忠告
「その方」とのDMが始まる少し前、私がカクヨムで読ませていただいていた素晴らしい作品の作者様が突然アカウントを消去されてしまうことがありました。
「アカウント消去」と「アカウントBAN」を見分ける方法ですが、消去の場合はこちらのフォローリストから名前ごと消えてしまいます。対して、BANの場合は名前は残っているがページが見当たらない状態になります。
この方の場合は前者でしたので、自主的に退会されておりました。
私はとても残念だったと共に、ある嫌な予感がしておりました。
――と、言うのも、作品のコメント欄に「その方」からのコメントがついているのを見たからです。
その内容は、「あなたの作品のせいで私は傷つきました」といったニュアンスのものが、感情的な言葉でいくつも刻まれておりました。
また、私が当時連載していた短編に対しても同様に、「自分のことを言われているような気がする」といったコメントを寄せられていました。
私は作品のあらすじに「フィクションです」と記載し、「この作品は私の思い描いた架空のキャラクタが綴った、架空の人物の話です」と、コメント返信においても丁寧にご説明いたしました。
ですが、やはり納得していただけなかったらしく、他の作者様へ「自分のことをネタにされている」と吹聴していたことが判明いたしました。
と、いうのも、複数の方から私へ対して「忠告」のようなDMをいただいていたのです。その内容は、「その方」とは関わりあいにならないほうが良いといったものでした。どうにも、「有名な人」だったようです。
忠告を下さった方の中には退会されてしまった作者様もおられ、どのような行為を受けたかを事細かに説明してくださいました。大方、私の予想した通りでした。
また、この頃から私が作品を使って「その方」を攻撃しているといった被害妄想を持たれていたようです。私の短編は社会風刺的な内容を含んだギャグ作品だったのですが、どうにもそのモデルが自分だと思い込み、色々な作者様へ私の悪評を広めていたようです。
どうにも、頂戴するコメントが私に苦言を呈するような、窘めるような少し攻撃的なものが目立っていた原因が判明いたしました。やはり、それらのユーザー様は「その方」と交流のある方々だったのです。
その後は別件での出来事もあり、半年ほどカクヨムを離れることとなりました。
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