第3話 初めての台湾料理

おじいちゃん「孫よ、今日も来たのかのう」

孫「うん!遊びにきたよ!」

おじいちゃん「今日は何して遊ぶかの」

孫「んーキャッチボール!」

おじいちゃん「ほっほっ、いいじゃろう」

おじいちゃんは早速、物置に向かいボールとグローブを取り出した。

おじいちゃん「ほれ、孫よ投げるのーう」

弱弱しくボールが円を描き孫にボールが渡る。

孫「よし、いくよー。それ!」

孫は勢いよく地面に叩きつけた。

ボールは綺麗に斜めに飛びおじいちゃんの金的に当たった。

おじいちゃん「ふごッ!?」

孫「ごめんなさい!おじいちゃん大丈夫?」


おじいちゃん「問題ないのう

(´;ω;`)」

おじいちゃんはしばらく股間を抑えた。

すると家の庭外からこちらを覗く子供たちの姿が、どうやら孫の友達がやってきた。

子供たち「丁度よかった!これから公園で遊ぼうよ!」

孫「うん!おじいちゃんいってくるね!!」

おじいちゃん「気を付けていくんじゃぞー、お昼過ぎに帰ってきてのう」

孫「はーい☺」

子供たちは颯爽と公園に向かった。

おじいちゃん「さて、わしはゲームでもするかのう」

おじいちゃんの部屋にゲーミングPCが置いてある。

おじいちゃん「さて、バトロワのランクをあげねば」

100歳にして若者たちとvcしながらゲームをするのが日課だ。

若者たちはこぞって60代くらいと言うから事実をいうと驚愕ものだ。


おじいちゃん「ふん!それ!おいカバーくれのぅ!!」

白熱した戦いを繰り広げた。

しばらくしてお昼の時間を過ぎていた。

おじいちゃん「そろそろ昼飯じゃな、孫は~」

孫「ただいまー」

おじいちゃん「おおー、孫!待っていたぞ。ささ、飯にしよう」

二人は出かける準備をした。

おじいちゃん「今日はわしの行きつけの台湾料理に連れてくのぅ」

孫「わーい🤣」

二人は外に出て台湾料理店を目指した。

二人で鼻歌を歌いながらしばらく歩くと「俺の食堂」と書かれた看板が大きく見えた。

おじいちゃん「あそこじゃ、ささ、入ろうか」


ガチャッ チャリリリン(鈴の音)

奥から出てきたのはおばちゃん店主だ。

おばちゃん店主「シャッサッセー、アイテルセキニオスワリクダサイ」とカタコトな日本語。

おじいちゃん「窓際に座ろうか」

店内は昼過ぎなのに賑やかに埋まっていた。

窓際の4人テーブルが丁度空いていたからそこの席に座った。

孫「おすすめはあるー?🤔」

おじいちゃん「んんー、ランチ定食で色々メニューが選べるならこれにしよう」

台湾料理では大抵同じ金額で様々なメニューが選べる。

唐揚げ定食や野菜肉炒めなど様々だ。

ラーメンも選べて満足感のある定食だ。

孫「唐揚げに豚骨ラーメンにする!」

おじいちゃん「わしはサバ焼きチャーハンじゃな」

孫「へんな組み合わせ🤣」

おじいちゃん「わし流じゃ👍️」

注文してしばらく待つと、おばちゃん店主「オワチドウシャマデシュ、唐揚げ豚骨ラーメントサバ焼きチャーハンデゴサイマシュ」孫「おばちゃんありがとうです🥺 じゃ!いただきます🍴🙏」

孫「ばくばくばく、はぐはぐはぐ」

おじいちゃん「孫よ、ゆっくり食べるんじゃぞ~」

孫「うん!🤣おいしい!」


孫はすぐに平らげてしまった。

おじいちゃん「早いのぅ、おじいちゃんまだ半分しか食べとらんわ」

孫「おじいちゃん、ちょうだい?🥺」

おじいちゃん「か、かわいいからあげるのぅ。ほれお皿かして」

孫は空いているお皿を渡した。

おじいちゃん「ほれ、しっかり食べて育つんじゃぞ」

孫はががががっと一気に食べた。

二人とも「ごちそうさま!!」


孫「おじいちゃん、ありがとうね🤣」

おじいちゃん「のぅのぅ、またいこうのぅ」


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