僕の恋した先輩は妖怪でした!?

りあ

第0話プロローグ

 僕は地元では名門と言われる清流学院に入学した。

 僕はそこで一目惚れを生まれてはじめてした。


 学園一美人と言われる九条愛里寿先輩に...

 先輩は吹奏楽部だった。

 だから僕は入りたくもない吹奏楽部に入った。

 やりたくもないボランティアなどにも参加したり先輩の隣に立ってもみすぼらしくないように外見にも気を使い、勉強もした。

  そして告白した。


 そしたら先輩の口から驚きの言葉が出てきた。

「わ...私妖怪なのッッ!!」

 へっ!?

 驚きの言葉が帰ってきた。

 てっきりごめんなさいって言葉が聞こえてくるかと思ったらよ...妖怪?

 どゆこと?

 えっっっ脳の理解が追いつかない...

「ちょ先輩どういう事ですか...?」

「だから妖怪!!!」

 ウンキキマチガイダナ!

 カエッタラビョウインニイコウ...

 ってアホかぁーー!!

 えっガチで妖怪って言ってるの...この人は?

「先輩妖怪って何のことか説明お願いしてもいいですか?」

 先輩はうつむきながらうなずいてくれた。

 そして少しずつ説明してくれた...

 そしてその話をうまくまとめると先輩の先祖は妖怪でもうその血は薄くなって妖怪の力とかは発現しないはずだけど先輩だけ先祖返りしてしまったと、う~ん信じられん...


「先輩はもっと詳しい事知らないんですか?」

「ごめんね、私も詳しい事は知らないんだ」

「そうなんですね...」

 きっ気まずい

「あっそういえば奏人君は私に告白したんだよね...」

 そういえばそうだった、先輩のまさかのカミングアウトで頭からすっぽり抜け落ちていた。

「告白の返事なんだけどいいよ。」

「あぁですよね~まぁ良いですよ、振られる覚悟は出来てたんで...ってえぇぇぇー!!」

「せ...先輩今なんて言ったんですか!?」

「えっいいよって」

 う...嘘だろ

 まさか返事がOKだなんて、想定していなかった。

「でも、何でOKしてくれたんですか?」

先輩が顔を赤らめながら呟いた。

「だ...だって奏人君かっこいいし、気遣いもできるし、それにたった今も私が妖怪って言ってもそれを信じて私の話を真摯に受け止めて聞いてくれている...だからOKしたんだよ...」

なんか自分から言わせておいてこう本人の前で言われると恥ずかしいな。

「まぁ今日はとりあえず帰りましょうか先輩...」

「えっえぇぇぇ今日もう帰っちゃうの!?」

「私に何でOKしたか理由聞いて帰っちゃうのぉ〜」

先輩僕はもう疲れたんです。

今日はもう帰って寝たい気分何です...

「先輩今日は色々な事があって疲れたんです。また、明日にしましょう。」

「まぁうん奏人君の言うとおりかもね。疲れたよね、妖怪とか言われたら疲れるよね」

「ということで先輩また明日」

「うんまた明日〜」

なんか衝撃的な告白をしたのに先輩軽いなぁ...

まぁ家に帰ったら妹にでも話してみるかぁ...

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