526~543日目

526日目【56:雲出る渓谷】


 前にやってから大分日が空いてしまったが、とうとうクリアしにいくとしよう。

前回アステリアの祝福によりフィトが新たな七王群島の王と成った、冒険の旅も後はハーヴェスに帰るだけという所だったな。ただその前に共通クエストや達成しているクエストの報告なんかの野暮用をこなしていこう。まずはイドゥラビランの討伐報告の為に【53:海賊酒場】へ出航、航海チャレンジは嵐が発生、地図作成をテオに、ローグは船体補修をして貰い成功、その後の生命抵抗も成功するが経過日数7日だし結構な疲労を受けたな、海賊酒場は宿があって助かる。


533日目【53:海賊酒場】


1:海賊たちの社交場


「なんだって“海賊”酒場の癖に寄港地のひとつも設けてないのだ?」

「海の荒くれ者に高尚な物を求めるんじゃねーぜキャプテン」

「各地の島に寄港地を置く様に出来れば航海は楽になりそうだな」

「いい政策サァ、是非王様になったら尽力してくれサァ」

「まあ、報告をした後、今日は各自飲む也休む也するといい、解散」


 なんだって、海賊が集まるのに寄港地とかがないのかずっと疑問だ、まあつけば後はこっちのものさ。ここの予定はただ一つ。


3:海賊たちからの仕事


「やあ、ヒーセラ、とうとうあのイドゥラビランを葬ってやった、この先の海は荒れるであろうな、すでにヴェズードゥヌイヌの傘下にある蛮族の派閥争いが海では激化している」

「ええ、でも今まで1つにまとまっていたのは、悪にカリスマの存在がいたから、今そのカリスマの無くなった海の派遣を握るのはここで飲んだくれるどうしようもない荒くれ者どもの筈よ、まあそれをまとめるのはそこの新しい王様かしら」

「もう噂が回っているのか、速い物だな、だが友の善き噂、実に心地いい」

「緋の王が振るったとされる魔剣を背負い、青鐘花の印を額にした、各地で世直しの如く七王群島の悪と呼ばれる物を討つ冒険船なんて、ずっと噂されてるわよ、先代がいたら、どんな顔をされるかしら」

「知らぬ、そんな事より俺は君がどんな顔をするか、そして今日の心中をどのように歌に乗せるかの方が気になるな」

「そう、それじゃ今日も一曲」


 元々フィトが新たな七王群島の王となる話はシヴェライーゼとの一件で群島全土に広まってるし、それが海賊狩りに邪神封印に奔走してれば噂になってるよねって。

 とまぁ、本題はこっち。海賊酒場のクエスト5)イドゥラビランの討伐。の報告だ報酬はなんと36000Gだ、★4つも獲得、そこに名誉点100点と「称号:死喰狂狩り」を名乗れるようになるも追加。物騒な称号ねぇ。ただまぁこれで金銭や経験点が発生するであろうクエストは大半クリアしたんじゃないのかな。それじゃランダム振って処理したら宿屋とって寝よう。お、風と潮流しかも次のランダムイベントタイミングまでの間の航海日数-2だ、いいイベント引けたな。あ、宿屋で休息とって疲労回復をして、翌日!


534日目【53:海賊酒場】


 後は共通クエストをクリアしながら静かの海の宿屋で休憩してハーヴェスに出航と言った感じで行こう。まずはここからいける【52:大城壁】へ出発、航海は何も起きないを引けたか、日数も3日の半分2日だ。


536日目【52:大城壁】


1:大城壁を守る魔動機群


「今日も活きがいいな」

「生き物じゃないサァこいつら! 機械サァ!」

「船を降りて迎撃して来い! 雷がマストや帆に当たれば大惨事だぞ!」


 ここは入った瞬間にイベントが起きると言うね、チャレンジのお時間です、テオに先制判定をやらせて、ローグは魔法Dを与えるを狙うか。指輪装備してたらテオ成功出来たがつけてなかったや後でローグに借りてつけておくか。


共通クエスト4:海賊の討伐


 それじゃエリアタイミングも終えた、自由行動は疲労もこのまま海賊退治を敢行と行きましょうかね。


戦闘


 ゆーて、敵さんはいつぞやも戦ったボルグアサシネイターさんにございます。戦場にテオを配置していつもの判定をして(海賊討伐前に先制用の為の指輪はローグから借りて装備してる)つけて正解! こいつ先制値19もあるのね先制取ったら後はもう楽勝かな、一度1ゾロで自動失敗するも、他の3つは当たって撃破、瞬殺である(ラクシアの戦闘の1Rは10秒設定なので過言ではないと思う)これで拠点に帰れば依頼成功で報酬獲得が見込める、ちなみに戦利品は手入れの行き届いた武器(1000G)*2だ。


 後はここでやる事は無いし、ランダムイベント振って、翌日かな急ぎで帰りたいと言う訳でも無し。5でセーフ。


537日目【52:大城壁】


 共通クエスト最後の一つをクリアしに行こうか、丁度都合よく海路も繋がっているしな、目指すは【15:鬼火の河】だ、ほんでチャレンジはまーたコイツか。


2.嵐


「嵐は過ぎたな、資材を持ってこい、船を直そう」

「あそこの岩陰ならやりやすそうサァ」

「この後はもう数日したらハーヴェスへの過酷な航海になる、万全に整え……あっ」

「何やってるんだよ、甲板に穴開けてんじゃないサァ」

「このキャプテン戦闘と陣頭指揮だけしか期待できんな」

「め、面目ない」


 自動失敗が続くなテオ君、ローグは成功、この先はハーヴェスへ行く為の航海が待ち受けている訳だけど、大丈夫かねぇハーヴェスへの行きは寄港地が無いから必然的に難易度はあがるし怖いなぁ。経過日数は2日だった。


539日目【15:鬼火の河】


1:鬼火の島


 明日は邪神チャレンジ&宿屋の収入日だな、アステリアの祝福を受けたし邪神なぞ恐れる事はないさ! ここはもう解決済みの神殿があるくらいだったな、クエストの物資輸送の荷物を渡しておしまいか、二つとも渡して★1つ貰って置くかな。

 後はランダム処理をして、明日はとうとう静かの海へ赴きハーヴェス出航を迎える事になるな、ランダムは温泉が出ましたよっと、それでは翌日。


540日目【15:鬼火の島】


 さてと、最初は邪神チェックと宿屋チェック振りますか。あぶな!? ピンゾロを出しても上がるのに出目1.2は心臓に悪いからやめてよ、宿屋の方は順調だな24000Gを獲得、以前よりも売り上げが上がった、にしても七王群島に来て1年半も冒険して来たのか、長い道のりになった物だ、もしかしたら大陸ではテオは死んだと思われていてもおかしくはないかもしれないな。

 七王群島は読み物や戯曲なんかに出るから一般ハーヴェス国民にもよく知れ渡っているのだが、架空の場所と信じてる人も少なくない、冒険者から見ても海図が無い事から危険な旅路の先にある伝説が多く残る未知の島扱いだからな。

 実際、ラクシア的に古代神の遺跡が沢山残っていて、それらの遺跡には強い精度で神様と交信する施設が残っていたり、阻止こそしたものの、邪神もかなり強い意志を持って活動していた島とか架空と思っても仕方ねーべや。

 さて、出発はこのターンの時間行動タイミングを終えてからだな、疲労を回復してから行くでも遅くはない。温泉もあるし螺旋修道院へ行こうか。いや温泉のランダムイベントを引いていたな直後の自由行動で温泉を無料で使えるしそれならフィトに縁のある【45:毒霧沼】にいってやるか。では出航、この辺りの海は本当に穏やかだ何も起きず、航海日数は3日でつきました。


543日目【45:毒霧沼】


1:塔の村


「さて、我々は今日ここで宿を取り休憩した後にハーヴェス王国への寄港に挑戦する今まで容赦なく襲う海賊や嵐、先行きを不安にさせる濃霧に死の海、挙げ句は幽霊船に大海魔クラーケンとの死闘、思い出せば苦しい航海ばかりだった! だが、俺達はここまでよくやって来れた! 今回のハーヴェスへの航海も共に乗り切ろう!」

「誰も聞いてないサァ、テオ」

「皆、お酒と食事に夢中だねキャプテン」

「仕方ねぇ、ハーヴェスは遠いんだ、誰もがしばらく陸に戻れねぇもしくは一生帰る事が出来ないかもしれねぇと思ってるさ、演説よか目の前の飯さ」

「私は善い演説と思いましたよ、船長」

「わ、私もですキャプテン様」

「キャップ! なにぐだぐだ喋ってるの? お酒なくなっちゃうよ」

「食べれる時に食べるのがよいかと、キャプテン殿」

「う、うむむ、まあいい! 次の航海までによく英気を養うように!」


 という事で船員達とここで宿を取り休息だ、特殊NPCだけじゃない、大型帆船を動かすんだ、描写してないけど沢山人が乗ってるんです。とりあえず寝て回復出来るまでは疲労を回復しておこう。青汁飲んで後はランダム次第か、おっとここで遺跡をこんな事なら青汁もっと買って疲労0点にしておけばよかったな、チャレンジは強制というのが痛いな、まあ魔法Dを仲良く受けて貰いましょう。ボーナスチャレンジは強制じゃないのでスルー、就寝して翌日! ゲームクリアはもう目の前!


以下次回! (エンディング! ……だと思う)

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