第1話妹の適応能力高すぎ問題
「妹よ〜帰ったぞ〜〜」
「おにぃおか〜」
おか〜と言ったこいつは俺の妹の高梨愛
妹は俺と違って努力家で優秀な妹である。
妹の声を聞いて一気に疲れが...ま...まずい
眠気が急に襲ってきたぞ
多分この眠気は告白の緊張から開放されたのとプラスで先輩のまさかのカミングアウトからくる眠気なんだろうなぁ
「おにぃなんか今日はいつにも増して疲れてる...?」
「あぁ実は色々あってなすまん眠気がすごいから少し
休んだ後でいいか?」
「うん別に良いよ。おやすみおにぃ」
「あぁおやすみ」
「...にぃ.......おに.....お..きて」
「う~ん....」(モゾモゾ)
「おにぃ早く起きないとキスするよ!」
ふぇ...?
キス?
待ってそれはまずい
「うぉ今何時?」
「おはようおにぃ。今もう20時半だよ」
「えっまじ?」
「まじまじ」
待って俺3時間も帰宅してから寝てたの?
少し寝すぎたな
「それにしてもおにぃすごく疲れたんだね。」
「超、寝相良かったよ。いつもなんか変な寝言言ってるのに」
えっ待って俺って寝相悪かったの...?
初耳なんだか?
「えっ俺って寝相悪いの?」
「うん超悪い。」
マジかぁ...ちょっとショック
うん?そういえば
「妹よなぜ俺を起こしに?」
「あぁそれは晩ごはんそろそろ食べなくて良いのかな
ぁって思ったからだよ。」
あぁなるほど!!
まぁ晩ごはん食べるか...
「ねぇおにぃご飯食べてる途中で悪いんだけど色々あった出来事ってなにィ?」
時刻はすでに9時半である。
この時間にあの話をするのは少し疲れるが妹は目をキラキラさせてやがる。くっ、話すしかないか。
「いや〜実はな俺今日先輩に告白するって言ったじゃん?」
「あぁそういえば朝おにぃ言ってたね。どうせ振られると思ってたから気にしてなかったわ。」
「っておぉぉい。少しは気にしろ。オメェの大好きなお兄様の告白だそ!!」
「冗談だから。うるさいおにぃ!」
「す...すまん...」
「まぁ分かりやすく端的に言うと先輩妖怪だったわ」
「うん?何って言ったの?おにぃ」
「だから妖怪だって言ったんだよ!!」
「....へっ?」
まぁそうだよな。こんな反応するよな。
うちの妹はポカーンと口を開けて驚いていたと思っていたら...
「なにそれ激アツ展開じゃん!!」
エッこいつこの状況を楽しんどる!?
「ねぇねぇ詳しく聞かせてよ。気になるじゃん(キラキラ〜)」
うっそんな目をされたら喋ってしまうではないか。
このあと妹に根掘り葉掘り聞かれるハメになった...
寝て疲れ取れたはずなのにまた疲れたんだか!!
はぁもう今日は風呂入って寝よ...
追記
どーも作者です
終わり方がわかんなくなって変なとこで終わっちゃいましたが、この続きはしっかりと次回書きますので楽しみにお待ち下さい。
今回は申し訳ございませんでした。
僕の恋した先輩は妖怪でした!? りあ @Riria-miku
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