第15話 侵略遊戯アプリの機能とその5
侵略遊戯のアプリには将棋とチェスで遊ぶことができる。
将棋とタイトルがあり、下にオンライン対局と練習対局(コンピューター)の二つ。
チェスも将棋と同じようにチェスとタイトルがあり、タイトルの下にオンラインとコンピューター対戦がある。
コンピューターは1級~20級まである。
初級が20級、最も難しいのが1級となっている。
その二つ以外に参加者というものがある。
侵略遊戯の参加者の数とその名前があり、中学校名が書かれている。その内の黒くなっているのが死亡者の名前であり、名前は白く書かれている。
今まで行った侵略遊戯の内容。
色欲鬼の炎による来襲、怠惰の10:1。暴食の迷路。
嫉妬の投げ競技。
この4つの内容と誰がどこで殺されたかが詳しく書かれてある。
侵略遊戯の今までにやったゲームを遊ぶことができる。
その4つを思い出すためやらない人が多いがその4つをモチーフにしたゲームも存在する。
色欲鬼の鬼ごっこ。怠惰の10:1、暴食の迷路。
嫉妬の投げ競技。
これ以外に自分のスキル(能力)についての説明。
ロケット弾、ロケットランタゃーを模した飛び道具。
刀、柔悦刀(じゅうえつとう)。
刀のしなりが強い。折れる可能性あり。
倉庫、弾を置くための倉庫。他に火器が数種ある。
誰かが置いていった忘れ物かもしれない。
この6つと侵略遊戯アプリの連絡を受け取れる七つの機能がある。
ー ー ー
嫉妬のゲームから6日後。
憤怒のゲームを始めます。
バレーボールをやってもらいます!
三回までで返してください!持つことは禁止だからな!
床に10回落ちたら敗けだからよろしく頼むぜ!
出場者は君達全員だ!最高だろ!
一人の青々とした男がやって来た。
俺が相手だ君達はただ俺にこのボールを返して10回俺が落としたら敗けだ!
線を越えたらなんてルールはない!
どうだ最高だろ!
俺達参加者からのサーブ。
バレーボール経験者がサーブをやる。
憤怒は危なげなく無回転のボールを拾い。
そのままジャンプしてアタックする。
そのボールは俺達の後ろに向かって飛んで行く。
だが、一人がボールの下に行き食獣化で豚獣人となり上へあげようとするが当たった瞬間に骨が折れて上がらない。
ボールは少し浮いた。幸いなことに。
その浮いたボールを近くにいた女子が上にあげた。
そこを思いっ切り打った、アタックしたのだ。
それをブロックされた。
下にいた男子がレシーバーとなるために頑張っていた。
なぜか蛙になっている。
そして、上にあげた。すると憤怒はブロックに動く。
獣人になったものが憤怒の近くに落とした。
憤怒は落ちる寸前で左手が伸びた。しかし落ちた。
これで参加者に1点。後9点。
線を越えたらなんてないは地獄だった。
どんなに遠くに飛ばしても拾いに行かないと行けないからだ。
相手が打ったボールは天高く飛んで行き、みるみる見えなくなっっていく。
見えるほどに落ちてきたときには重力で少し潰れていた。
それをとれることが出来ずに5点も相手にいれてしまった。
その距離を計るために相手のボールをそのままアタックすると点が入った。その回数4回。
そして、その重力で落ちてくるボールを朝未がロケットランチャーで当てて軌道を反らすことで一点は入った。
これで6点目。
朝未がサーブを依頼されたが無理なので古都音に頼む。
古都音が美郷に頼み美郷が思い切りやるとボールは遥か彼方へと飛んで行く。
憤怒がふざけんな!と叫びながら追っかけていく。
しかし追い付くことができなかった。
参加者はよかったと落ち着く。
しかし、後一点。
美郷のサーブが帰ってきた。
意外で一人がそのボールに当たり頭から体を潰された。
なんの変哲もないバレーボールに。
憤怒にサーブ権が移る。
参加者はこれはダメだと諦め始めていた。
そして、憤怒が楽しそうに行くぞ!と掛け声をかけてサーブを放つ。
しかしそれは普通の5mの幅に落ちていく。
それを美郷が上にあげた。
朝未がトスをあげ、古都音がアタックした。
普通に返された。
ように見えただけで憤怒をすり抜けてボールが落ちた。
そして、憤怒は青い炎となって消えていった。
憤怒の特典は怒りの力。特典「怒力」である。
侵略遊戯第五回の死亡者。
色欲3、怠惰14、暴食48。
嫉妬54、憤怒37、傲慢84。
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