第49話
帰ってから家の中から見張ってたけど、ずーっと、亮介くんはいない。いつ帰るの?
夜の8時頃、ようやくご帰宅。まったく、なに考えてるんだか。知らない車から降りてきた。なぜか彼女(男の子)と。
メールしたけど、返事はない。劇団のみんなも連絡取れないと言ってたけど、私のだけは返事すると思ってた。なのに、どっか出かけてるし。
勝手に辞めたけど、後から私の悪い噂とか流されたら困る。他の人から連絡きたら、全部亮介くんのせいだとちゃんと説明してとメールした。
またメールするけど、返事はない。気が付かないことないでしょ?しょうがないから、電話した。が、通話中…?
もう…私のこと話されてるかもしれない!
青上さんはガミガミうるさい
そんなの許せない!
慌てて、亮介くんの住んでいるマンションへ。部屋の呼び出しを押すが…返事はない。ここで間違いないのに。何度も押してるのに。
すると、知らない住人が現れた。
「すみません…友人が全然出てくれなくて困ってて。風邪みたいなんです。鍵はあるんですけど…」
「そうなんですか!エントランス一緒に入りましょう」
おばさんは親切にしてくれた。後は、ドアを叩いたらきっとわかる。
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