こんにちは。
彗星から地球に零れ落ちてきたひとりの女性の生涯のさまざまな断片が、氷片に閉じ込められて一本の樹に氷柱となって下がっているようなイメージで拝読いたしました。
作家マーク・トウェインがちょうどハレー彗星が来た年(1835)に生まれ、次に来た時に亡くなっているのです(1910)。
本人も、自分のような変わり者はハレー彗星からやって来たのだから彗星に乗ってまた帰ると云っていたそうなんです。
本当に彗星から来たのだと信じ切ったまま死んだのかも知れません。
こちらを読んでその話を想い出しました。
作者からの返信
>朝吹さん
コメントありがとうございます。
私が考えていたよりも美しいイメージを提示していただき、感嘆しました(^^;)
マーク・トウェインのその話は知りませんでした。ご教示いただき、ありがとうございます。
あれ、この人たちはどんな存在なんでしょう。文中に説明はされているんだけど、曖昧模糊としたエネルギー体なのでしょうか。
ロマンティックでもあり、スリラーでもあり。
彗星といえば、やはりハレー彗星ですよね。
企画にご参加いただきありがとうございました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
「彗星」というお題が難しかったですが、今年の12月にハレー彗星が太陽からもっとも遠ざかるというのを何かで読んでネタに使いました。
残りの「アイス」と「笛」がいささかこじつけみたいになってしまいましたが。
語り手と母の存在は不可視のエネルギー生命の存在をイメージしていますが、笛のような声が感じられるくらいはするのかも知れません……。
武江様、2作も読み返してくださりありがとうございます!しかもレビューまで書いていただいてすごく嬉しいです(^o^)
実はこちらの作品、すごく印象的だったのでレビューを書こうか考えていたのですが、後で時間取れたら書かせていただきますね!
作者からの返信
>深雪 了さん
コメントありがとうございます。魅力的な作品でしたので感じたままを書かせていただきましたが、喜んでいただけたなら幸いです。
本作にもお褒めの言葉をいただき、重ねてありがとうございます。