした。

途端に仰向けのヒトイヌは短い手足を天井に向けて体を揺らし始めた。

強さは【弱】、ヒトイヌは振動を楽しむように体を揺らしている。


それを見ていて俺の悪戯心に火が付く。

いきなり【強】に変えて様子を伺う。

ヒトイヌは大きな喘ぎ声を上げて激しく体を揺すり始めた。

それでもなんとかしようと短い手で股を押さえようとするが届くはずもなく、ならばと短い足でバイブを挟み込んで振動を押さえようとしたのだろう。


しかし、それが裏目に出た。

自分の快楽の絶頂を早めるだけどなり腹筋をするように体を丸める。

「ダメっ、ダメっ、逝っちゃうぅぅ」

ヒトイヌはビクンと大きく震えた後、プルプルしながら大の字で仰向けになり力なく横たわった。

だが、時折痙攣するようにピクン、ピクンと震えているのを見て俺はバイブを【OFF】にした。


「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ」

くぐもったアオイさんの呼吸音が部屋に響く。

そんなアオイさんに覆い被さり、俺はギュッと抱きしめた。

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