4~9日目

 さて、拠点で成長を終えて、少し強くなったテオ&ローグコンビ、ひとまずは休憩を取りたい所だな、この積もりに積もった疲労の回復もしなきゃだし。

 ただ、その前に


「なあ、受注した依頼はどうなった? 海賊討伐と未踏地の探索」

「「あ!」」

「お、おいおい、しっかりしてくれよぉ」


 どうも共通クエストは拠点への帰還を果たしたと同時に報告されたものとして扱うそうだ、報国時達成していない場合は破棄される、そして両方が破棄されると邪神の蠢動ランクが+1される、うわ絶対あがっちゃいけない奴じゃんこれ。

 共通クエストはなるべくクリアしていかないとだな、そんな訳で再決定を行う事に、ころころー、1と6。


共通クエスト1:新航路の開拓 ・発生条件:なし

 2つのエリアを繋ぐ新たな航路を開拓、d66を2回振り、エリアを決定。これらが目的地となる、ここに移動しなければならず、もしもこの2つの目的地が隣接してたとしても航海チャレンジが発生する2つの目的地に移動した後、拠点に帰還すれば。

 報酬「3000G」と「★2つ」を獲得、比較的楽な方か? 

場所は【53:海賊酒場】【15:鬼火の河】と海賊酒場はもう置いてある、じゃあ鬼火の河の場所だけ設定、ころころー、海域3-2、ものの見事にバラバラだぁ。


共通クエスト6:魔域の攻略

 “奈落の魔域”を攻略する、うわぁ、面倒な奴ぅ、出目6なんだから優しいの来いよとりあえずd66してエリアを決定【41:廃船町】新しいエリアなので配置、海域4-1に出来ましたとさ、ここについたときエリアイベント開始時に攻略開始との事。

 成功報酬は「9000G」と「★2つ」だ。

 まあがんばるかー、これ以上謎数値を増やしたくないし。


 と言う訳で、気を取り直して、商店で買い物だ! 消耗品はローグのキャラシートで管理しちゃお。まずは上級の疲労回復薬、威力0じゃなくて10で疲労を回復できる代物だ、使用限度は無いし寝る前にがぶ飲みだ、苦みに顔を歪めながらな! 

 とりあえずで10本上級の買って7本消費して、テオは睡眠取れば回復圏内、ローグは普通の疲労薬で調整して睡眠で回復と思ったけど全快した。

 これだけで2900Gの消耗か。報酬が大盤振る舞いだとは少し思ったが、これは疲労回復薬に使い続ければあっちゅーまに溶けるぞ。

 後、必要なのはアルケミスト技能の使用に必要なアルケミーキットとヒールスプレーに必要な緑のマテリアルカードのランクBを10枚、Aを10枚購入かな。そうだ追加で上級の疲労回復薬を購入しよう、これからは青汁生活だ! 

(苦みのある緑の液体とか青汁じみた紹介されてるので我が卓では青汁と呼称します)

 そういや、発掘ポイントを消費してお宝を手に入れる事も出来るのか、今現在8点のポイントがある、何か引き換えようかな、あ、この先毒霧沼とか思いっきり毒ってあるエリアに赴く予定だし、これはいいかも『清浄の仮面』毒・病気効果に対する生命抵抗判定に+4の補正……アンチドーテリングじゃ駄目ですかね?

(あれは達成値21以下までの毒属性の効果への抵抗を自動で抵抗する代物、非売品と書いてないので、実を言えば導入してれば買えてしまうのである)

 まぁ、こちらは病気にも抵抗できるみたいだし、さすがにヴァイスシティの装飾品をばかすか出すのもね、後、あの指輪割と高いし。

 後は何か買い忘れは……あったな、防寒具を購入しようルルブⅠにしっかりあるんだよな防寒具、二つ購入して一つはテオに渡すと。残りは諸経費として持っておく。

 それじゃ最後に疲労が回復して最大HPは戻ったローグにヒールウォーターを一度行使してHP回復させて追加行動タイミングは発生せず、日が昇る!


 5日目になりました、さあまずは移動タイミングだ海域2は地図も作り今現在ここでやれる事もない、さあとうとう航路を渡り別の海域へいざ往く時が来た。

 まずは小手調べと言った具合だな航路の難易度も低いし海域1-3へ! 航海難易度はまだまだ序の口、海域2の難易度は2、航路の難易度は1,目的地の海域1の難易度も1、なんで5だな、そんで2dを振ってと、ころころー、厄落としかなピンゾロして7が出ました、えっとー


「ようようよう! おうおうおう! 身包み剥いで行ってやるぜ」

「海賊だ! 海賊だぜ、キャプテンさんよぉ!」

「船を接舷させろ! 行くぞローグ!」

「いや、艦砲射撃とかじゃないのぉ!?」

「そんな立派なのこの小船に積んでるわけないっすよ!」

「でっすよねー!」


 と言った感じに海賊襲来! そりゃピンゾロだもんな! 難易度の元値が低くても出目がピンゾロだとこうなるのね! チャレンジをする事になる、ここは先ほど消費した発掘ポイントを稼ぎつつ経験点ワンチャン稼ぐとしますか、テオに危険感知判定をローグには魔法攻撃を担当してもらう! ローグに魔法攻撃が出来るのかって?

 出来るのさ! そうバードには終律と言うものがありこれが魔法攻撃を出来る物をローグは習得しているので、これで判定! ダイスロール! 

 うわ1足りない、ローグは失敗、テオは成功、結果は経験点240点を得るだけと、当分だからそれぞれに120点、そして疲労が再び蓄積。まあ終律はMPを消費しないし、テオのMPの消費を抑える事が出来るという点では今後もローグで魔法攻撃を試していきたい所だ。さてと、今回は1d日経過する、普通だな3日だ。

 とりあえず8日目、海域1-3へ到着だ。


【64:智慧の塔】


「おお、でかい塔だな、ささ、早速入ってみるとしよう」

「それはいいけど、開けれるかい?」

「やってみなくてはわからんだろ」

「いやいや、怪力でどうにかならなそうだよ、だって、ほらあれ魔法文明語が書いてあるけどさ…………」


1:叡智の扉


 さて、この智慧の塔、巨大な金属製の扉ががっちり塞いでおります、ただローグが魔法文明語が読めるのでこの扉に浮かぶ文字「智慧の塔に足を踏み入れる事を望む者は、この扉に手を振れよ。そして、汝が知を示せ」って文言が読める。

 と言う訳で、ローグとテオが扉に触れると。


2:叡智の試練


「我は誰か?」

「なんだこの炎の巨人は突然出て来たが、よもや自分を忘れたのか?」

「いや、智慧を示せって事は、こいつの種族の名前を答えろって事かな?」

「ふむ、任せたローグ」


 さて、扉に手を触れた二人の前に全身が炎の巨人が現れてそんな問いかけをする。

魔物知識判定目標値「16/20」を行い成功しなければならないか、あ、ムリじゃん。

 まあ、とりあえずローグに指輪つけさせて、ころころー、指輪圏外、さて。


落第


「まだ、何時に波濤に立ち入るだけの力はない、去るがよい」

「なんだと、ここまで来てか!」

「ま、まぁまぁ落ち着けよ、テオ、入れなくてもここまでの海図は書けるって」

「ええい、仕方ないか、いいかそのうちリベンジするぞ!」

「それをするのは、僕の役目なんだろけどね」


 と言う訳で、入れませんでしたっと、以後セージかプリースト技能レベルが現在のレベルより1レベル以上成長したら、再び挑戦できると、これ下手に上げ過ぎて挑戦の機会を失う事ありそうだな、気をつけよう。と言う訳で自由行動タイミングは地図作成判定を行う事にしようか、海域1だから難易度が下がって8だ。

 はい、そしてランダムイベントダイスは5が出たから回避ーセーフです。

 そして追加行動タイミング、まあまだ急ぐ必要は無いだろう門前払いを喰らったし野宿だな、立派な塔の前で意趣返しの如く不貞寝してやろ。

 翌日9日目だな、この海域は全てが繋がってるからノータイムで海域内なら移動が可能なのがいいな、エリア2に行ってみるか。


【24:螺旋修道院】


「はは、街が螺旋状に連なっているのか、中々面白い趣をしているな」

「中腹から先、ちょっと造りがチガウっぽくないかい?」

「そうなのか? 時代が違うか何かあったんじゃないか、ささ町に行くぞ」


1:螺旋修道院門前町


 と言った具合に到着しました螺旋修道院街の入り口では形通りの質問と荷物検査をされる程度であっさり通してくれる、いいねここ宿屋に商店、温泉まである、疲労点を回復させれるのは大きい、で、ここには炎武帝グレンダールの神殿もあると。

 おそらく神殿にいけば特殊な加工を施してくれるのかな、ここには何も記載がないしな、と言う訳で。


2:グレンダール神殿


「ここで武器や防具の加工が出来ると聞いたのだが」

「あんちゃん、金はいくら持ってる?」

「ローグ、色々買いこんだから、えっと、このくらい?」

「足りるか?」

「残念だが、足りねぇなぁ、稼いでからまた来てくれ」


 お高い、Bランクに施すのにも5000G必要とか高いよ、加工内容は出目次第で発動するタイプか、残念だが、無理そうだ。


「…………はぁ」

「やあやあ、修道女の君、神妙な顔して溜息を吐いてどうされたのかね?」

「え、あ、はい、えっと」

「私は傾奇者テオフェラトゥス、世の女子の味方さ」

「はじまったよ、なんか女の子が困ってるとこれだ」


 さて、修道女にテオが話を聞いた形で説明すると、なんでもここには「グレンダールの神域」が存在するそうだ、またでましたこの前はアステリアでしたね。多分別のイベントのフックなのかもしれんけど。ただこの神域にも問題があるらしく神の祝福を受けた炎である〈炎武帝の竈火〉が失われて聖なる力を発揮していないのだそう、こっちはこっちで奪われてるのね、取り返せればよかけんど。

 後ここでは螺旋修道士になる事が出来る、え、なるわけないじゃん、テオ&ローグは自由を愛する馬鹿で間抜けなあっぱらぱーコンビぞ修道士としての禁欲生活なんていやだもんげ。必要になった時にやるかもしれんけんど。

 さて、自由行動をしましょうか、ここは温泉があるし疲労を回復しておくとするかころころー、むむローグに疲労を回復して貰いたかったのに、渋い出目、まぁここで睡眠取って回復するか、あ、そうだ。


「この後は何処に行くつもりだ?」

「まだ入った事無い地域を抜けて、その後、毒霧沼だね」

「ふむ、貴様は仮面があるが、俺はどうするものか」

「うーん、とりあえず毒に効く薬を買っておくかい?」

「そうするか」


 買い忘れを買える商店があってよかったアンチドーテポーションを購入、余分に2本購入しておくか、これ一本500Gだから大切に使わないとだな。

 後はそうだ、ここでの地図作成判定を行ってない、判定だころころー、ローグ自動失敗、なんか君失敗多いね、まあテオがなんとかしてくれたからいいか。

 そんで自由行動が終わった所でランダムイベントは4! 出目4は処理してるから次の5のイベントが発生だ。


共通イベント6:風と潮流


「テオ、風が変わり始めた、これは追い風になるぞ」

「と言うと?」

「今船を出せば船は勢いよく進んでくれる、航海がうんと楽になる」

「それはいいが、まだこの島を探索しきってないし、その頃には」

「止んでるかも?」


 と言う訳で、次のランダムイベントタイミングまで、航海難易度が-2されるそう。

まあこの海域の探索をする上では意味がないかな、もっと先に出ていれば。


 それじゃ、ランダムイベントも終わったのでこの後は睡眠を取って翌日だ。


以下次回!












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