第7話 侵略ゲームその2、ゲームの時間

怠惰のゲームの内容はピラミッド型に並べたカードを下から順番に追って行き最後の一枚を消すと勝利。


なんだよ、これ。おちょくってるのか。


「朝未君、こういうの得意。」

「いや、あんまり得意じゃない。」

古都音と箕郷と俺は突然、妙な部屋に運ばれた。

その部屋はなにもない1キロほどのくつろげる部屋。

というより道路だった。


俺はスマホを見る。

スマホの画面にはスタートとボタンがあったため押した。

トランプカードを10枚配られた。


配られた10枚は

Aが三枚。4と5と7と9と10とJとKが一枚ずつ。


Kは一枚の所だからそこにおく。


その下の二枚は左にJ、右にA。


その下の三枚は左から7とAと9。


その下の四枚は左から4と5とAと10。


    K

   J A

  7 A 9

 4 5 A 10


と並べた。

相手もこのように裏返しで並んでいる。


4枚カードをめくるべきか、1枚すつ慎重にめくるべきか。


うーん、二枚ずつやってみるか。

そんなに引き良くないし。

こっちの両端の二枚と相手の両端の二枚。

こっちは10と4の合計14。

相手は2と7の合計9。一枚だけでなんとかなった。


相手は両端の二枚が消えた。


四枚の部分には真ん中の二枚だけ。

相手の番のようでこちらは選べない。


相手は真ん中の1枚と端の四。相手の一枚は後だったため4は消えた。

俺の番になったので10で現れた5を選択。

5が消えた。


相手の一番下最後の1枚は2だった。

真ん中の1を選択され1は消えた。

相手の下のカードは2なので10を選択する。

下のカードが全部消えた。


相手は三列目の三枚全てで俺の二枚を選択する。

相手は左から8、J、4の三枚だった。

こちらは10と5。

相手の合計は23、こちらは15。

下全てがこちらも消えた。


こっちは9と1と7の三枚、合計は17。

両端の二つを選択して相手のはJと4を選択する。

よって、こちらが9と7の合計16。相手はJと4の15。

相手は8以外が消えてしまった。

相手が7を選択したため7が消えた。


こっちは9を選択して相手の8が消える。相手はあと三枚。

相手は二枚の内左を選択してこちらの9を選択した。

相手はQだったため9が消えた。

こちらに残っているのは後四枚。三列目は裏面の1だけ。


その1枚で相手の右を選択する。右もQだったため位置が消えた。


相手はその二枚でこっちの二枚を消す。

こっちの二枚はAとJの二枚。

相手の合計は24。こちらは12。

こちらが負けた。

俺はこれじゃあ引き分けか。と思ったが同じだった場合どうなるのかわからないなとも思った。いちよう選択していく。

結果、引き分けとなった。


うーん。半数ほどが倒れていた。外見はなにもなかった。

手で触れて見ると脈がなかった。


わかった、このゲームの相手はここにいるだれかなのだ。

俺はこの後どうするか考えていた。

そんな時古都音を見かけた。


怖くなって古都音の近くに行くと箕郷がいた。古都音が箕郷にいう会話を聞いてみると最後の三枚でダメかなと思ったけど相手が二枚の合計が12で引き分けになったのよ。

不思議なのよと答えられた。

あまりにもそっくりだったため10枚全部と相手の10枚を

聞くと俺と戦っていた。


俺が突然現れたため古都音と箕郷に驚かれた。


箕郷は勝ったらしい。

喜んでいたが空からやって来た化物に負けた人間が吸い込まれていったため恐怖で怯えている二人。


その隙にスマホを見させてもらうと一つ怠惰と描いてある硬貨が右上にあった。その隣に二つの空白があった。


古都音と俺には白い丸が右上にあった。


俺はもう一回セットする。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る