第22話 今村さん③
聖司と由貴は目的の場所まで車を走らせる。ただ行ってするだけは楽しくないので途中で世界遺産の城をみたりとデートとしての雰囲気を作り、目的のことを焦らす事で楽しみをより強く出来るよう心がける。
しかも今回は、明日香さんとの車内行為の匂い着きだ。聖司は同時期に2人とするような器用さも得た。由貴は「私のためにいい匂いありがとう」と喜んでいた。由貴にとっては匂いさえ良かたら、どんな行為での匂いだとか関係ないみたいだ。
予定の場所に着いて、ロープウェイを登る。景色や色々な色の稲で作った稲穂アートを楽しむ。聖司は寺からもう少し上がった所にある展望台でする事にした。先客もおらす、今は2人きりだ。寒さもまだ大丈夫なので早速はじめる。前と同じ流れで行う。今回は由貴の要望で鼻の近くに直接出してとの事なので、前向きで高足を上げて斜めからする事にした。そして、出そうな前に由貴を座らせて上を向かせて出す。思ったよりたくさん出たので溢れた分は由貴のハンカチで拭いてあげる。口を開けて味もたのしんでいる。そんな状態の顔でも、えくぼに液が溜まっていてもすごい可愛い。
匂いを楽しんだ後は、聖司が服とかに垂れないようにハンカチで丁寧に拭く。そういえば今までの人はメイクを落としても可愛い・綺麗なのは変わらないが、やはり多少落ちる。でも由貴はいつもノーメイクでとても可愛い。
由貴は満足した様子だ。顔は洗わなくていいか聞くがそのまま匂いを楽しみたいとの事だ。鼻の穴にまで入ったらしい。味も美味しかったみたいだ。
終わってすぐに観光客が上がってきた。次のロープウェイで登って来たくらいか。躊躇なくして良かった。それか、終わるまで待っていたのか?カップルに聞かないとわからない。少し休憩して、なんとなく景色見てなかったなと戻ると、同じような事をしていたので邪魔しない様に2人で隠れて見て、気づかれる前に静かに戻った。していたカップルは上も下もハダけていたから見つかってもすぐに隠すことはできないだろうな。と考えながら、戻りながら寺でこれからもこのような事が続きますように。とお願いした。
帰りの車内でこのハンカチはどうするか聞くと、こんな風にジップロックに入れて保管している様だ。他の人のもしてるのか聞くが、ノーコメントだった。匂いフェチならしているのだろう。次もよろしくとの事だったので、場所を探しとくと伝えて別れた。
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