1日目

 さて、プロローグを終えて、とうとう冒険が始まるぞ、最初に言った通り、テオ&ローグの旅のはじまりはここから!


【11:黄金の浜】


「すごいさぁ、ここの浜は黄金で出来てるさ、売れば大層な……」

「だったらよかったな、よくみろ、これは砂だ」

「ありゃ、本当さぁ、残念サ……ん? おいテオ、あっちを見ろヨ!」


 さて、名前の通り、この砂浜は黄金のように輝いて見える、始めてきた船乗り黄金の浜辺に一攫千金を夢見てしまったそうな、ただ、近辺の銛は食料と水の補給地点として最適で、宿営地が築かれ、石壁まである町になった、ただ、そんな街にトラブルがあったみたいでして。


1:町を攻撃する蛮族


「っふ、蛮族か、群島に来て早々トラブルには欠かないようだぞ」

「トラブルはいつだって旅と冒険の華サァ、やるんだろ」

「当然! 火の立つところに飛び込まずして、何が傾奇者か!」


 と言う訳で、蛮族を撃退する為のチャレンジに挑戦、ここは疲労を溜め込むのは嫌なので、複数人で受ける事が出来る[複]がついている、冒険者レベルの平均(以下ALvと表記)+10点の物理Dを受けるを選択するとしよう。

 テオの今回の契約は土、水、炎、光で設定するかな、ストーンガードを使えば物理Dだし-5出来るけど、この後にヒールウォーター使えばいいか、ダメージを受けて。

 テオが残り17,ローグに至っては8になってしまった、ヤバいな防護点がからきしない物だから、かなりの痛手になるのか、ただこれで経験点がALv*30点、60点獲得二人のを合わせて120点だな、とりあえず、テオのヒールウォーターで回復だ。

 なーんでピンゾロがでるのかね、後これグラスランナー滅茶苦茶不利だな、疲労をMPに押し付ける事が出来ないから、HPの最大値がごりごり減ってく、適正は無いけどファイター習得して頑強とタフネス取るのも視野にいれておこう。


「おい、生きてるか、生きてるならこれを飲め、回復する」

「ああ、生きてるサァ、助かる、妖精の回復水だね、生き返るぅ」

「あ、あー、しこたま殴られたみたいだな、援護に感謝するぞ!」

「いやなに、鉄火場こそ俺ら傾奇者の生きる場所、気に病むな」

「あ、あれ、いつのまにぼかぁ、傾奇者に?」

「そうか、俺はオシュトラーダ。この黄金浜町の世話役をやっている。貴公らは何者かな」

「貴殿がオシュトラーダか、俺は傾奇者テオフェラトゥス、こいつは共のローグだ」


 と言った感じにリルドラケンのオシュトラーダと出会う、戦いに協力した事から守兵にも歓迎されて街の中に通され、以後もこの街に立ち寄る事が出来る様になった。


2:協力者オシュトラーダ


「ああ、君達がハーヴェスから来た、ロッソから事情は聞いている、ようこそ、七王群島へ! 歓迎するぞ!」

「ああ、歓迎ありがとう、この冒険必ず物にしてみせよう」

「それはいいんだけどサ、船とかどうするサァ、群島を回るにしても、物がねぇ」

「ああ、それなら問題ない」


 さてプロローグ1から始めるとこういった感じにオシュトラーダと熱い握手を交わすと同時に色々と用立ててくれる、群島での移動を行える小型船とその船員。

 しかも維持費はオシュトラーダが用立ててくれるのでタダです、やったね! ただこの船は外洋を航行できる程の船ではない為、ハーヴェスに帰る事は不可だ。

 そして、オシュトラーダは群島内で分からない事があれば、数多の知識が集積しているという【64:智慧の塔】に行くと良い事と【24:螺旋修道院】では武器や防具に特別な加工を施してくれるので訪れてみるのもいいだろうと語る。

 これらを即座にマップに配置と、それぞれ24は1-2へ64は1-3だ、ここが2-1だから早速海を航海をする必要がありそうだな、まあ、まずはこの海域を見てからでも遅くないだろう、さてと、これでエリアで起きるイベントは全部かな。


3:黄金浜の町


「ここが俺達の町だ、拠点として存分に使うと言い、必要なガメルは取るがな」

「ガメルでやり取りする事は世が回る限り常の事、当然だ、まずは休憩か?」

「この辺りの地図が作りたいサァ、そんために来たしさ、任せてくれればいいよ」

「うむ、海図の事となるとさっぱりだからな、頼むぞ、我が友ローグ」

「うむうむ、ああそうだ二人が冒険者なのを見込んで頼みたい事もある、時間に余裕のある時に来てくれ」


 さて、この街、色々施設がある、買い物も出来れば休息のための宿も取れる。

それとオシュトラーダからは依頼も受ける事が出来る、さてエリアのイベントはこなしたし、ここから自由行動タイミングかな。威力0ながら疲労を回復する薬が売っているのか、1つ買ってローグに使っておくか。1つお値段200Gと。


「うぇ……まっず」

「だがそれを飲めば疲労が回復するのだろう」

「味は、味は大事だろォ、うぉえ」


 2本買いました、威力0だと回復しないとかあるんだな、2本目で疲労全回復、これで軽率に疲労を重ねられる訳では無いのが大変だ。さて、それじゃ早速、地図を作製していくとしましょう、難易度はエリアがある海域の番号+7、ここ砂州の海は海域2なので、難易度は9になる、早速ローグで判定! っほ、今度は成功、これで黄金の浜のエリアの地図が完成、これで36分の1だから、先は長いぜ。

 えっと、自由行動は6時間まである、地図作成の所要時間は10分だから、まだまだ残ってる訳だけど、共通クエストを受けにいきますか!


黄金浜のクエスト)蛮族の野営地への攻撃


「来てくれたか、話と言うのは、森の中に蛮族の野営地があってな。そこから、時折、蛮族共が攻撃をしかけて来る」

「つまりはそれを先んじて、俺達で倒してしまおうと言う話か」

「話が早くて助かるな」

「で、報酬は如何程サ?」

「3000G、これでどうだ?」

「ここからの旅の資金として申し分ないサ、テオ、受けるべきサ」

「うむ、人族を困らせるのであれば、やらねばなかろう、いざゆかん!」


 と、こんな感じに蛮族退治を安請け合い、そして蛮族の野営地に向かうなら。


4:島の森


 森の奥には、粗末な木の策に囲まれた蛮族の野営地があるため、森に足を踏み入れたらば。


『ぎゃぎゃ! 人族だ、ちっこいのとでっかいのがいるぞ!』

「あいつは、何を言ってる?」

「僕らが来たのに騒いでるサ」

『オマエラ! マルカジリ!』

「まるかじりだってサ」

「されてたまるか、行くぞ!」

「あい、あい、サー!」


戦闘


 さて、とうとうチャレンジとかではなく戦闘になりました、初めての戦闘。

戦闘は基本戦闘で行われる、戦場に立つのは2人のうちアクティブバディとした方の一人みたいだな、ここはローグをアクティブにするぞ、先制と魔物知識判定を任せる事の出来る、急先鋒だ、そういやスイッチ効果を決めてなかったな。

 このスイッチ効果は状況に応じてPCが特殊な行動を出来る様になるんだってさ、相棒が傍にいる事を強く感じさせてくれるシステムだな、ローグにはとどめの一撃をテオは身代わりを覚えるとしよう。それじゃ諸々判定をころころー。

 敵はサーベルフッドとダガーフッド、ダガーフッドは弱点も露見、先制は自動失敗しました、だ、ダウレスを前衛に置いて、カバーだ、いけー、ダウレス君!


勝利!!


「だ、ダウレス―!」

「これはまずいな、スイッチする、俺が相手だ!」

『デカイヤツ! マルカジリ!』

「何言ってるか分からんぞ!」


 波乱万丈でした、ダウレスがことごとく回避を自動失敗して、瀕死に慌ててテオにスイッチ(アクティブバディと後方に控えるリザーブバディとを手番中1度だけ変えれるのだ!)その際には騎獣もPCと一緒に戦場から離脱する、そしてテオの両手利きでずんばらりした、途中自動失敗も出たけど、そこは両手利き1度当てれば魔力撃も相まって、このレベルの敵なら一撃だ。

 そして、勝利の暁に★を1つ獲得する事が出来る、今まで同様の経験点はこの数が重要になって来るな、まずは1つだ。また冒険管理シートに「【11:黄金の浜】にある蛮族の野営地を制圧」した事を記録と。以後、この場所に蛮族は出てこないと。


「蛮族が何か隠し持っていやしないだろうか、探してみないか」

「ああ、その帰ったらダウレスにも妖精の回復水をくれるかい?」

「そりゃ勿論だ、俺も騎獣には思う所あるしな」

「ああ、よかったよ、それじゃ張り切って探そう」


  ここで探索判定「目標値:9」に成功すると、汎用蛮族語で書かれた書簡を発見するのだけど。


「おい、なんて書いてあるんだ?」

「解んないよ、とりあえず勉強しとくから、その時サ」


 どちらも読めないのである! ちなみに正式名称は〈蛮族司祭の書簡〉とある。

また、これだけでなく、古代の遺物も手に入り、発掘ポイント+3も獲得。

 このポイントは色々なアイテムと交換できるそうだから、大事にとっておこう。


3:黄金浜の町


「蛮族を倒して来たぞ、少々厄介な手合いだな、新しい技を試すには丁度良かったとも言えるがね」

「おお、お疲れ様だな」

「本当サ、彫像にしてるからいいけど、ダウレスはぼこぼこサァ」

「うむうむ、そうだ休む前に依頼はまだまだ沢山あるんだ、聞いて行かないか?」

「ああ、俺が聞いておこう、ローグは先に休んでおくと言い」


 とりあえず、帰って来る事に、蛮族を撃退で来たので、報酬の3000Gを獲得。

それとは別に更に★2つも獲得、さて、拠点のアイコンのあるここでは自由行動タイミングで拠点に帰るを選択する事で共通クエストと言うものが受注する事が出来る、せっかくだしというか強制だからね受注する事になる、1dで内容を決定するのね。

 ころころー、二個だから二回振ったところ、4と2が出た。「4:海賊の討伐」「2:未踏地の偵察」だな。

 2の方は発生条件としてエリアが配置されていないブロックが2つ以上残っている必要があるが、まだ始まったばかり、空白だらけだな。

とりあえず先に出た方から処理していこう。4の方はd66してエリアを決定、配置がされていない場合は即座に配置、そいじゃころころー【45:毒霧沼】やだ、物騒な所ぉ、場所はころころー、海域1-4、なんで序盤の海にこんな物騒なエリアが出来るのかしらねぇ、さすがランダムマップ、やべーぜ。ま、海賊退治はついたときのお楽しみだな。

 次に2の方は1dしてブロック決定表で空白ブロックを1つ決定する事。ころころーしたところ「4」1列目は埋まってるからこの場合は2列目の海域4-2だ、隣の海域になるな、まぁどうせ地図を作らにゃならんから、どこまでも回る必要がある、気張っていくぜ、また拠点に帰ると条件次第で成長が出来るのだが、その条件がALv+2以上の★となっている、まだクエストクリアして得た★を合わせても3つだから、無理めですな、まぁ、最初の冒険はこんな感じに始まった。

 この拠点に帰るを冒険の区切りにするのが基本らしいですが、1日目だけでも経過させると致しましょう。


「そういや、ここはあの蛮族さえ退ければ基本的には安全なのか?」

「そうだな、他ならばいざ知らず、ここは俺達の【拠点】だ、おいそれと何かが起きる事はないさ」

「なら、よかった」


 ランダムイベントタイミングで色々起きるのですが施設【拠点】がある場所では何も発生しない、安全な場所なんだ、なるべく活用したい所だな。


「報酬受け取ったぞ、管理は任せた、さてダウレスの治療だったな」

「お疲れ様テオ、うんうん約束通りのお金サァ、ああ、ダウレスの治療も頼むサァ」

「お前も軽傷が残ってただろ、余裕のあるうちは怪我や傷は万全にしておこう」

「大胆に見えて、そう言う所慎重だよねぇ、我が友テオフェラトゥスは」


 報酬のガメルはまとめてローグが管理しよう、テオは女遊びに使っちゃうかもだかんね、後買い物の計算が楽、とりあえず、ダウレスのHPをヒールウォーターで回復してから寝る。

 ローグも睡眠だけじゃHP回復しないから、彼にもヒールウォーター。

MPは睡眠で全回復するから、寝る前ならガンガン使って大丈夫の筈だ。

 追加行動タイミングでは睡眠をとるか、もしくは徹夜で行動したり等も出来る。

まぁHPとMPの回復が出来ないという縛りと疲労が3点溜まったりするから、やらんけど、これがメリアだと、種族特徴の効果があるからHPとMPは回復するんだけど。


と言った感じに就寝! 次からは2日目です!













  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る