猛る火に 原始へ帰る 我が心

永多真澄

猛る火に 原始へ帰る 我が心

ヒャッホォゥ 花の金曜 給料日


肉食おう 肉が食いたい 肉だ肉


焼肉だ! カルビホルモン タンロース


いやえへへ 食べ放題の やつですよ


いやらしく 道路に向いた 排気口


この匂い いかな名文 にも勝る……!


えへへへへ この高いコース いっちゃお


猛る火に 原始へ還る 我が心


まずカルビ そんでカルビで カルビっしょ!


ホルモンの 「いい」タイミング 計りかね


ロースター ハラミ飛び込む 肉の音


モクモクと 焼いては食って 食って焼く


脂落つ プロミネンスも かくやかな


黒点か? いんやただの 焦げた肉


クッパだろ ビビンバ?いいね! 〆冷麺


あと10分 デザートタイム 突入だ


瞬きの 間もないほどの 90分


やらかした アイスの後に 肉が来た


ああ食った 満ち足りる胸 いや腹か


ひんやりと 懐寒し 秋の風

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