第5話 松下さん①
急に仲良くなったと思っていた女の子に彼氏が出来、関係が終わってしまい、その中で、口頭での告白が大切だとわかった。
女の子との恋愛は難しいなと感じた聖司は、練習として携帯電話で、2ショットチャットをする事にしてみた。
「2ショットチャットなら顔も見えないし、相手も誰かわからないし、練習になるだろう。他に女の子の友達いないし。」
聖司は、携帯のサイトで流行っているチャットのサイトを開いた。ラブチャットという名前で、色々な募集ごとにチャットの枠が設定されている。とりあえず雑談からチャットしてみようと思った。
「えっと。エッチな気分だよ。今すぐしよ。すぐにイクよ。なんだよ男ばっかりかよ。」
聖司は男のクズさを知ったと思ったが…
「よし。俺も自分の部屋を作成してみよ。えっと。【時間あったら話しよ。年齢は気にしないし、色々な話したいし、聞きたいな。18歳の大学です。】こんな感じでいいかな。」
設定し、しばらく様子を見る。5分くらいすると、【若いね。男だけどいい?】チャットに入ってくる。男嫌だし。強制退出っと。
「なんで男なんだよ。男同士で話すなんて6年間してきたんだから、しばらくは女の子がいいな。」
チャットに女の人と付け加えて、もう一度募集してみる。また男だったらどうしよ。そんな事考えていると、入ってくる。
【30歳だけどいいかな?よろしくね。】
チャットの名前には優子と書いてある。女の人か。やった。
聖【大丈夫ですよ。よろしくお願いします。】
優【ありがとう。聖司君若いから無理かと思った。】
聖【年上のお姉さん好きなので嬉しいです。】
優【本当。嬉しい。若いのに上手いね可愛いね。】
聖【ありがとうございます。僕も嬉しいです。】
優【聖司くんは大学生?】
聖【そうです。優子さんは?】
優【看護師だよ。】
聖【すごいですね。優子さんに優しく看病されたいです。】
優【あはは。聖司くん若いのに本当エロいね。私の病院お爺さんばかりだから、若い聖司くんの事私も看病したいな。】
聖【是非!今下半身が痛いです。】
優【大変。今すぐさすってあげますね。】
聖【優子さんのナース服汚れちゃいます。】
優【口で治してあげるね。チュパチュパ】
等とチャットを進めて行く。男子校だった聖司には妄想していた時に考えていた内容の事をチャットに書き込み、年上の女の人が合わせてくれる事が楽しく、チャットの楽しさにハマってしまった。
優子さんと数日、チャットで待ち合わせをして、様々なシチュエーションでチャットをしている。今回もそれまでかなと思っていたら…
優【聖司くん、良かったら私とメールしない?】
おっ、チャットと違って、本当にメールをして…もしかしたら会えるかな?チャット以外でちゃんと話せるか本当か不安だけど。
聖【いいんですか?喜んで!】
優【なら、私のメールアドレス……@…….ne.jp】
優【待ってるね。ありがとう。気持ちよかった。】
聖【ありがとうございます。メールしますね。】
と、チャットは終わった。気持ち良かった?もしかして、優子さんも一人でしたのかな。聖司は興奮しながら、優子さんにメールをした。
《メールのお誘いありがとうございます。聖司です。気持ち良かったてどう言う意味ですか?》
優子さんからもすぐに返事がくる。
【メールすぐくれてありがとう。今日のチャットとても楽しかったよ。またチャットでするか、本当はリアルで会いたいけどね。気持ち良かったて言うのは秘密だよ(*´꒳`*)】
優子さんのメールを見て、優子さんと会えるのかと考えるとまた下半身が大きくなった。
《僕は優子さんと会えるの嬉しいです。時間合えば会いたいですね。》
するとまたメールが来る。
【今日のお礼だよ。】
一緒に一枚の写真が貼ってある。聖司はドキドキしながら見ると、顔は写ってないが、ナース服をパンツが見えそうなくらい捲って谷間が見えるまでナース服をハダけた写真が送られてくる。とてもエロい。本当にこの写真優子さん
本当に綺麗だ?
《優子さんエロいです。とても綺麗です。ますます会いたくなりました。》
聖司も一緒に部活で鍛えていた上半身裸の写真を送る。
【すごい抱きしめてほしい。反対に看病されたいな。注射ください。私は〇〇県だよ。】
《注射何回もしちゃいますよ。僕は〇〇府なので近いですね。大学は時間ゆとりあるので会える時間あったら優子さんの近くまで行きますよ。》
【本当。なら、予定決めておくるね。今日はありがとう。】
と初めてのチャットで年上のお姉さんのアドレスと遊ぶ約束をゲットした。でも現実で会うの少し怖いな。もし、違う人や男の人が出てきたら、柔道技きまるといいな。
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