10~11日目
さて、とうとう10日目、2桁突入だ、あれ結構早くなぁい、これはあんまり航海に時間をかけるのもよくないな、今までのゲームブックの傾向からして日数経過は確実に分水嶺の筈だろうし、どこかで日付トリガーの災難が仕組まれてる筈、そう言った事を乗り切れる方法を早期に見つけたい物だ。と言った所で移動を開始しよう、微妙にエリア4とは辺の繋がりが無いので1を経由して4へ向かうかな、まずは1へ!
【46:滅びの原】
「これは灰が降っているのか?」
「明らかにヤバそうな雰囲気」
またこういうのだよ、40代の数字はヤバいのが揃ってるのかね、真っ白な灰が降り積もり、巨大な石柱が無数に立ち並んでいる、大規模な魔法実験が行われその失敗の影響が、今日までのこの灰を降らせてるそうな。
で、このエリアに入ったら目標値13の「薬品学判定」を行うと、おいおいどっちも失敗て、まあ、答え合わせは時間経過タイミングで発生するので、その時に。
まあ、冒険野郎なコンビは臆せず、この平野を進むとするぜ!
1:灰の原
「歩きづらいと言ったら敵わんな」
「身軽なぼかぁ、そうでもないけんどね」
「こういう時は小柄な貴様が羨ましい限りだ、っぺ、口に灰が入った」
「あんますいこむなよぉ、お、なんか見えたよ」
と言った具合にテオ達が進んだ先には石造りの建物が立ち並んでいた、扉は施錠はされておらず解放されている、ただし。
「おい、罠は調べろよ」
「君も手伝ってくれよ、テオ」
「無論だ」
どうもこの扉、罠があるそうで、これについては探索判定で看破できる。目標値14、はい解らなーい、さてどうするかね。
「ま、罠があってもどうでもいいか、突撃するぞ」
「ちょっとぉ、警報があるって事は何か絶対いるってえ」
「警報なんて仕掛けてるからには悪党だろ、そりゃもう倒すしかないだろ」
「勝てる相手だと思う? ぼかぁらが気づかない罠をしかけてるかもだよ」
「…………修行のし直しが必要だと思うか?」
「あ、ああ、そうだ、君が大剣豪だとはぼかぁ知ってる、でも今は新しい技を鍛えてんだろ、その最中のテオには荷が重いかもよ」
「ふむ、致し方なし、気づかれぬ前に、逃げるとするか」
「そうしよそうしよ」
と言う訳でイベントはここまで、自由行動タイミングで地図を作るとしよう、これは危なげなく成功、そしてランダムイベントタイミング、ころころー1が出た。
共通イベント1:招かれざる者
『ヒトゾク、オマエラ、マルカジリ!』
「おい、何て言ってる?」
「ぼかぁらをマルカジリだってさ」
「それしか言えんのかアイツラは?」
といったぐあいに蛮族の群れが雄たけびを上げて襲い掛かって来た、チャレンジが発生するみたいですね、さて、どうする、疲労を溜め込まないのは魔法Dの被弾か、ただボーナスチャレンジにも物理Dの被弾がある、テオなら受け止めれるな。
よし[複]なのでALv+8点の魔法Dを二人とも受ける、つまり10点、そのうち消魔の守護石を購入して耐えれる様にしておこうかな、ボーナスチャレンジの挑戦はテオだけ行う、こちらも被ダメALv+12点の物理Dを受ける。14点だな。テオの残りHP5点、おお、ぎりっぎりだ、獲得するのは魔法D被ダメがALv*60点の経験点。物理D被ダメが★1つだ、成長に一歩近づいた。経験点は等分なので120点と。追加行動タイミングは就寝、ここには宿屋も無いからそのまま雑魚寝だな、あ、就寝前にいつもの水を飲んで体力を回復させてから就寝だ、いやー固定値で回復する妖精魔法はいい。
さあ、時間経過タイミングではこのエリアの脅威「毒灰」の影響を受ける事に!
そう、このエリア毒の灰が舞い散っております、目標値13の生命抵抗判定。
ローグは自動成功、ただテオは失敗、さて失敗しますと。
「なんだ、気分が高揚としてきた、今ならなんだってやれるぞ、そうだ! あの扉の先を調べようじゃないか!」
「待て待て待て、もしかしてこの灰のせいか? 落ち着けよ、ぼかぁらは地図を作りに来たんじゃないか! 向かうのはこの先の毒霧沼だろ、思い出せ」
「ああ! そうだった! そうだった! ではそちらへ向かうぞ!」
「ああ、軌道修正出来た、本当にぼかぁこいつが英雄と言われてたのか疑わしく思うばかりだよ」
と言った具合に物事に積極的な気分になる、更に疲労を感じなくなる、ただし逆に体の疲労は一切回復出来なくなるそうだ。持続時間は12時間なので、ここから脱出が出来れば、次の日の追加行動タイミングには回復かな(自由行動が6時間なので)
と言う訳で翌日の11日目の移動タイミングで、とうとう件のエリアへ!
【45:毒霧沼】
「石柱の次は塔が立ち並んでるぞ、面白いな、この島は」
「それよりもやっぱり名前からして霧が漂ってるな吸い込むなよ、毒だろうし」
「あんたら、そっちのでっかいのはなんだその仮面、それじゃ毒は防げないぜ」
「ああ? これは俺が俺である事の象徴だ俺は魔神の敵にして人族の味方、誰が呼んだか、正義の味方ヴァイスマン!」
「あー、相方は毒を吸っちゃって、ちょっといっちゃてるんサァ」
「ああ、滅びの原のか……災難だったな、休むなら塔の上にいきな、そこまでは毒が来ないからな、それと……いやあんたらじゃ無理だな」
「何が無理だって? 俺に不可能などなぁい!」
「はいはい、落ち着いてねー、あんがとおっちゃん、ほいじゃー」
さて、ここにも毒がございます、時間経過タイミングなのでまだ平気、しかも先の毒と同じで持続時間12時間なのでポーションは無意味、うぐぐ。
1:塔の村
さて、先の男もそうだが道行く人々は防毒の効果を持つ清浄の仮面をつけている、やっぱり持っておくべき代物だったか、で、この霧は塔の上にまでは届かないみたいなのでそこで休む事が出来る、これはいいこと聞いた。そんで沼地に向かおうとするならば。
「まったくあの男は俺達をみて、無理だなどと」
「少なくとも毒で正常な判断が出来ない君じゃなぁ」
「毒などくらってなぁい!」
「普段の君はかなりキレる男だろ、なぁ、事情を聴くくらいはしてた」
「なら、他の村人に問おうじゃないか、おお、そこの仮面の美女、俺は冒険者なのだが、先にだな……」
なんでもケパウララやピュートーンがいるらしい、腕に自信がないなら行かないのが無難とも警告してくれる、えっと……6レベルに9レベル、無理、いかない!
「成程ね、まだぼかぁ死にたくない、君だって技は鍛錬中だろ、大人しくしてよう」
「だが、海賊は潰さなければならないだろ、海賊の情報を聞いて、行くぞ!」
「あ、そだったね」
この村では薬も帰るみたいだけどそこは割愛する、1個1000Gだし買えないしな、
エリアイベントとしてここまで処理、ここから自由行動タイミングだ、地図作成してとりあえずこの海域での用事は済んだかな、あ、ランダムイベント振らなきゃ、6が出たので何も起きませんと、よかった。
さて、ここからは共通クエストの攻略に赴くとしましょうか、ここからなら海域3で鬼火の河に入って、4で魔域の攻略、5で海賊酒場、最後に2へ辿り着く事が出来れば、クエストを攻略しつついけるかな。ローグの疲労も回復したいし、この日は宿屋で一休みして、明日出発だ。
以下次回
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