12~16日目

 地図作ってる場合じゃねぇ! と思いながら海域2の地図は完成させました。

まだまだ謎の多い海域だし、いつかは調べ尽くしてみたい所だな。まあそのいつかはずっと先かもだけど、とりあえず多分これ、共通クエストをクリアして経験点を稼ぎつつ道中と最初に受けたクエストをこなしていくのがいいのかな? 謎数値は増えるとヤバいって今までのゲームブックが如実に示して来たし、と言う訳でそれを意識をしつつも移動だ! まずは共通クエスト1の新航路の開拓、移動して、目的地にさえつけばいいのでイベントとか発生しても無理そうなら無視出来る限り無視して地図を作って逃げればいいさ。と言う訳で早速移動。

向かうは海域3-2【15:鬼火の河】へ! 難易度は諸々計算して2! 低い! 

 安心して転がせる、ころころー出目は8で10、順調な航海が続くチャレンジは起こらない、やったぜ、経過日数は1d日で4が出たので4日経過。


【15:鬼火の河】


「岩だらけだな」

「テオ、見てよあれ、青白い炎が滾ってるぜ」

「オオー、あれはデスネ、岩の隙間からガスが噴出してるのデース」

「おお、船に乗りたいと言ったとある学者、そうなのか?」

「違うってば! あれは憎しみを抱いて死んだ亡者たちの憤怒の炎だよ、今も意味も解らずそのままに旅をしている、解放してあげたいな」

「ど、どっちなんだい、神官さん、というか本当ばかすか乗せて平気かい、テオ?」

「まあ、なんとかなるだろ、ささ上陸するぞー」


1:鬼火の島


 と言った具合に、この島からは昼間でありながら、青白い炎が耐えない、まあそれを気にするテオじゃないので上陸! どうもこの島は海底火山の噴火で噴出した溶岩で形成されてる模様、炎に関しても学者の言う通りなのかなとテオは感じる。

 さて、ここで目標値11の薬品学判定、あ、失敗したうーんローグだけだと厳しいかな、でもテオはこれ以上技能増やしたくない、と危険感知判定もか目標値13か、いけるかな? お、テオが成功した。


「もしかしたらどっちもかもな、あそこを見ろ、炎が不規則な動きをしている、それも浮遊しながらな」

「うわ、本当だ」

「更に奥を探索するとなると準備が相応に必要だろう、沿岸部の地図を作って準備が出来たらまた来よう」

「ああ、ようやくいつものキレる君が帰って来てぼかぁ安心した」

「どうも毒に当てられてたようだな、心配かけた」


 と言う訳で今回のこのエリアの探索はここまで結構危険な場所が多いんだな。自由行動タイミングで地図作成、難易度は少し上がって10か、危なげなく成功と。

 ランダムイベントは4が出たので繰り越していって。


共通イベント7:夜襲


「銀の大将、小柄の大将、敵襲だ、蛮族が出た! いっちょおねがいしやす!」

「こんな夜更けに迷惑な奴らサァ」

「蛮族だからな、夜は寧ろ奴らの時間だ、文句は剣でアイツラにぶつけよう」

「あいあいサァ」


 と言う訳で襲撃を受けた、しかも休息が半分しか取れないため、HPの最大値の回復値は1割、MPの回復も半分になるのか、チャレンジの内容は経験点を稼げるのは魔法行使と危険感知かな、テオが魔法行使、ローグが危険感知判定。どっちも成功だローグの方は期待値以上が必要だったけど、クリアだ、経験点は合計で420点、等分して210点がそれぞれに配点と、さて追加行動タイミング、睡眠を取ってもHP1割、MPは半分の回復、特に消耗らしい消耗は無し、なら疲労回復薬もある、徹夜で行動を敢行していくとしよう! 

 疲労を二人に3点付与と、移動タイミングは勿論岩礁の海へ出立する、諸々の航海難易度を計算すると6! 岩礁の海の難易度がかなり高いのがきついな、場所は勿論海域4-1の【41:廃船街】だ。イベントころころー3が出た嵐か、嵐ィ!?


2.嵐 

 

 と言う訳でチャレンジのお時間です夜の海で嵐とか恐怖過ぎる、どれも難易度高いうえに疲労は確実に喰らう事になるな、ここはローグの疲労は溜めたくないので比較的疲労が増えない天候予測判定を、テオはMPに押し付ければいい、生命抵抗力判定

にしよう、一番成功しやすいし。ダイスロール! ローグ失敗、テオ成功。

 双方に疲労点が蓄積、少しずつ蝕んでいくな、しかもこれだけじゃない、移動先に到着時に生命抵抗力判定、目標値14を行う、ころころ、駄目失敗、要求出目高いのだよ、殺す気しかねぇよ! 航海日数分の疲労点を受ける、航海日数は1d6日で5日だったので疲労が5点増える、よし、このタイミングで疲労薬をがぶ飲みするか。

 行動の合間に10秒以下の行動なら自由に取れるとあるので、使用は問題ない筈、少なくともこの卓ではよいものとする、じゃないと、さすがにローグの疲労がヤバい疲労11はローグのHP1桁にするんだよ。グラスランナーにこのルール凄い不利だ。

 テオはMPに押し付けてるし今はいいや、どうせ、HPと違って睡眠取らないと回復もままならんし、とりま、そんなMPで疲労を回復させたローグにいつもの水を飲ませる。


「うぉえ、も、もう限界、まっず、これまっずい」

「だとしても、体力は回復するだろ、それにほら、もうすぐそこに魔域だ」

「だ、だとしても、もうやだサァ、ぼかぁこの薬飲むの嫌いサァ」


 と言った具合に移動が終わってすぐのエリアタイミング開始時と同時に魔域の攻略に挑まなければならないわけだな、いきなりだな、手厳しい。奈落の魔域の脅威度を知るための道具は無いし、そのまま突入!


“奈落の魔域”の攻略にチャレンジ!


「さてと、魔域に入るのも久々だな、油断するなよ、誰の記憶で出来たかもわからん魔域は危険だからな」

「解ってるサァ、あー、口の中がまだイガイガしてるサァ」

「そんなもんを気にしてるなよ」


 と言う訳で二人はやいやい言いながら魔域を攻略にかかる、チャレンジからの魔域の守護者との戦闘だそうで、さて、判定はローグは魔物知識判定、テオはALv疲労点を受けるを選択、ダイスロール、期待値で成功してくれるな、よしよし。

 それぞれ疲労を受けてと、報酬は経験点が180点と発掘ポイント+1、経験点は等分して90点、そしてここで戦う敵はエルビレアだ。


戦闘

 

なんか久々ですね、チャレンジの登場が先頭の機会を減らした感じあるよ、それじゃまずはアクティブだけど、先制判定と魔物知識判定も出来るローグが勿論アクティブだ、先制を失敗した時用のダウレスも召喚して、そいじゃもろもろの判定!


勝利!


「やっべ、ダウレスがもう駄目だ、テオ、変わって!」

「任せろ! ダウレスが消耗させた分、しっかりと倒させて貰おうじゃないか!」


 テオの白刃がダウレスの尻尾で殴打されたエルビレアを切り裂き、泥濘へと変えてしまう、最初からテオに交代して倒してしまった方が早かったか? 少なくともダウレスの消耗は抑えられた、まあとにもかくにも勝利した! 戦利品はアビスシャードを1つ獲得、まさか2dが出るとはな、そんでもって、奈落の魔域もこれで攻略!

 攻略するとALv個数のアビスシャードを獲得、これで3つか時間があれば加工とかも出来るけど、忙しい身だからなあ、まあ持っておくだけ持っておこう。後はこれで拠点に帰る事に成功すれば報酬を得られるな。と言う事で長かった魔域を終えて。

 本来のエリアイベントなんだけど。


【41:廃船街】


「ほほう、無数の船、だが残骸に見えるのだが」

「でも人がいるよ、どうやらここは使えなくなった船を居住区にしてるみたいだ」

「で、でたぞー! 海賊だ! 蛮族の海賊が出たぞー!」

「おちおち休む暇もないみたいだな」

「さっき、魔域を攻略したばっかだってのにね」


1:海からの攻撃


 はい、初めて訪れるとこのイベントが発生します、連戦ですってよ、ローグは物理Dを受けるで疲労を受けないでいくか、ダメージはテオが回復してくれるし、テオは回避力判定があるし、これでいこう、経験点をしっかり稼ごう、ダイスロール。


「ねぇ二人共大丈夫? すごいやられてたけど」

「ああ、エルフの麗しいお姉さん、お気になさらず、おい、ローグ生きてるか?」

「かろうじて……いつもの水、よろしくサァ」

「あ、ああ、してお姉さん、お名前は」

「ナンパの前に、貴方の相棒を治療してあげたら?」

「それもそうだな、まったく頭はいいが、貧弱で困りますよ、私の相棒は」

「いつもは俺様口調なのに、女の前だといつもこれサァ、騙されないでよ、この男、大陸に女待たせてるから」

「そ、そぉ(な、なんというか、どっちもどっちのあっぱらぱー?)」


 テオ、自動失敗しました、ローグもぼこぼこ、回避に失敗したからテオもぼこぼこなことでしょう疲労受けるし、経験点は60点を等分で30点、さて、そんなぼこぼこにやられたテオ達はナナリィという女性と出会う、種族はエルフで、この町の顔役の大工の頭領の娘でしかも街を守る義勇兵の1人。そして街を守るために戦ったテオ達に感謝を告げると同時に歓迎してくれる。


2:廃船を利用した街


 まともに休憩が出来そうな町だこれは助かる、今後の船旅の中継地にも出来そうだしな、なにより寄港地があるのがいい、海域4の航海難易度は高いからな、他の所に向かうにしてもここを噛ませるのが丸いかもしれないな。他にも宿屋も商店も神殿もあるというすぐれたエリアだ、そしてクエストも受けれるそうだ。


廃船街のクエスト1)廃墟都市の迷宮探索


 【22:廃墟都市】にある魔剣の迷宮の最深部にあると噂されるアステリアの神域の捜索って、俺もう調べて来てるじゃん。すでに到達しててアステリアの神域の事を報告したらクエスト達成になるで平気かな? それとも受けてからまた達成した方がいいのかな? うーん、イージーに行こう、テオもローグも一度調べた迷宮の情報を数日で忘れる馬鹿でもないし、と言う訳で報酬の「6000G」と「★2つ」獲得。


廃船街のクエスト2)砲台陣地の破壊


 こっちはこの街の交易船を持つ商人が【25:砲台高地】にある砲台陣地の破壊をお願いする依頼だ、なんでもまだ魔動機が動いていて、近海を通過する船を破壊するのだとか、そりゃ商売にならないわな、商人から場所を教えてくれるので配置と。

 ころころーしたら海域4-2だった、すぐそこじゃん、でも成長してからにしよう。

共通クエストのクリア報告すれば成長できるからね、それまで待っててくれ。


 さてと自由行動は商店でアイテム購入しよう、ローグにひらめき眼鏡を買って探索と見識の補強をさせるか。問題は清浄の仮面同様にこれが顔装備と言う事だ、とりまその他に眼鏡つけておいて、更に顔の装備が増えた時に考えよう。後は買いたい物もないし、疲労をこれ以上重ねたくもないし、今回は寝るとしよう。あ、そういや。


「テオ、ダウレスの治療任せる、後ぼかぁ地図を作って来る、それにしてもこの海域に到達するまで結構大変だったね、それだけで経験足りうるくらいには」

「ああ、そういや忘れてたな、どんどん怪我しまくるな、そのダウレス」

「借りてるものだし大切にしたいけどねぇ」

「ま、死なない程度に頑張ってもらおう、頼むぞ」

「(まかせてっす)」

「やる気は十分みたいだ」

「そういやテオは騎獣ともツーカーだったねぇ、ほんじゃ行って来る」

「ああ、頼んだぞ、そうかこの海域を含めば俺達は一応半分近くの海域に足を踏み入れたと言ってもいいのか、だが、まだこれからだけどな」


 と言う訳で、いつもの水でダウレスを治療してのローグで地図作成をさくっと成功させてからの、寝る! ちなみにこの海域に到達すると即座に★2つを獲得します。

 なんか波乱があると色々忘れちゃうときあるね、でも★がこれで沢山だ、次の成長の技能を上げるのが楽しみだな……うん?

 あ、ここ拠点アイコンあるじゃん! 忘れてたから寝る前にランダムイベント振らなきゃと思ったけど、拠点アイコンあるじゃん、あ、それなら成長も出来る? あーでも、片方のクエストは破棄かぁもうすぐそこでクエストクリアできるんだから、ここはいいや、折角ならもう片方のクエストもクリアして報酬貰おう、でもここに来れば拠点を使えるのは覚えておこう、よし、今度こそ寝るって、あ、これ徹夜の行動の後だから、寝れないじゃん、日が昇る。


以下次回!

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