44 両親と息子

 翌日、朝。

 陽の光を受け、ヴァン・ヘルシングは目を覚ました。何気なく起き上がってあくびをすると、いつものごとくサイドテーブルの上の眼鏡を取って掛けた。サイドテーブルの上にはバスケットも置いてあり、中を見れば伯爵が作ってくれたサンドイッチと紅茶の良い香りがするポット、そしてカップが入っていた。いつも申し訳ないな……と微笑んでいると、ヴァン・ヘルシングは突然血相を変えて項垂れた。

……昨日の夜話すつもりだったのにっ……。

 ヴァン・ヘルシングは大きなため息をついた。もしかしたら今日にでもリーケが、家に上がらせて、と言ってきそうで内心ヒヤヒヤしているのだ。だから、自分には同居人がいることを大々的に宣伝し、家に上がるのをためらわせよう、という算段である。

……よし、今日リーケさんが来たら、ヴラドのことを話そう。

 そう決心したヴァン・ヘルシングはベッド脇に立て掛けてある松葉杖を掴むと、少し小走り気味でトイレへと向かった。

 朝の身支度を済ませ、伯爵の作ってくれたサンドイッチで腹を満たし、松葉杖の練習で病室内をうろつき回っていると、ヴァン・ヘルシングさぁん! と、女性の声が響き渡った。そちらを向けばリーケがいるではないか。リーケは両手に重たそうなトランクを持ち、顔からはダラダラと汗を垂らしていた。そして、また以前見たことのあるドレスをまとっており、装飾品は首元の赤い石のペンダントのみだった。まだ朝だというのに、予想よりも早い登場にヴァン・ヘルシングは言葉を失った。

「ど、どうもリーケさん……」

 ヴァン・ヘルシングは慌ててベッドに戻ると、サイドテーブルに広げていた紅茶の入ったポットとティーカップをバスケットにそそくさと入れて片付けた。リーケがドスドスと足音を鳴らしてヴァン・ヘルシングの元に歩み寄っていき、自身の足元にトランクをドスン! と置くと、興味津々に彼の手元をのぞき込んできた。

「あら、ヴァン・ヘルシングさん? どなたかからの差し入れですか……?」

 リーケはハンカチで汗を拭いながら怪訝そうに尋ねてきた。

「えっ、ええ……。まあ……」

 あたふたしながら答えたヴァン・ヘルシングは、とっさに何かをひらめいた。

「リーケさん」

 ヴァン・ヘルシングは改まって神妙な面持ちでベッドに腰掛けた。

「あら、なぁに?」

 リーケは表情を一変させ、愛嬌のある笑みを浮かべるとヴァン・ヘルシングの隣に座った。ヴァン・ヘルシングは、リーケに向き直るように少し腰を浮かせて――リーケの汗と香水の匂いが合わさってムッときたが、カーファックスの屋敷よりマシだと我慢して――座り直した。

「実は紹介したい人がいて……」

 ヴァン・ヘルシングがそう言うと、リーケは、はっ! と目を見開いた。

「もしかして……女でもいるの!?」

 ヴァン・ヘルシングは全力で首を横に振り、真っ向から否定した。

「違います! 私と同じ、男ですよ!」

 するとリーケは、怪しい、とでも言いたげにヴァン・ヘルシングを凝視した。

「まさかヴァン・ヘルシングさんって……同性愛者?」

「ブフッ!」

 ヴァン・ヘルシングはむせたのか、ゲホゲホと激しく咳き込んだ。

……何故そうなるんだっ!?

「わっ、私は正真正銘、女と結婚した経験を持つ男やもめですっ!」

「まあ、そうだったの! それを聞いて安心したわ!」

 リーケはパッと表情を変え、嬉しそうに満面の笑みを浮かべると、興味津々に身を乗り出してきた。

「それで、その紹介したい人って?」

 リーケが問うと、ヴァン・ヘルシングは咳払いをして、改めて話し始めた。

「じ、実は私には、亡き妻との間に一人息子がおりまして、名前は“ヴラド”というんです」

「“ヴラド”? 変わった名前ね? それで元奥様の名前は?」

 リーケの問いにヴァン・ヘルシングは内心ドキリとした。

……そういえば、ヴラドの母の名前、知らない……。

 伯爵の母親は一体どこの国の人で、どんな名前なのか、ヴァン・ヘルシングには知るよしもなかった。

……親父さんなら分かるのにな……。まあ、私も同じようなものだが。

【因みに原典作者であるエイブラハム(ブラム)・ストーカー氏の父も“エイブラハム”という名前である】

 ヴァン・ヘルシングは小さくため息をつくと、おもむろに眼鏡越しに両手で顔を覆った。そんなヴァン・ヘルシングにリーケは驚き、慌てて彼の肩に手を置いた。

「ど、どうなさったの?」

「すみません。妻のことで、まだ立ち直れなくて……」

 嘘も方便。それを上手く使い、ヴァン・ヘルシングは大いに落ち込んでいる風を装った。

「あら……ごめんなさい。わたし、ひどいこと聞いちゃったわね」

 リーケはヴァン・ヘルシングから手を離すと、落ち着き払った口調で言った。

「息子さん、いるのね……」

 リーケの異様に落ち着いた口調にヴァン・ヘルシングはそっと顔を上げ、彼女を盗み見た。リーケは何かを考えている様子で、口元に手を当てている。

「因みに――」

 リーケが言った。

「息子さんって、おいくつかしら?」

 そう言ったリーケのその表情は、まるで全てを詮索してくるような、ゴシップ好きの女の表情に見えた。ヴァン・ヘルシングは思わず目を見開いた。

「えっ……。よ、45歳ですが……?」

 そう答えるとリーケは、まあ! と目を輝かせた。

「わたしとそんなに違わない! それでご結婚は?」

 ヴァン・ヘルシングは目をパチクリさせ、しどろもどろしながら答えた。

「し、していませんが……?」

 それを聞いたリーケは再度笑みを浮かべた。

「まあ、ヴァン・ヘルシングさん! 独り身で寂しくなったわたしのために息子さんを紹介してくれるだなんて……嬉しいわ!」

 リーケは思い違いも甚だしく、一人有頂天にはしゃいだ。その隣では、ヴァン・ヘルシングが額に次第に冷や汗をかき始めていた。本当は、こんな“いい年した大きな息子”の世話をするなんて嫌! と思わせて、願わくば自分のことを諦めさせようと思っていたのに、しかし、まさか“息子”の方に路線変更されるとは思ってもみなかったのだ。ヴァン・ヘルシングは隣で一人頬を染めてはしゃいでいるリーケを横目に見た。

……まあ、ひと先ず、リーケさんはヴラドと一度会っているし、きっと、息子はコイツか、となれば諦めるだろう。

「明日の昼、息子を呼び寄せますので、是非いらして――」

「もちろん!」

 リーケはヴァン・ヘルシングが話し終える前に先走って返事をした。


 その後、リーケは根掘り葉掘り“息子”――伯爵のことを聞いてきては、ヴァン・ヘルシングがリーケにとって都合の良い真実だけを話した。

「やっぱりぃ、お父さまも公務員なんだからヴラドさんもそうなの?」

「いいえ、息子は公務員ではなく“個人事業主”で、私も良く知りませんが……私よりは稼いでますね」

 ヴァン・ヘルシングは作り笑いを浮かべた。

……確かにアイツの方が持ってるな。トランシルヴァニアの城には、古いが大量の金貨があったし、ロンドンのピカデリーの屋敷ではアイツが落としていったソブリン金貨を失敬したし……。今回の入院費だって……。

 そう考えると次第に情けなさを感じるヴァン・ヘルシングであった。

「まあ! ますますお近付きになりたいわ!」

 リーケは目を輝かせ、“息子”に会うのが待ち切れない! と言わんばかりに置いていたトランクから化粧道具を出すと、ヴァン・ヘルシングと言えど異性の前で何のためらいもなく化粧直しをし始めた。

「まっ! わたしったらこんなひどい顔!」

 おしろいをたっぷりとパフに付けると、リーケは自身の顔をはたき始めた。余分な粉が周囲に舞い、ヴァン・ヘルシングはゲホゲホとむせる。異様に白くなった自身の顔を、リーケはうっとりとコンパクトの鏡で眺めながら、ヴァン・ヘルシングはもう相手として眼中にない、とでも言うように弾んだ声で言った。

「これで何時でも良いわ! あ、“お父さま”?」

「“お父さま”……?」

 ヴァン・ヘルシングはギョッと目を見開いた。

「今からお宅のお家に上がらせてもらえないかしら?」

「何だって?」

 リーケの無遠慮な発言にヴァン・ヘルシングは自身の耳を疑い、思わず聞き返してしまった。

「もぉ……これだから“おじいちゃん”は……」

 リーケはコンパクトをパチッと閉じながらボソボソと呟くと、深いため息をついた。ヴァン・ヘルシングは眉間にシワを寄せ、顔を引きつらせた。

……誰が“おじいちゃん”だ。

「否、私が言いたいのは――」

 ヴァン・ヘルシングが言い掛けたところで、リーケは聞く耳持たずで遮るように続けた。

「もうお金がないのよねぇ。ホテルからも追い出されちゃったしぃ……。それにわたし、ヴァン・ヘルシングさんの“義理の娘になってあげても良い”わよ?」

 リーケが満面の笑みを浮かべてヴァン・ヘルシングに振り向いた。

「だ・か・ら……あなたの家に上がっても問題ないわよね?」

 ヴァン・ヘルシングは全身に冷や汗が流れるのを感じた。

……何言ってるんだ……?

「い、否……きょ、今日は帰ってください」

 ヴァン・ヘルシングは頭痛を覚えたのかため息をつき、頭を抑えてうつむいた。

「明日、ヴラド――息子を呼びますので、話はそれからで……」

 絞り出すように早口で言うと、ヴァン・ヘルシングは強制的に話を終わらせるために無理やりベッドに横になり、頭まで掛け布団を被った。リーケは無視をかまされたことが頭にきたのか、フン! とそっぽを向き、苛立った様子で立ち上がると、以前モンスが横になっていたベッドにトランク2つを持って移動した。


 昼。

 ヴァン・ヘルシングは、未だに病室に居座るリーケを盗み見ながら、早く帰らないだろうか? と切実に願っていた。ずっとベッドに寝ていると足腰は弱るし、トイレにだって行きたい。ヴァン・ヘルシングはそろそろとトイレへと向かった。


 リーケはヴァン・ヘルシングがトイレに発ったのを見届けると、そろそろと立ち上がって彼のベッドに忍び寄った。

……お金持ってないかしら……? ちょっとぐらい良いわよね?

 肉付きの良い身体を苦しそうに屈めてベッド下に置いてあるトランクを引っ張り出し、ガチャリとバネ式の金具を外して蓋を上げた。先ず目に入ったのはヴァン・ヘルシングの寝間着やユニオンスーツである。リーケは汚い物にでも触るかのように衣類をつまみ上げては、その下に入っているものを見た。衣類の下には洗面道具やタオルが入っていた。さらにその下を見たが、あとは何もなかった。金目の物はおろか自宅の鍵らしきものすらなかった。リーケはうんざりしたように口元を歪めた。

……家の鍵でもあったらあとは住所を聞き出すだけなのにっ! というか何で持ってないのよっ!

 リーケがその場でぶつくさと悪態をついていると看護師が怪訝な顔で足早に近づいてきた。

「“モンス”さん? そこはヴァン・ヘルシングさんのベッドですよ? 何をされてるんですかっ!?」

「えっと……ちょっと……せ、整理整頓してあげてただけよ!?」

 リーケはうろたえた様子で立ち上がると何事もなかったかのようにその場を離れようとしたので、看護師が立ちはだかった。

「まだ話は終わってません!」

 看護師は腕を組み、仁王立ちした。


 ヴァン・ヘルシングが用を足して戻ってくると、何と看護師とリーケが言い争っているではないか。看護師の方が優勢に見える。だが、ヴァン・ヘルシングが一番驚いたのが、言い争っている場所が自分のベッドのすぐ横だったのだ。ヴァン・ヘルシングは慌てて右脚を引きずりながら戻った。

「どうしたんですか?」

 ヴァン・ヘルシングが尋ねると看護師が切羽詰まった声で言った。

「この人がヴァン・ヘルシングさんの荷物を漁ってたんです!」

 看護師はズバリ、リーケを指差した。リーケは、自分は無関係だ、と言わんばかりに焦ってそっぽを向いた。ヴァン・ヘルシングは目を丸くするとぎこちなく床に座り込み、広げられていたトランクの中身を確認した。どうやらなくなった物はないようだ。ヴァン・ヘルシングは安堵のため息をついた。

……まあ、金目の物は入れてないんだがな。

「大丈夫です」

 ヴァン・ヘルシングが看護師に言うと、看護師は胸を撫で下ろした。そしてリーケに向き直る。

「部外者は病室から出てください!」

「は、はあ? ぶ、部外者じゃないわ!」

 リーケは看護師に気圧されつつも言い返した。リーケの発言に看護師は両眉を上げ、大げさに驚いた表情を見せた。

「まあ! “モンス”さんとヴァン・ヘルシングにどんな関係があるのかしら!? 家族以外の人は付き添い禁止です! さあ帰りなさい!」

 看護師はリーケをまくし立てると、病室の入口を勢いよく指差した。看護師の威勢の良さに怖気づいたのか、リーケは不満そうに顔を歪ませると重たそうなトランク2つを持って地団駄を踏みながら病室を後にしていった。ことの流れを見ていたヴァン・ヘルシングは呆然と眺めることしか出来なかったが、心のどこかでホッとし、看護師に感謝したのであった。


 夜。

 とうに消灯時間になっており、ヴァン・ヘルシングはそわそわとベッドの中で伯爵が来るのを待っていた。

 しばらくして、ふわりとココアの匂いが漂い、ヴァン・ヘルシングは薄暗い病室内を見渡した。

「……ヴラド……?」

 潜めた声で問い掛けると、首元にもふもふの感触を覚え、何のためらいもなくヴァン・ヘルシングは首のもふもふを撫でた。

『来てやったぞ? 今日はやけに落ち着きがないようだが、悩み事かね?』

 コウモリが伯爵の声で尋ねると、ヴァン・ヘルシングは、まあ……と後ろめたそうに返した。

「実はだな、明日の昼来てほしいんだ。それでリーケさんにお前を、俺の息子として紹介して、俺を諦めてもらおうと思っている、んだが……」

 説明している途中でヴァン・ヘルシングが口をつぐんだ。

『何だね?』

 コウモリが布団の中で首をかしげると、ヴァン・ヘルシングはため息をつきながら話を続けた。

「その……はあ……。どうやらリーケさんは“息子”の方に路線変更したらしい。息子の話をしだしたとたん、俺のことを“お父さま”なんて呼んできたよ」

『ふん。あの女は馴れ馴れしいを通り越してふてぶてしい奴だ。俺が目に物見せてやろう』

 コウモリは強い口調で言うと、苛立ちを隠せなかったのか忙しなく耳をヒョコヒョコと動かした。それがヴァン・ヘルシングの顎をくすぐり、彼は微苦笑を浮かべながらコウモリをなだめるようにその背をポンポンと叩いた。

「ああ、それは頼もしい。よろしく頼む。そういえば――」

 ヴァン・ヘルシングが思い出したように言った。

「お前の“お袋”――じゃなかった、母君の名前はなんていうんだ?」

『モルダヴィア公国の王女、ヴァシリサだが?』

 コウモリが平然と答えたのでヴァン・ヘルシングは動揺した様子で呟いた。

「お、おう……。流石貴族……」

 するとコウモリがピョコッと掛け布団から顔を出してきて、ヴァン・ヘルシングの顔をのぞき込み、興味津々に尋ねてきた。

『ならば、君の父君と母君は何というんだね?』

「俺の親父とお袋? お前と似たようなもんさ」

 ヴァン・ヘルシングは目を細めながらコウモリの頭を撫でた。

「親父はエイブラハムで、お袋はシャーロットっていうんだ。共にアムステルダム市役所で働いていた」

『ほう、ということは君はエイブラハム・ヴァン・ヘルシング二世といことだね』

 コウモリの言葉にヴァン・ヘルシングは不思議そうに目をパチクリさせると、確かにそうだな、と呟くのであった。






※ヴラド三世の母はモルダヴィア公国の王女ヴァシリサで、ヴラド三世の父ヴラド二世の二番目の妻。

 ヴァシリサはモルダヴィア公アレクサンドル一世善良公の娘で、要するにアレクサンドル一世善良公はヴラド三世の母方の祖父。そしてヴァシリサの兄妹(姉弟?)であるボグダン二世はヴラド三世の叔父。

 ヴァシリサではなくクナージュナ・オブ・モルダヴィアと書かれてるのも見つけたが、“クナージュナ(Cneajna)”はどうやら名前ではなく、中世ルーマニアで使われる称号で、英語で“Princess”という意味。

 英語版wikiにてボグダン家(モルダヴィア公家)の家系図を調べると、アレクサンドル一世善良公の子供たちの中にヴァシリサの名前があったのと、彼女の兄妹(姉弟?)にイリアシュ一世がいて、その妻がマリア・ホルシャンスカ(あれ? 聞いたことある家名)で、その子供たちの中にアナスタシアという名前があった! 年代的にもヴラド三世と合う。そのアナスタシアが、ヴラド三世の最初の妻かも知れない……。

 あと個人的なメモになってしまうが、アナスタシア・マリア・ホルシャンスカが何故、モルダヴィア公国の王女ではなくポーランド王国の王女なのかと言うと、1443年、モルダヴィア公イリアシュ一世が、当時共同統治していた兄弟のシュテファン二世によって投獄されるとアナスタシアの母マリアは、子供たちを連れて母国ポーランドに逃げ延びた。その後1447年頃に子供たちはモルダヴィア公国へ戻り、アナスタシアの兄弟ロマン二世は伯父であるシュテファン二世を殺害してモルダヴィア公へ即位する。そして同じく兄弟であるアレクサンドル二世も後にモルダヴィア公に即位する。

 ということは、ヴラド三世とアナスタシアは、彼がモルダヴィア公国に亡命してきた1448年から当時モルダヴィア公だったボグダン二世が殺害される1451年の間に結婚したと考えられる。


 因みに原典作者であるブラム・ストーカー氏の母はシャーロット・マチルダ・ブレイク・ソーンリーである。










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