第9話 侵略遊戯、その2ゲーム終了
古都音が倒れた箕郷に近づく。
箕郷を呼び続ける古都音。
返事がない。
俺は箕郷が心配だったが自分のために次を行う。
勝つことができた。
古都音は今、箕郷を呼んでいる。
「古都音、早く終わらせた方が良い。」
「うるさいわよ。あんたにそんなこと言われたくないわよ。」
そうかもしないがここになにもせず長居したら時間切れになるか、早く済ませるために誰かと相手することになる。
「なら、スマホを見せて。」
古都音に睨まれたが渡してくれた。
スマホにはスタートとボタンが浮かんでいた。
画面が真っ暗になった。あれと思い電源をいれるが入らなかった。
「古都音。」
古都音は倒れておりビクビクと震えている。
古都音にスマホを返した。
古都音の変化を治った。
なるほどな。
箕郷のスマホを見る。
コインが一つと黒丸が二つが画面の右上にある。
スタートとあったためスタートする。
KQJJ99754ジョーカーの十枚
K
Q ジョーカー
J 9 9
4 7 J 5
と並べる。
相手の番で左の二枚で俺の右の一枚を選択された。
相手の二枚は3と2の合計5、俺の右は5。
両方消えた。
左の二枚で相手の右の一枚を選択する。
俺の二枚は4と7の合計11、相手は8。
相手の右が消えた。
相手は残り一枚で4を選択した。
相手の残り一枚は5、俺のは4のため消えた。
7で5を消した。相手の下が全て消えた。
相手は右の一枚で俺の7を選択した。
相手は10であったため俺の7は消えた。
俺は残りの一枚のJで相手の10を消した。
相手は残りの二枚で俺のJを選択した。
残りの二枚はJと4の合計15、俺のJは消えた。
俺は三段目の9の二枚で相手の三段目の二段を選択した。
俺の合計は18、相手はJと4の合計15なので相手の二枚は消えた。
相手は二枚の内の右で9を一枚選択した。
相手はQ、俺は9のため俺の9が消えた。
俺は残りのJと9の合計20でQを消した。
相手のもう一枚は5だっため消えた。そして、俺は箕郷のスマホで一度勝利した。
コインが一枚増えた。
俺は次を行う。
次は全く持ってヤバイカードだった。
俺は自分のカードを一枚選択して相手のカードの全てを選択した。ギリギリ引き分けた。
そして、次は絵札が五枚もあったため勝つことができた。
「なに遊んでるのよ、朝未君。」
「時間ないって言ってなかった。」
「俺には通知が来てたから。」
「えっ!」
怠惰のゲームが終了しました。
あなたの勝利です。
おめでとうございます。
「本当、でもなんでよ。」
「三枚の硬貨取ったから。」
「それだけ。」
「そうだけど、もしかしたら違うのかも知れないな。」
箕郷のスマホ分は終わったから俺のスマホをやるとしよう。
まだできるからな。画面にスタートとあるから。
「まだ確定じゃないのか。」
まぁ、いいか。
俺は続きを行う。古都音も続きをやっていた。
一度引き分けたけど全て勝った。
古都音は全て引き分けだった。
そして、怠惰のゲームを終了します。
今回もあなた方人間の勝利です。
おめでとうございます。
また、勝者が硬貨を三枚以上持っていたのなら生き残った他の者に硬貨をあげ特典を獲得できます。
硬貨の交換は一時間とします。
つまり、生き残っているだけで特典をもらえないことがあるのか。
「特典をもらいたかったら硬貨を持っている者から獲得せよ。ってあるのよ。朝未君のもらえる。」
「俺は一枚しかあげられない。」
「・・・特典はいらない。」
硬貨は三枚ある。箕郷の硬貨を使えば良いだけだ。
「箕郷が生きてた証に硬貨をもらっていくのも良いと思うぞ。」
特典いらないって言ったのはこれが理由だってわかるけど古都音。出し惜しみしない方が良い。
「ふざけないでよ。そんなことで丸め込もうとしないでよ!」
「そうだよな、ごめん。」
しかし、古都音は時間ギリギリに箕郷から三枚交換した。
クリア者には継承の特典を差し上げます。
有利に進められる特典は「継承」。
「これどう言うことだ。」
「そういうことよ。」
冷たい古都音。
俺は箕郷をおんぶしている。
体が暖かくてまだ生きているようにしか思えない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます