第3話

天銀悠真 目線


状況を整理しよう

一緒に遅刻して来た工藤さんが最近一緒に原神をやっていたかなこさん?

ラブコメじゃん フラグ立ってないよね?




工藤若菜 目線


この学校唯一の男子の天銀くんがシルバーさん?

あのめちゃくちゃ優しくて、上手いシルバーさん?

運命だ


私は子供の頃から漫画やゲームが好きで漫画なんかは小学生のころから少女漫画を読んでいて、中学生の時は恋愛のラノベを見たりしていた。だけど同級生の中でラノベを見ている人はいないから秘密していた。

なのでわかる!!!

運命だ!!






「えっとーー」


なんか話そうと思っても話題が出てこない


「友達になりましょう!」


工藤さんが話しかけてきた

友達だちかー多少の交友関係はあってもいいしゲーム仲間だし


「もちろんいいですよ」


こうして工藤さんと友達になった


反省文を書き終わり着々と授業終わって昼


僕は意外と人気がない屋上で1人で食べていた。いつもなら


今日は工藤さんと食べていた。


なんでこうなったかと言うと


まずいつも通りに売店でご飯を買って屋上に行こうとしたら工藤さんがきて


「ご飯一緒に食べよ!友達でしょ」


と聞かれた 僕は原神の話もしたかったから


「いいよ、屋上でいい?」


「オッケー」


こうして今屋上で工藤さん達と食べている


「天銀くんはなんでこの高校に入ったの?(天銀くんは優しいし、容姿もかっこいい方。多分勉強もできるからこの高校でハーレムを築きそう。ならば今のうちに正ヒロインの地位を確実にしとかないと!)」


「たんに家が近かったからだよ」


「へー天銀くん家近かったんだ。てかこの高校偏差値高いけどそんな理由で入れるぐらい頭いいんだ!」


「まあ昔から頭は良かったから」


「私は去年の最後のテスト259位中4位だったよ」


「頭めっちゃいいじゃん!」


ゲームもしていているのに4位ってすごっ


「へー部活とか入っていたの?」


「うん。テニス部だったよでもテニスは趣味程度だったからそんなに成績は良くなっかったな〜」


「いや僕は帰宅部だったから素直に尊敬できるよ」


「へへへ、ありがとう」


うおーー陰キャには眩しい!!!



こうして昼が終わった


帰り、先生の話が終わってさて帰ろうと思ったら


「天銀くん、一緒に帰ろー」


工藤さんが帰り誘って来た


「いいよ」


「あと若菜って呼んで、私も悠真って呼ぶから」


陰キャには難しいなー


「若……菜」


「ありがとう」


こうしてリア友第一号が誕生した


次の日付き合っていると噂が広まったのは気のせいだろうか?

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