末路

 前回の投稿で終わりになるはずでした。


 しかしながら、これを投稿しているということは、残念ながら終わりではなかったということで。


 前回の投稿後まもなく、「その方」からのフォローは解除され、以降は「作者をフォロー」の通知は来なくなりました。


 その後しばらくの間は音沙汰はなく、私もメインである長編作品の第2章を完結させられるだけの気力を取り戻し、先日無事に完結したのですが……


 残念ながら「その方」から「作品をフォロー」の通知が飛んでまいりました。


 元々作品のフォローはされていたので、いつもの「解除後、即フォロー」のストーカームーブです。未だに私への執着をやめていない。


 「その方」は私の長編の熱心な読者の一人であることには変わりないので、静かに、純粋に、作品を読んでくれるだけならば……と思い、ブロックをしていなかったのですが……やはり駄目でした。


 確かに「作者フォロー」はやめてもらえましたが、私は「その方の名前を見るのも嫌だ」と申し上げたのです。やはり「その方」には「単語」しか通じなかったようです。


 そして本日まさに、この「カクヨムであった怖い話」すらフォローしてくる始末。

 「文章」で言っても伝わらない。

 見たい「単語」に反応を返すだけ。そういう人物です。


 たとえ作品だけであっても、ご自身のマイページに私の名前を表示しておかないと気が済まないのでしょう。

 作品ではなく、「私」を陳列しておきたくてたまらないといった感情が、気持ち悪いほどに伝わってきます。


 何度も何度も好意を断ったにも関わらず、数日もすればまた盛りだす。

 元々そういう人だということを忘れていましたね。もう軽蔑しかありません。


 「作家として、作家という人種同士として、純粋に作品を楽しんでくれるならブロックしなくても良いか」と思っていたのですが、とても甘い考えだったようです。


 ――なぜそういう思いに至ったかというと、丁度その頃「悪質な営業行為」によって長編の★評価を取り消されてしまい、そちら方面でも精神的なダメージを負っていました。

 悪質な営業マンよりは、しっかりと作品を読んでくれるだけマシだ――そのような甘い考えにより、彼女に対しブロック機能を使うことができませんでした。

 結局、悪質な営業マンに対してはブロックを行ったのですが、「その方」にはもう触らないでおこうと考え放置を決めたのでした。


 なぜなら、こういったタイプは、こちらから下手に行動を起こすと「自分こそが被害者だ!」と騒ぎ立てるものなのです。

 何度か申し上げましたが、「その方」の作品は評価も高く、味方も多いです。

 新作を投稿すればあっという間に★60は突破してしまうくらいの実力と人脈をお持ちです。

 「その方」の付けた★の数も千件を超えていますし、「その方」から評価を貰った方もおられるかと思います。

 味方も多く、作品の評価も高い。

 まったく無関係な人から見れば、もはや私が勝手に騒いでいるだけに見えるかもしれませんね。

 ここでは名前を出しませんが、TwitterへDMを頂ければ正体をお教えいたします。

 もう充分に情けはかけましたからね。

 「二度と私に関わらないでほしい」といった、本当に切実な、小さな願いすら踏みにじられたのです。もう限界です。私は誰が見ても弱小底辺作家です。唯一の自信作すら、碌に注目もされない。なぜ彼女が私に執着し続けるのか、本当に意味がわからない。



 ――突然ですが、「布団叩きオバサン」をご存知でしょうか?

 一時期マスコミが騒ぎ立てていましたので、ある一定以上の年代の方ならばご存知かと思います。


 当時、彼女は「隣人へ奇行を繰り返す狂人」のように報道されていましたが、実は「超有名な新興宗教のしつこい勧誘に辟易していた被害者だった」そうなのです。

 後から引っ越してきた信者の、しつこく迷惑な勧誘によって精神が参っていたそうです。


 もちろん、実際はどうだったのかは知りようがありません。

 しかし、マスコミ連中と「選挙の時だけ挨拶に来る超有名な新興宗教」の癒着は当時から有名であり、個人的には「オバサンは被害者だった」説を支持しています。



 ――何が言いたかったと申しますと、私も同じ状態になりつつあります。


 この一連の出来事以来、私の精神は完全に破壊されてしまいました。

 このカクヨムにおいて、私は隣人によって淘汰されてしまいました。

 まともな文章が書けなくなり、創作を楽しむことができなくなりました。

 書いても評価は上がらない。読んでも頭に入らない。

 悪質な営業・上辺だけのコメント・他人の堕ちる姿を見て評論家を気取る者。

 もう、今の私には、すべてが悪意に感じるようになってしまいました。


 ブロックを使い、報復を行うにつれて些細な出来事すらも見過ごせない精神状態へと陥ってしまいました。

 このままカクヨムで活動を続けていれば、いずれ大声をあげながら布団を叩く羽目になるでしょう。そうなったところで救われるはずもなく、ただ笑い者になるだけです。


 カクヨムを開いている時ならず、日常においてもストレスによって指先が震えるようになりました。

 病院へ行けば何らかの病名を与えられるとは思いますが、残念ながら家族が入院と手術を控えているために私に充てる医療費はありません。

 そもそも、行ったところで何も解決しませんからね。

 特に今は、「笑顔」と「敬語」に対する嫌悪感が酷いです。お金を払って大嫌いな話を聞かされ、余計に悪化するだけでしょう。実に滑稽ですね。



 このままでは、カクヨムというコミュニティに毒をばら撒くだけの迷惑者に成り果ててしまう。

 ですので、私はカクヨムを去ることに致します。

 カクヨムでしか読めない、読みかけの大好きな作品はたくさんありますし、書き手としてもカクヨムはとても使いやすいサイトです。


 それだけに、本当に辛いです。

 でも、仕方ないです。

 カクヨムを開くたび、日に日に私の心が荒んでゆくのです。

 投稿した長編や資料集のバックアップを取り、色々なものを「整理」しました。

 この投稿のあと、今度こそ「その方」をブロックいたします。

 もう私はカクヨムからは去りますからね。

 別サイトでは、私はこのように甘くはありません。

 敵対行為に対しては、制裁と断交一択です。

 これは、このカクヨムで「良い人」であろうとしたゆえの末路です。

 これが、関わってはいけない者に関わってしまった者の末路です。

 ここで終わりにしたいと思います。



 最後に余談です。

 かつて私が投稿した「闇の詩々集々」という詩集の中に、「蟻地獄」という作品があったのですが、あれは「その方」と現在進行形で関わっていらっしゃったフォロワ様へ向けての警告でした。しかし、今の私自身にピッタリとも言えますね。

 あの文章も相まって、笑えるくらい合っています。

 カクヨムでは「その方」の影響で非公開にせざるを得ませんでしたが、どこぞのサイトに御座いますので調べれば出るかと思います。

 とはいえ、あちらのサイトでもマークされているのは「その方」のプロフィールを見れば明らかなのですが。天然だろうが養殖だろうが本当に近づかないで欲しい。



 今も、「その方」はあなたの近くに居ます。

 一見すると接しやすく、人によっては魅力的に感じるかもしれません。


 しかし、少しでも「会話」を試みた方ならば違和感に気づくはずです。

 「あれ? 『会話』になっていないな」と。


 もし気づいたならば、すぐに距離を置くことをお勧めいたします。

 自分に都合のいい「単語」のみを拾い、極論と曲解によって感情のままに迷惑をふりまく人種です。

 「話せばわかる」など甘い考えです。分かり合えない者も居ます。


 皆様は、私のような末路を迎えませんよう。

 どうか、お気をつけて。

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