兆候
少しずつ違和感に気づき始めたのは、応援コメントでの交流が増え始めた頃でした。
その方は良く言えば現実と幻想の境界が曖昧、悪く言えば現実とフィクションの区別がつかないタイプのようで、度々コメントのやり取りにおいても齟齬を感じるようになりました。
明らかに「日記」として書かれている内容にコメントさせていただいたところ「誰に言っているんですか? フィクションですよ?」と返ってきたり、「作品」として書かれている内容にコメントしたところ、なぜか現実の私自身を責めるような攻撃的な返信をいただいたり。
そうしたこともあり、以後はコメントを控えるようになりました。
現実とフィクションが入り混じったコメントをするきっかけとして、その方が私を題材にした「詩」を書かれたことがあったのです。
私が実際にコメントした内容をそのまま引用して掲載し、「何でも信じる優しくて純粋な人。まるで天然記念物だ」といって締めくくられておりました。
それ自体は悪いとは感じておりません。事実、私は書かれている内容を全力で信じます。
ただし、フィクションはフィクションとして信じますので、「フィクションの中での嘘」を極端に嫌います。いわゆる「夢オチ」「メタオチ」ですね。
また、現実世界での嘘に対しては断固たる対応を執ります。個人であろうが団体であろうが国家であろうが、嘘をつく者は大嫌いです。
その方の評価で唯一間違っている部分があるとすれば、私に優しさはありません。逃げもせず、泣き寝入りもせず、このような投稿をしている時点でもお解かりいただけると思います。
そうです。
結果として何度も何度も信じては、何度も何度も裏切られ、何度も何度も嘘をつかれてしまいました。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます