47~53日目
宿場の宿屋からおはようございます、47日目、まだ序盤なのかどうか怪しい、地図の埋まり方だけ見れば中盤だけど、レベルまだ3なんだよな、案外最高レベルは低めに設定されてるのかな、さてと移動するのは海域3-3、ようやくひとまず依頼を完遂出来そうだな、難易度は4になるな、なるべく下から入るのが安全だな、岩礁の海はそれじゃイベントはー、う、高いな13か、海賊襲来(強)
「おうおうおう、ようようよう、今回はもっと強くなってきたぜ、いけ、野郎共!」
「総員配置につけ! 接舷するぞ、衝撃にそなえろ、カルルス! ローグ!」
「おうさぁ!」「あいあいサァ!」
と言った具合に海賊の襲撃に対してチャレンジ、ただ、すべての目標値は+2される与ダメージ、被ダメージの場合は数値が+4になり疲労も+1されると、確かに強い。
さて発掘ポイントはクリティカルすればいけるか、ここは経験点より発掘ポイントを手に入れたい、ローグは魔法攻撃をテオは切り込みにしよう、ダイスロール!
はい、こういう時に出目が振るわないのが私ですよ、どっちも失敗、それぞれ疲労を5点と、じわじわ減っていくの厳しいなぁ、回復した矢先にどんどん削れていく。
航海日数は1d+2で出目2だったから4だけど、航海者の海にも砂州の海の様に海域効果がありましてね、なんとこの海域内のエリアを含む移動の航海日数は半分になるというのである、じゃあ2日だな。そんなわけで現在49日目。
【66:眠れる竜の谷】
「はぁ、はぁ、海賊は撒けたか?」
「なんとかな、調子が悪かったな二人共、疲労は平気か?」
「なんとかなぁ」
「ぼかぁむり、グラスランナーに生まれた事を少し呪っちまうよ」
「ただ、ここでもしばらく休めるぞ、到着だ」
と言う訳で、到着いたしました、眠れる竜の谷、とりあえずさくっと共通クエストの行方不明者を探してしまいましょ、成功、そして行方不明者をとうとう見つける。
というのも3番目の目的地には必ずいるみたいだからね、さて、ころころー
「行方不明者はどいつだったか?」
「確かティエンスの女性でワンダって人だよ」
「歳は?」
「10歳だったかな?」
「その歳なら、迷子になった後、命の危機に対して仮死状態になってるかもな」
「あ、じゃあもしかして、こういう樽の中に……いたぁ!?」
「流れ流され、随分な所まで来た物だ、船に積んでおけ」
「あいあいサァ」
と言う訳で、仮死状態のティエンスの少女を保護! これで拠点に帰れば依頼完了だ、今度も成長できる筈だな。どちらの拠点に帰ろうか。の前にここの施設も一通り見て回るとするか。
1:太陽と月の神殿
「広い神殿だな、あれは太陽神と月神か」
「二柱は夫婦神としても知られてるサ、ただ、これ以上奥はいけそうもないね」
「ふぅむ、地図作成に支障が無いのなら構わないが」
「ちょっと聞いてみるサァ?」
さて、ここでは巡礼者の為の宿屋や温泉があり、それらは寄進すれば冒険者の自分達も使って平気との事、ただ奥の方、谷へ続く道はいけないみたいだな。
神殿や谷についてローグは質問してみるとしよう、好奇心猫もといグラランを殺すとかよくいいます、そんなグラスランナーらしくね。
1.ティダンの神官長ルワン・ダウリ
「おやおや、これは小人の巡礼者殿ですか」
「いやいや、ぼかぁ巡礼って事は、ただこの先に興味があって、そこの相棒と一緒に先にいけないかなって」
「相棒さん?」
「ああ、俺はテオフェラトゥスだ、貴殿は」
「ああ、私はですね……」
明るい赤色の鱗のリルドラケン、ルワン・ダウリが対応してくれる、しかもこの人は神官長です、トップが自らとはまた結構自由な神殿の様だ。さて、話をしようで話が始まる訳でもなく、寄進をして欲しそうな態度を少し取って来る。
まぁ、ここで渋る狭量な漢じゃない、ティダンとシーンへの寄進とあれば、悪さに使われるなんて事もあるまいしな、使えば天罰コースだし、1人あたり50Gをポン。
さて、話は長いな、さすが御年184歳だ、適当な所を抜粋して箇条書きするぞ。
・神殿は魔法文明時代初期、緋の王によって建設された。
・その頃は半分程度だったが、月白の王の統治時代に改築、現在の大きさに。
・改築理由としては、月白の王を保護し養育した、覇竜シヴェライーゼと、その眷属への感謝の意を示す為。
・何故、改築する事で感謝の意になるのかと言うと、この奥は竜たちの聖地だそう。
・ここは死期を悟った竜が降り立ち最期の時を過ごし眠る場所なのだとか。
・認知度は低いがここでは竜の巫女が竜を看取る役を担っていた。現世に恨みを残すことなく心穏やかに転生できる様に導く事で竜の骸が亡者になるのを防ぐ役割だ。
・この谷の入り口の神像も竜の骸を穢れや邪神と言った魔の手から防ぐ神像だ。
・しかし、現在竜の巫女は不在、後はお察し竜のアンデッドが扉の奥で徘徊しておりますとの事、今は神像の力で押し止めているが時間の問題だ。
「その、お二人は冒険者でございますよね」
「まあ、解るよな」←腰に剣を差して徘徊する偉丈夫
「でっすよねー」←悪事を働かずそれに追従するグラスランナー
「では、頼みがあるのです」
と言う訳でクエストが発生します。
ルワンのクエスト)竜の巫女の捜索
竜の巫女を探して欲しいとの依頼だ、何も当てがない訳ではない、というのも先に
語りにもありましたる覇竜シヴィライーゼが10年前に竜の巫女を養育したと言う噂がまことしやかに語られているのだ、そしてその竜の巫女は【去りし神々の座】の氷竜グレイシャルに預けられたとも。居場所は割れてる、後は連れて来るだけ。
ただなぁ、多分敵はドラゴンのゾンビでしょ、確かドラゴンゾンビって余裕で2桁超えてるよなレベル、しばらくは来ても倒せないだろうなぁ、レベル上げてから!
ちなみにクエストはクリアすると9000Gと★3つを獲得できる。
「ふむ、あの山、やはり何かあるのか」
「上るとしたら、万全な状態でだね」
「青汁飲んでな」
「ああ、やっぱりぃ」
「青汁? まあとにも、お頼み申し上げます」
「相分かった、しばし時間を貰うが、必ずや」
と言う訳で、依頼を受けた後は宿屋取って今日は寝る、明日航海で移動して、成長してと言った具合か、ああ、そうだ寝る前にここの地図も作らないとだ。成功、よし今度こそ、就寝。の前に、やっぱりランダムイベントが発生する、手厳しいな。
いい出目が来てくれるな5が出てくれて、セーフ。
移動タイミングは、色んな方向に生きやすい岩礁の海に向かおうか海域4-1へ、寄港地もあるし、ここからの出航なら航海日数も抑える事が出来る。難易度は諸々足して4だな、数字は12、お、順調な航海だった。日数経過も海域3の効果で半分だけど、さて1dで5だけど3まで抑える事が出来た、よしよし。
53日目【41:廃船街】
「ふぅ、今回の船旅も実りがあったな、様々な場所で人々の悩みも決めた」
「順次解決しながら、地図も作らないとサァ」
「おまえたちと一緒だと、退屈な航海がねぇな」
「おお、ついたかい? 若いのには世話をかけたねぇ」
「…………」
「とりあえず保護者が迎えに来るまでは樽の中で仮死状態だな、タビットのご老公、もう迷子になるなよ」
「ええ、ええ、気をつけますよ」
と、男三人ぼやきながら拠点へと帰還! そして仮死状態のティエンスの女の子と老人タビットのあしでまとい組を引き渡して
共通クエスト5)行方不明者の捜索*2をクリア!
二人を引き渡した事で報酬を合計12000Gと★4を獲得だ。それと。
緊急クエスト)災害救援任務
これもクリアしているので★2を獲得だ。
成長!
と言う訳で成長のお時間です、まずは能力値はテオは敏捷一択になったか。
でもこれで指輪圏内になったな、指輪くらいなら買っておこう、ローグは知力と精神の二択、精神はバードの演奏にも関係するし、ここは精神にするか。
そして経験点は★6つなので1200点だな、魔物経験点は一体も倒してないから0、やっぱりチャレンジが増えた分、魔物の経験点は渋いな。
さて、技能成長はテオはバトルダンサーを4にした、冒険者レベルが上がると同時に基礎的な戦闘能力も上昇だ。ローグはスカウトとセージを3に上昇、様々な判定を安定して成功させれる様に鍛えていこう、戦闘はテオに任せるのが吉と見た。
二人の間にレベルの溝が出来たが早い所埋めたい所だ、ローグはメインはB技能、追いつくのは難しい事じゃない筈。これで成長は終了。
それじゃ、新しい共通クエストの発表だ、まーた同じ出目が出た、あ、見落としがあったな、依頼が一緒の場合、一方が別のになるまで振り直しだとさ、ルールミスは仕方なし、今から気をつけるとしよう、それじゃ振り直し。4が出たので6と4だ
どっちも既出だな説明は割愛、場所だけ記すとするべ。6のクエストは【63:腐敗の森】で海域5-3にあるみたいだな。4は【36:去りし神々の座】にあるみたいだ、丁度いい、海賊退治と山登りどっちもこなしてみようかな。
まあ今日はもう疲れたので、また明日からだな、明日は53日目の自由行動から。
以下次回!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます