第15話 新しい親衛隊

 国王秘書としても,この式典は,大成功だったと感じた。メリー女帝としての初仕事は,大変よくできた内容だ。問題は,1週間後に控える合同慰霊祭の式典だ。場所が,第一王子の生まれ故郷に建設している。


 その場所に建設中の転移ゲートは,まだ完成しておらず,完成したとしても,試運転などでさらに時間がかかる。そのため,馬車で行くことになる。2泊3日の行程だ。


 道中,どのように安全を確保すべきかというよりも,どの部隊にメリー女帝の護衛任務を担当してもらうかだ。もちろん,第一王子の生き残りの騎士団は少々問題がある。前国王の護衛隊に任すのが筋だが,どうしても不安が残る。


 そんな不安を抱えた国王秘書は,宣誓式の翌日,早速,前国王の護衛隊長と相談した。


 国王秘書「合同慰霊祭の件だけど,メリー女帝の護衛は,誰にお願いすればいいかしら?」

 護衛隊長「普通に考えれば,私が指揮を執ることになるのでしょう。あまり深く考えずに,私に命じてください」

 国王秘書「そうね。あまり悩まないで,あなたにお願いすればいいのかもね。でも,なんだか不安なの」

 護衛隊長「私や部下達は,メリー女帝に対して宣誓契約しています。決して謀反を起こすことはないです」

 国王秘書「そうなんだけどね,,,,わかったわ。他に適任者もいないことだし,合同慰霊祭の護衛対策案を明日提出してください。メリー女帝の了解をとります」

 護衛隊長「了解しました。任せてください」


 その翌日,護衛対策案を入手した国王秘書は,メリー女帝の執務室を訪れた。メリー女帝は,まだ仕事らしい仕事はなく,マリアと一緒におしゃべりをしていた。そして,ソファには,ゴルージオ,アイラとリブレがのんびりと3人でトランプゲームをしていた。床には,積み木が転がっていて,メリー女帝の赤ちゃんが放置されて,一人で遊んでいた。まったく国王の執務室とはほど遠い感じだ。


 国王秘書「メリー女王,あの,ここは国王執務室ですよ。いくら仕事がないとはいえ,せめて,赤ちゃんは保育室に預ってもらうとかしていただけますか?」


 メリー女帝「その子は,わたしの子供なんですよ。女帝の子供なんですよ。保育室の保母さんが変なことをしたら,誰が責任とれるのですか?」


 この部屋には,マリアやゴルージオ,アイラ,リブレがいる。確かに彼らの戦闘力を考えれば,子供がここにいるのが一番安全なのかもしれない。


 国王秘書「まあいいわ。メリー女帝,合同慰霊祭の警備について,この内容でよいか確認ください」


 国王秘書は,衛兵隊長から入手した警護対策書を国王の執務用机の上に広げた。


 メリー女帝は,それを見ることもなく,国王秘書に言った。


 メリー女帝「ああ,それ?見なくていいわ。襲われたら襲われたで,その時対応すればいいでしょう。国王秘書に一任するわ」


 メリー女帝がまったく仕事がないのも,このような調子だからだ。メリー女帝に決済を求めても,国王秘書に一任されてしまう。まあ,これまでもそうだったけど,,,,


 国王秘書は溜息をついた。そして,一言,いやみを言った。


 国王秘書「メリー女帝は,いいですね。毎日,何もすることなく,遊んでばかりで」

 メリー女帝「そうよ。そのために国王になったのよ。あ,そうそう,トレニアさん。新しく,わたしの親衛隊を創りたいのだけど,12歳から14歳までの,超美人を40名ほど選んでちょうだい」

 国王秘書「え?40人もですか?」

 メリー女帝「そうよ。それでも足りないくらいだわ。でも,40名ぴったりね。よろしくーー」

 国王秘書「でも,そんな若い年齢では,まったく戦力になりませんよ。魔法力だって,中級レベル,よくても上級レベルという感じですし」

 メリー女帝「大丈夫よ。2日後に40名をこの部屋に連れてきてね。お願いしますーー」


 国王秘書は,いったいメリー女帝が何を考えているのかわからなかった。


 国王秘書「わかりました。魔法士剣士訓練学校にお願いすればすぐにでも集まるでしょう。上位40名を選定します」

 メリー女王「魔法力も大事だけど,美人度も大事よ」

 国王秘書「美人の好みは人それぞれです。それなら,いまからでも,一緒に魔法士剣士訓練学校に行かれてはどうですか?ご自身で40名を選定したほうがいいと思いますけど」

 メリー女王「私は,国王よ。そんなことはしなくていいのよ」


 メリー女帝はそう言って,ソファーでトランプゲームに興じている連中をみた。そして,白羽の矢をゴルージオに当てた。


 メリー女帝「ゴルージオ,この任務,あなたにするわ。あなたが美人だと思う女性魔法士40名を選んできてちょうだい」


 ゴルージオは,メリー女帝の護衛をするのが任務だ。なんで美女の選定をしなくてはならないのか??でも,命じられた以上,素直に従うことにした。


 ゴルージオ「仰せのままに」


 この返事に,アイラが文句を言った。


 アイラ「このゲーム,いいところなのよ。手が離せないのよ。今,ゴルージオが抜けるのはダメよ。あと,30分待ってくれる?」


 その返事に,マリアが見るに見かねて言った。


 マリア「はいはい,わたしがゴルージオの代わりにゲームをしてあげるわ」


 ゴルージオは,せっかくいい手が来たのに,その手札をマリアに譲るのはちょっと残念だった。でも,仕方がなかった。


 ゴルージオ「マリア様,これが私のトランプカードです。これが,こうして,ああしてなにすれば,必勝間違いなしです」


 ゴルージオの説明を受けたマリアは軽く頷いた。マリアは,ゴルージオの代わりにトランプゲームを継続した。


 国王秘書にとっても,この緊張感のない雰囲気は嫌いではない。でも,あまりに緊張感がないのも困りものだと感じた。しかし,きちんと宣誓式をこなしたことでもあるし,これ以上,小言を言うのは止めることにした。


 国王秘書は,ゴルージオを連れて,転移ゲートから魔法士剣士訓練学校に転移した。


 

 ー 獣人国の魔法士剣士訓練学校 ー

 獣人国にとって,この訓練学校は富国強兵の要だ。魔法国のシステムを取り入れている。入学する最低年齢は7歳からだ。この訓練学校は,全国に5ヵ所あり,第1,第2,と順番がつけれて,第5まである。入学試験の成績順に第1から振る分けられる。いずれの訓練学校も,各学年の定員は100名だ。


 国王秘書はゴルージオを連れて,第1訓練学校に行けばよかった。国王秘書が来たということで,この訓練学校の校長が応対した。


 校長「これはこれは,トレニア様。先日の式典の取り仕切りはお見事でした。見事に,メリー様を女帝として皆さまに承服させることができたと思っております」

 国王秘書「お世辞でも,そう言ってもらえると嬉しいわ。ところで,今日はちょっとお願いがあるのですけど」

 校長「何なりとご用命ください」

 国王秘書「こちらは,メリー女帝の護衛を担当するゴルージオさんです」 

 ゴルージオ「ゴルージオです。よろしくお願いします」

 校長「ゴルージオさんですね?よく存じております。わたくし,第1訓練学校の校長,バルバ-レです。こちらこそ,よろしくお願いします」

 国王秘書「実は,メリー女帝は,新しく親衛隊を創りたいそうです。それも女性限定です,12歳から14歳までで,40名を要望しています。その選定にはゴルージオさんが行います。ご了解,お願いできますか?」


 校長は,ちょっと怪訝な顔をした。まったくもって急な話だからだ。それに年齢的にもとても戦力になるとは思えない。でも,ここで反対したところで意味がないのも知っている。


 校長「なんと40名もですか。それはまた急ですね。40名もの優秀な人材を引き抜かれるのはちょっと厳しいですなあ」

 国王秘書「やはり,そうですよね」


 ゴルージオは『優秀な人材』という言葉にクスッと笑った。第1王子の魔法士団が帆船千雪号の魔法攻撃で全滅させられたのだ。訓練学校のレベルも推して知るべしだ。


 校長はゴルージオの含み笑いが気に食わなかった。彼はゴルージオに少し意地悪をしようと考えた。それに,ゴルージオはさほど強者ではないと思った。強者としての雰囲気をほとんど感じないからだ。それも当然のことだ。ゴルージオの体はゴーレムだ。その事実をこの校長は知らなかった。


 校長「でも,女王の命令とあらば受けざるを得ないでしょう。でも,,,」


 ここで,校長は一息入れてから言葉を続けた。

 

 校長「ゴルージオさんは大事なメリー女帝の護衛をされているのでしょう?ということは,それなりに剣技も魔法も相当なレベルだとお見受けいたします。どうでしょう? 我が校のトップレベルの女生徒に指導模擬戦をしていただくのはどうですか?彼女にとっても,絶好のいい機会になりますし,ゴルージオさんにとってもこの学校の女性徒のレベルも体感でき親衛隊の選定に役立つと思います」


 そう言われてはゴルージオは引き受けないわけにはいかない。国王秘書もそれはいい考えだと思った。


 国王秘書「ゴルージオさん?引き受けてもいいのではないですか?」

 ゴルージオ「そうですね。いい機会ですから,引き受けましょうか。でも,言いにくいのですが,もしかするとレベルが低すぎるのかもしれません。複数人数ならいい試合になるかもしれません」

 校長「いやいや,複数人数とはさすがに無理でしょう。ここの学校には研究科もあります。そこの学生は,学生といっても,すでにSS級魔法士,SS級剣士のレベルを超えるものもおります。実質,下級生を指導していますので」

 ゴルージオ「いえ,ぜんぜんかまいませんよ。この学校のトップの生徒5,6名を一度に集めて,剣技,魔法の即席チームを創っていただければ,対戦してあげましょう。実践形式で結構です。私を殺すつもりで戦っていただいてかまいません」


 この言葉に,校長はこの学校の威厳を侮辱されたと感じた。


 校長「そこまでおっしゃるなら,そうさせていただきます。模擬試合は1時間後でいかがでしょうか?こちらも準備がありますし」

 ゴルージオ「結構です。その間,12歳から14歳までの女性を全員,集めていただけますか?40名を選定したいと思います」

 校長「わかりました。では,40名を選んでください。でも,選ばれた本人がどうしても親衛隊を希望しない場合は,別の者を代わりに選んでください」

 ゴルージオ「それで結構です」


 校長は,同席した自分の秘書に,この学校の魔法士と剣士のトップスリーに模擬試合の準備をするように,かつ,全校生徒に1時間後野外訓練場に集合するように言いつけた。


 国王秘書は,ゴルージオに言った。


 国王秘書「なんか,大げさになりましたね。ゴルージオさん,ほんとうに大丈夫なんですか??」

 ゴルージオ「たかが訓練学校の生徒ですよ。何十人かかって来たって,負ける訳ないじゃないですか。仮にも私は千雪様に忠誠を誓った魔法剣士ですから」


 この魔法剣士とは,魔法もでき剣術もできるという意味だ。


 その話を聞いて,校長はさらにカチンときた。校長は内心,この一見なんら強くもなく見えるゴルージオをギャフンと言わせたかった。


 校長は念話で自分の秘書に追加の指示を出した。


 校長『秘書よ。剣士と魔法士には,各自,最高の武具を装備して,絶対必勝の体勢で臨みなさいと伝えなさい。この学校の名誉がかかっている』

 秘書『了解しました。絶対に恥ずかしい真似はさせません』


 校長としても自負がある。ここの魔法士のトップ3は,すなわち,獣人国のトップ3と言っても過言ではない。トップ3の指導を受けたものが,王宮や各自治区の衛兵隊に採用されている。もし,ここで,小生意気なゴルージオ1人に負けるようなことがあれば,学校だけの名誉では済まない。獣人国の魔法士,剣士のプライドが地に落ちることになる。


 国王秘書も,この学校のトップレベルの実力はよく知っている。それに,この学校でトップの女性魔法士は,召喚魔法まで使える非常にまれな魔法士だ。そう簡単に負けるような生徒ではない。それに,剣士の方も魔法に抵抗力を持つ軽量の鎧を着てくるはずだ。そのため,直接的な魔法攻撃は効果がない。


 いくらゴルージオが強いとは言っても,いったい,どこから,このような自信が来るのかよくわからなかった。国王秘書は,ゴルージオにアドバイスした。


 国王秘書「ゴルージオさん,この学校のトップ3は,つまり,この獣人国のトップ3を意味します。ですから,ゴルージオさんが,仮に勝てると思っても,せめて引き分けくらいにしてもらえると,学校側のプライドも立つのですけど,,,」

 ゴルージオ「そうなんですか?コテンパンにやっつけて,もっと頑張ってもらうように刺激を与えるつもりだっただが?」

 国王秘書「いまさら刺激を与えても無理でしょう。ここは,適当に相手をしてあげる程度で引き下がってもらうと,私としてもありがたいのですが,,,」

 国王秘書「トレニアさんの希望はわかりました。その時の状況で判断しましょう」

 国王秘書「できる範囲で結構ですから,よろしくお願いします」


 そんな会話をしながら,彼女たちは校長の先導のもと,野外訓練場に着いた。



 12歳から14歳までの女性の魔法士と剣士,全員がいち早く野外訓練場に集合した。


 女性魔法士約70名,女性剣士約30名の約100名が集まった。彼女らが集合するときは,すべて成績順に並ぶことになっている。


 ゴルージオは,美人でおとなしそうな女性,という千雪が好きなタイプの女性を選んだ。魔法士28名,剣士12名の40名だ。


 幸いにも,選ばれた女性徒の中で,親衛隊を希望しない者はいなかった。校長は,ゴルージオが何を基準で選定したのかわからなかったので彼に聞いてみた。


 校長「ゴルージオさん,ちょっと聞いてもいいですか?選ばれた彼女たちの選定基準は何でしょうか?」

 ゴルージオ「別に,これと言ってないです。強いて挙げればフィーリングですかね?」


 ゴルージオは,美人度を優先したとは言えなかった。


 ゴルージオは40名もの親衛隊が,今後,どのように処遇されるのかをアイラやリブレから聞いていた。選ばれた女性徒は,アイラやリブレによって,顔面を合体魔法と分離魔法を駆使させられて,超美人に変身されてしまう。もちろん,胸の部分も含めてとなる。そして,千雪が精霊国から帰ってきたら,彼女に捧げされることになる。実は,それが千雪が獣人国を去る前に,メリー女帝と約束した内容だ。


 それまでは,表向きメリー女帝の親衛隊として役割を担ってもらうことになる。かつ,恋愛禁止,処女喪失禁止という厳しい条件がつく。もし,非処女だとバレたら,即刻,親衛隊を追放される。追放されてしまうと,『親衛隊追放』という悪評のレッテルが貼られてしまい,条件のいい再就職は困難になってしまう。


 約束の1時間が経過した。全校生徒がこの野外訓練場に集合した。約600名の大所帯だ,学年ごとに分かれるので,600名といっても,大人数という感じはしない。指導教官は,先輩の生徒が指導する,というスタイルをとっている。そのため,教師はスケジュール管理と,3ヵ月ごとの試験を実施するのが仕事になる。事実,先輩生徒の実力は,S級レベル以上なので,下手な教師よりも優秀だ。


 校長が,全校生徒に,ここに集まってもらった趣旨を説明した。


 校長「皆さん,急なことですが,新国王の側近の方が,新国王の親衛隊の選定のために,この学校に来られました。とても優秀な方です。ゴルージオさんといいます。どうぞ,ゴルージオさん,一言,挨拶をお願いします」


 ゴルージオは人前で挨拶するという機会はまったくなかったので,かなり恥ずかしかった。だが,せざるをえない。皆,小童と思えばいいだけのことだ。


 ゴルージオ「皆さん,こんにちは。新しく国王になったメリー女帝の護衛をしているゴルージオです。いずれ,皆さんは,わたし同様,この獣人国のために働くことになります。わたしたちは,獣人国のために働く仲間同士になります。どうぞ,これらもよろしくお願いします」


 全校生徒から拍手が贈られた。歓迎しますという意味の拍手だ。


 校長「ゴルージオさんのご厚意で,模範試合を引き受けてもらいました。対戦相手は,女性魔法士トップ3と女性剣士トップ3の6名の混合チームです。大変貴重な機会です。皆さん,よく観戦して,今後の訓練に役立ててください」


 オオオオオオーーー


 「えーー?1対6で対戦するんですか?それも,女性の魔法士と剣士のトップ3と??」

 「あのゴルージオって子,ちょっと頭おかしいんじゃない?」

 「ぜったい,おかしい!校長もおかしいよ。よく許したね,こんな試合」

 「女性のトップ3って,男女合わせても,女性が独占しているのよ。実質,この国のトップ3よ。ゴルージオって,どれだけ強いの??」


 このような声が湧きだって収拾がつかなくなった。


 校長「皆さん,静粛にしなさい。皆さんの代表の魔法士と剣士のトップ3が来ました。そろそろ模範試合を始めます」


 女性魔法士のトップ,カルーベラ女史は,召喚魔法まで使える非常にまれな魔法士なのだ。No2は,ベローチェ,SS級魔法士。得意な魔法は風魔法。強大な竜巻を起こせる。No3はミルージェ。やはりSS級魔法士で,氷結魔法が得意だ。


 いずれも女性だ。女性で実践部隊に配属されるのは稀だ。女性の魔法士は,教師か指導者の道が用意されている。大半の女性は結婚して家庭を持ち,自分の子供に魔法を教えることになる。彼女らトップ3も,年齢としては20歳を過ぎて,身分はいまだに生徒だが,実質,指導者としての仕事をしている。いずれは,正式に指導者としての地位が約束されている。


 No.1剣士は,バルミラ。魔法もS級を使う。剣に魔法を付与することで,何倍もの破壊力を産む。No.2剣士は,レダーラ。加速魔法を自分の体に施せる。そのため,最大3倍速で剣を振るえる。無敵といっていい。No.3は,デラーレ。加速魔法を使えるわけではないが,その動きは,高速で,肉眼ではとらえきれないと言われている。


 剣士たちは,魔法攻撃を中和する特殊な魔法攻撃防御結界を構築できる鎧を着ている。その鎧には魔法石を収納する場所があり,そこに十分量の魔法石を収めていた。こうすることで,どのような魔法攻撃も,さらには剣による物理攻撃さえも防御することが可能だ。絶対必勝の鎧と言っていい。


 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る