いつしか皮を脱いで

すっきりしていて、なお鮮明で、抜け殻と自分を重ね合わせながら描写していくのがとても美しく感じました。抜け殻というのは、触ったら崩れてしまいそうなほど脆く儚くて、新たな自分になった証明でもある。作者様のセンスが滲み出ていて、表現のひとつひとつも美しいです。皆様も読んでみてください。