第2話 アイラとリブレの恋人


 千雪邸に到着したアイラとリブレは,千雪の秘書の香奈子によるアレンジで,千雪組が所有しているマンションをあてがわれた。千雪組のスタッフが住む社宅のようなものだ。まだ,多少,空きがあるので,その1室を使わせてもらうことになった。


 アイラとリブレは,そこで,マリアたちが来るのを待った。


 しばらくして,ドアがノックされた。


 アイラは,慌ててドアを開けた。そこには,1人の中年の女性がいた。自分に対して,防御結界を構築しており,かつ,いつでもマリア得意の瞬間転移魔法を展開できるようにした。


 マリアは,獣人国から逃げるようにして,この月本国に来た。故に,獣人国から来たというアイラたちに対して,最大源の警戒心を持った。


 アイラは,マリアを見て,すぐにマリアが獣人国出身だとわかった。


 アイラ「あなたは,,,フォルナ・カネスさんですか?」


 その言葉に,マリアは,『そうです』と返事した


 アイラは,安堵の顔をして言った。


 アイラ「よかったーー。探しましたよーー!!」


 アイラのその言葉に,マリアはアイラが敵対心のないことを少し理解した。アイラは,マリアに部屋に入るように促した。だが,マリアはそれを拒否した。マリアは,自分に対して敵対行動を起こさないという宣誓契約を求めた。当然のことだ。


 アイラとリブレは,マリアに対して敵対行動を起こさないという宣誓契約を行った。その後,やっとマリアは防御結界を解除した。しかし,それでも,いつでも瞬間転移魔法を発動出来る状態にしておいた。万一のためだ。

  

 アイラとリブレが,自分たちの自己紹介をした。マリアも簡単に自己紹介をして,この月本国では『マリア』という名前で生活していることを伝えた。その後,リブレが現在置かれている獣人国の状況を語った。


 リブレ「マリアさんが獣人国から逃げて,もう12年も経過してしまいました。あの当時の混乱の時代はもう終わりました。マリアさんの夫,つまり元国王も処刑を免れて,まだご存命です。ですから,今マリアさんが獣人国に戻られても,殺されることはありません」


 マリアはリブレの言葉を素直に信じることはしなかった。


 マリア「あなただけの言葉で信じることはできません。あのクーデターで,私を逃がすために何人の親衛隊が死んだことでしょう。先方が許しても私が許しません。いずれ,現国王には罰を受けてもらいます。あなた方は,現国王の部下ですねよね。つまり,わたしとあなた方は,敵同士なのです」


 リブレは,マリアの言葉の意味をよく理解した。マリアにとっては,当然のことだろう。


 リブレ「当時のマリアさんがその精霊の指輪を駆使して,猛然果敢と戦ったことはよく聞かされています。その指輪をしているマリアさんの戦闘力は,SS級を遙かに超える戦闘力を有していたとよく聞かされていました。


 私たちがいくらSS級魔法士だとしても,マリアさんに勝つことはできません。それに,繰り返しますが,私たちは戦いに来たのではないのです。マリアさんを連れて戻り,前国王に再度,新国王として復帰していただいたのです」


 マリアは,リブレがウソをついてると思った。


 マリア「それは,どういうことですか?わざわざクーデターまで引き起こしておきながら,今度は,国王にもどす?そんな虫のいい話がありますか!」


 アイラとリブレは,マリアがこのように反応するのはわかっていた。何も反論できなかった。だから,この仕事は引き受けたくなかった。でも,他に適任者がいなかったのも事実だった。


 アイラとリブレは,すぐには返事できなかった。


 マリア「すいません。ちょっと気持ちが高ぶってしまいました。今日のところは,ここまでにしましょう」

 

 マリアは,この部屋から出ていった。マリアは,まだ,彼女らに対して警戒心を解いていなかった。

 


 ー---

 夜中の2時頃,,,


 千雪の体を支配したリスベルは,アイラたちのいるマンションを訪問した。


 リスベル「ここに引っ越したのね。よかったわね。千雪邸からも近いし,いつでもマリアたちに会えるしね」

 リブレ「住むところを確保できてよかったわ。でもマリアさんを説得できなくて,,,」

 リスベル「では,私に詳しく事情を話してもらえる? 私からマリアさんに伝えてもいいわよ?」


 リブレは,リスベルの言葉を信じて,細かな経緯を説明した。


 12年前,今の国王は,クーデターで政権を取得した。そして,前国王を幽閉し,その妻,マリアを追撃させた。マリアの身辺隊は次々に殺された。追撃隊は50人に及んだ。マリアは,当時S級魔法士だった。しかも5歳と10歳の子供連れだった。マリアに勝目はなかった。


 だが,マリアは,代々伝わる精霊の指輪を国王から預かっていた。この指輪は,人間の複製体を瞬時に創る能力があった。霊体を核にすれば,完全な人間を複製できてしまう。霊体を核にしなければ,ただの肉体を複製できる。肉体といっても,魔力をベースにしているので,外観がそっくりなだけだ。体を傷つけても血もでないし,それに動くこともできない。


 マリアは,自分と2人の子供のコピー体をおとりとして創った。そして,自決したように見せかけた。血は,マリア本人の血を使って,3体のコピー体の首の部分につけた。


 追撃隊は,このコピー体が本物だと疑わなかった。外観がそっくりだからだ。疑う道理はない。彼らは死体を回収して引き返った。その間,マリアと龍子は無事に国境を超えて魔王国へ逃げ込んだ。


 持ち帰ったコピー体は,1日もしないうちに消滅した。死体安置所の管理者は,目の前で消えたと証言した。


 この怪奇現象を説明する唯一の糸口は,マリアが持っていた精霊の指輪だと推論した。


 そこで,前国王に指輪の力の能力を問いただしたところ,人間の肉体を瞬時に生成できるという能力のあることが判明した。


 魔王国に逃げたマリアとその子供の行方はまったくわからなかった。そして,数年が経過した頃に,魔王国でも同じころに尊師という人物が異世界の月本国に行ったという情報が入った。


 尊師は,当時,獣人国の辺境に参戦していたことも判明した。そして,その月本国では,月本語を使用することなどがわかった。


 事態が急展開したのは,今から1年ほど前だ。魔界において国境がどこにあるかも不明な精霊国の使者が獣人国を訪問した。


 その使者は,この獣人国に代々伝わる精霊の指輪である『静寂の指輪』と連絡がとれないので,どうしたのか?と追問された。それに対して,異世界の月本国という国に行ったマリアが持っているだろうと返答せざるを得なかった。


 その使者は激怒した。『こんな大事な指輪を探しもしないとは,なんたる不行き届き者たちだ!』と叱咤した。さらに,彼は,言葉を荒げて厳命した。『歴代の国王に代々貸し与えてきたが,当時の約束をまったく守っていない! 2年間だけ猶予を与える。その時までに指輪の所在が不明な場合,この獣人国を壊滅させる』と豪語して去っていった。


 慌てた現国王は,前国王に,指輪に関するすべての情報を教えてくれと泣きついた。内輪もめしている状況ではなかった。前国王も,現国王に協力することにした。前国王は,伝承されてきた指輪の情報を現国王に伝えた。


 2年間の猶予をもらったが,すでに1年が過ぎてしまった。残り1年しかない。現国王は,なぜ精霊国が2年間という期間にこだわるのか不明だった。でも,それは,前国王の説明で氷解した。


 前国王の説明によれば,今から1年後に精霊国では30年祭が開催される。その30年祭とは,指輪の精霊たちは肉体を持ち精霊国に戻って,そこで交尾,妊娠,子をもうけるという大事な時期だ。それに間に合わせるためだった。


 現国王は,クーデターを起こしたことを反省した。もし,前王妃が指輪と一緒に戻って来たら,王位を前国王に譲ると約束した。その言葉をどこまで信じていいのかわからなかったが,前国王は現国王に積極的に協力することにした。


 魔王国,獣人国,精霊国などを含めた魔界において,月本語を使える人物が7名いた。ピアロビ顧問,その妻の日本人女性,そして,長女のマレーベリ,長男のタリサン,この家に仕える2名のメイド,そして長男タリサンの友人リスベルだ。


 現国王は,根回しをして,このメイドの1人を雇った。そして,若くて優秀なSS級魔法士の姉妹2名に月本国を仕込んで,将来,月本国に派遣して前王妃を探させることにした。


 だが,当時は,まだ月本国にいく方法がわからなかった。半年くらい前に,尊師が,すでに月本国から帰ってきて,すでに2年半になにもなるという情報を得た。


 それから,この尊師とコンタクトをとる方法をいろいろと模索した。2ヵ月ほど前に高純度魔力結晶を日本から持ち込んだというピアロビ顧問の娘(マレーベリ)がいることがわかり,秘密裏にコンタクトをとった。


 そして,高額の値段で高純度魔力結晶を買うことを条件に,尊師を紹介してもらうことにした。


 アイラとリブレは,2週間前に日本に来た。月本国に転送された場所は,千雪が育った家の部屋だ。事前にそのように聞かされていた。そこにしか転移できなかった。


 そこで,1週間ほどそこで暮らした。その部屋に,千雪さんの引っ越し先の住所があった。とりあえず,その近くで,誰かのアパートを占拠しようと考えた。


 いずれ,千雪と知り合いになれば,いろいろと情報が入るかもしれないと考えたからだ。アパートを占拠したあとは,携帯や財布を盗むことに専念した。



 リブレは,このように説明して最後に付け加えた。『まさか,リスベルさんが,妊婦の千雪さんの肉体を占拠していたなんて,びっくりだったわ』と!!


 リスベル「そうでしたか,,,私たちの出会いは偶然ではなかったのですね。千雪には,置手紙で今の内容を伝えておきましょう。千雪からマリアさんに説明してもらういましょう。


 私は,今,千雪とは,会話したくないのです。以前,千雪をしばらく精神支配したのはいいのですが,自分が睡眠をまったく取ることが出来なくなって,ひどい目に会いました。当面は,このように千雪が寝ている間だけ活動しようと考えています」

 リブレ「わかりました。よろしくお願いいたします」


 この件は,ケリがついたので,リスベルは自分の要望を彼女たちに伝えることにした。


 リスベル「では,私のほうから,少々お願いがあるのですが。よろしいでしょうか?」

 リブレ「どうぞ,遠慮なく言ってくだい」

 リスベル「もちろん,タダとはいいません。それなりの報酬を支払います」


 リスベルは,手持ちの鞄から100万円の現金を取り出して,アイラたちに差し出した。


 リスベル「ここに,100万円ほど現金をもってきました。当座の手付金です。自由に使ってください。ほしいものは何でも買ってください。でも,このことは,千雪には内緒ですよ」


 アイラは,100万円を受け取りながら返事した。


 アイラ「それで?わたしたちに何をさせたいのですか?」


 リスベルは,ニタッとわらった。


 リスベル「実は,最近になって,魔法石を探査する魔法石探査魔法陣の解読に成功しました。それで,お2人にそれを使って埋蔵されている魔法石の場所をいろいろと探してほしいのです。上空2000mも上がってその魔法陣を展開すれば,広範囲で探査できると思います。それができれば,その場所に大規模魔力転移魔法陣を構築できます。すると,おとぎの国で有名な空中浮遊する家を継続的に維持できると思っています」

 リブレ「え? 魔法石探査魔法陣?! あの,絶対解読不可能と言われていた超古代文字でかかれた魔法石探査魔法陣ですか?」


 リブレは,魔法陣の造詣に詳しかった。


 リスベル「ふふふ,,,」


 リスベルは不敵に笑った。


 リブレ「リスベルって,もしかして,超古代文字の解読に成功したのですか?もしかして,,,もしかして,,,リスベルって,超,超天才ですか?」


 リスベル「別に天才ではありませんよ。ただ,超古代文字を,誰よりも詳しく知っているだけです。なんせ,過去にさんざん実験して解読してきましたからね,,,別の世界で,,,」


 リスベルは,ゴブリン大陸での一姫や二姫のことを甘酸っぱく思い出した。その回想を終えた後,さらに言葉を続けた。


 リスベル「でも,千雪なら,そんな魔法陣を使わなくても,発見することができました。でも,今は,霊体の損傷があってもうできないでしょうけどね」


 リブレもアイラも,驚きのあまり,溜息をつくくらいしかできなかった。


 魔法石の鉱脈を見つける,,,これは,国の繁栄と滅亡を左右するほどの大事件だ。そんなことを,リスベルや千雪は,いとも簡単にやってのけたのだ。


 リブレ「リスベルも,千雪も,とんでもない化け物だわ」


 やっと,リブレが切り出した言葉は,ありふれた言葉だった。


 リブレ「わかりました。協力しましょう。一年以内に,マリアさんを獣人国に連れ戻せばいいので,時間は充分にありますので」


 リスベルは,ニコニコっとした。


 リスベル「それはよかった」


 リスベルは,早速,魔法石探査魔法陣の設計図を渡して,その概念と起動方法を詳しく説明した。


 アイラとリブレは,優秀なSS級魔法士だ。1回の説明で充分に理解できた。そして,アイラとリブレは,その場で,その魔法陣を起動してみた。


 ボァーー-!


 それは,まだ10分の1くらいの魔力しか流していないので,小さな魔法陣だった。でも,間違いなく,リスベルが解読に成功した魔法石探査魔法陣だった。


 リスベル「すごいですね。1回の説明でもうマスターしたのですか。大したものです」

 アイラ「リスベルさんのほうがすごいですよ。解読不能な超古代文字の魔法陣を解読していまうなんて。世の中,絶対に不公平だわ」


 リスベルは,褒められたせいで,ちょっと有頂天になり,現在解読中の魔法陣についても,ちょっとだけ話すことにした。


 リスベル「そのうち本命の魔法陣を解読したいと思っています。その試作魔法陣の起動も手伝ってもらうと助かります。200回くらい試せば解読できると思います」


 リスベルはいとも簡単に200回くらいと言った。でも,それはとんでもない回数だ。試作するのに2,3日はかかってしまう。つまり,通常なら2,3年は必要な日数だ。しかし,リスベルは,過去の経験から,試作を数時間で行うノウハウを持っていた。


 この辺りの機微については,アイラや,リブレはよくわかっていないので,気安くOKの返事をした。


 アイラ「いいですよ。何回でも。好きなだけ試してください」


 その言葉に,アイラは,本命中の本命の魔法陣について話しはじめた。

 

 リスベル「ありがとうございます。それとは別に,人体に直接作用するような魔法陣も試したいと思っています。つまり,人体実験になります。リスクはもちろんあります。ですが,,,実験にリスクはつきものです」

 

 リスベルは,この言葉に対してどのような反応するかを知りたかった。

 

 アイラとリブレは,お互い,見合った。この人体実験について,どう返事したらいいのか,正直迷った。


 リブレ「あの,,,リスクは,あるのですね?具体的に,どんなリスクですか?」


 リブレは,リスクの内容を知りたかった。


 リスベル「わたしは,千雪の霊体と連結してしまいました。でも,霊体同士が混合するような現象にはなっていません。つまり,分離することは可能だと考えています。それについてはまだ急ぎません。それよりも,わたしは新しい肉体がほしいと思っています。この千雪の複製体を創りたいのです」


 リスベルは,その場に立って,服をすべて抜いていった。


 今の千雪は,両方の乳房で5kgにもなるJカップの巨乳だ。しかも,妊娠7ヶ月だ。母乳はボタボタと常時出てしまう。それだけなら『女性』の体だ。


 しかし,この千雪の体には,変なものがついていた。それは男性自身だ。


 アイラとリブレは,千雪の体についている男性自身を見てびっくりした。


 アイラ「えーー!? うそ!」

 リブレ「何?これーー? これって,ほんとうに生殖能力があるの?」


 アイラとリブレは,千雪の体についている男性自身が単なる飾りだけだと思った。


 リスベル「生殖能力があるのかどうか,試してみればすぐに分かると思うわ」


 リスベルは,ソファーに横になりながら,いつものようにやさしい女性言葉でお願いしてみた。このお願いに,アイラとリブレは,試さずにはいられなかった。特に,アイラはリブレよりも好奇心旺盛だ。


 アイラ「じゃあ,ちょっと触ってみるね」


 アイラは,リスベルの,いや千雪の男性自身をゆっくりと触ってみた。すると,元気のないものが元気よくなっていった。


 アイラとリブレは,獣人族だ。獣人族の男性の逸物は,もともと人間のそれよりも1.5倍くらい大きい。だから,千雪の大きなものも,彼女らにとっては,ごく常識的な大きさだった。


 アイラ「あれ? なんか,反応してきたよ? え?これって,,,」

 リスベル「どうやらそうみたい。そこだけでなく,おっぱいも熱くなって来た」


 千雪のあそこが反応するのと連動するかのように,両方の乳房で5kgにもなるJカップの巨乳から,母乳がドクドクと流れ出してきた。


 アイラ「あれれ?母乳がたくさん湧いて出たわよ。もったいないから飲んじゃうね」


 アイラは,しっかりと千雪のあの部分を触りながら,千雪の右側の乳首を口に咥えた。それを見たリブレも,しょうがないと思って,左側の千雪を口に咥えて母乳を吸っていった。


 アイラとリブレは,母乳を吸っていくと,だんだんと性欲が沸いてきた。


 彼女らは処女だ。自慰はよくする。そのため,こんな状況になってしまうと,彼女らのあの部分がうずいてきた。彼女らは,別に処女を大事にしてきた訳ではない。たまたま機会がなかっただけだ。魔法の修行に集中してきただけだ。それに,自分たちよりも強い男性魔法士が少なかったことや,魅力ある男性がいなかったことも原因だ。


 でも,彼女らにとってリスベルは,魅力ある女性?いや,男性だ。


 アイラは,服を脱いで裸になった。それを見たリブレも,同じように裸になった。


 彼女らは,性欲のままに流されることにした。魅力ある男性?との行為なら,喜んで受け入れる。


 アイラとリブレが全裸になったことで,リスベルは,これから何をすべきがを理解した。


 と言っても,この身重では何をすることもできない。アイラのなすがままにされた。

 

 

・・・


 姉妹で5分ごとにせわしない行為が2時間ほど続いた。


 しばらくしてから,アイラは,千雪の巨乳をまじまじと見て,そして,自分の胸を見た。


 アイラの胸も巨乳には違いないが,両方で2kgほどのGカップだ。かなりの大きさだ。それでも千雪の両方で5kgにもなる巨乳と比べると大きく見劣りがする。


 アイラ「リスベル,その千雪の巨乳は,人工的なものでしょう?どうやって大きくしたの?」

 リスベル「これは,回復魔法の副作用で大きくなるわ。おっぱいを上手にいためつけて,回復魔法をかけるだけよ」


 アイラは,処女をあげた男性の気に入る体になりたかった。


 アイラ「リスベルは,千雪のような巨乳が好きなの?」

 リスベル「もちろん,そうよ。この千雪のおっぱいは,まだまだ小さいわ。千雪のために小さくしてあげたけど,わたしの趣味ではないわ。わたしが好きなのは,片方だけでも10kg,両方で20kgのおっぱいがいいかな?ほんとうは,もっと大きいほうがいいけど,本人にとっては,動くこともしんどくなるから,そこまでが限界だけどね。わたしは,その超乳に挟まれて安眠するのが夢なのよ」

 

 アイラ「リスベル,わたし,あなたのいう超乳になるわ。そしたら,もっとわたしを愛してくれる?」

 リスベル「もちろんだよ。1日何回も愛してあげるわ」


 この言葉に,リブレも反応した。


 リブレ「リスベル,わたしはおっぱいだけでなく,お尻も大きくしてちょうだい。リスベルは,ふわふわした肉感が好きなんでしょう?わたし,あなたの肉布団になるわ!!」

 リスベル「・・・」

 アイラ「・・・」


 その日,リスベルは,アイラとリブレのGカップの胸を,両方で4kgにもなるIカップの胸に変えた。尚,回復魔法は彼女らに任せた。


 この行為は,リスベルにとって勝手知ったる行為だ。かつて千雪にさんざんしてきた行為だ。こうなってくると,リスベルは,霊体を分離させて,自分自身の肉体がますますほしくなってきた。


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