復帰

 年が明けて2023年3月10日、私はカクヨムへ復帰いたしました。

 誤解のないように申し上げますが、この際の休止は「その方」が原因ではございません。詳細は私の近況ノートへ残っておりますので、そちらを参照いただければ幸いです。私自身の精神的な弱さが原因でございます。


 復帰して初めてのエピソードを投稿し、復帰のご挨拶をノートに投稿し、少しずつ以前のように活動を再開したいと考えておりました。

 しかしながら、「カク」「ヨム」はまだしも、カクヨムのSNS的な要素は未だに恐怖であり、そちらへの復帰は当分の間できそうもありません。ましてや、SNSそのものであるTwitterは恐怖そのものだったので触れることも出来ませんでした。


 しかし、一度向けられた自覚なき悪意は、確実に私を蝕み続けていたのです。


 やはり今のご時勢、作品を読んでいただくにはSNSも利用するに越したことはありません。私は意を決してTwitterを開くと、予想だにしない恐怖が待ち構えていました。


 送られていた大量のDM――そのほとんどがweb漫画の広告や私のツイート画面の画像が貼られ、それぞれに私に対する恋愛メッセージが添えられていたのです。

 目を疑いました。もはや狂気です。

 言うまでもなく、送り主は「その方」です。

 しかしながら、その方自身は悪いともオカシイとも感じておられませんでした。

 私の名前を失礼極まりない呼称で呼び、下劣極まりない描写の短文を交えながら、延々と恋愛小説を綴っていたのです。よりによって、私が「苦手ジャンル」としている描写そのものです。それを私自身へ送りつけていたのです。


 ですが、そこまでであれば、私は許しました。

 むしろ、このようなものを世に出すよりは私のDM欄を使えば良いと。


 しかしながら、許せないことが度々起こっていたことに、後ほど気づいたのです。

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