えり
第15話
休憩中、携帯チェックすると、なんと…
彼氏の
東京に行きます。よかったら会いませんか?
どうしよう…どこで会えば?普通どこで会うの?観光したいのかも…でも私全然わからない。もしやデート!?どこに行けば?
亮介くんとは、舞台とか…ご飯屋さんとか…そのくらいしか行かなかったし…遊ぶところは…人混み苦手だし…
そうだ!
美香さんに相談することした。
「東京の観光は、どこに連れてくべきですか?」
「え?両親と会うの?絵里ちゃん結婚とかぬけがけだよもぉー」
「違います。彼氏が、東京にやってきて…」
「そうなんだ!高級フレンチとかは?そのままホテルに泊まったらいいし」
「…え、無理です」
「え?お金ないの?」
そうじゃない。泊まるとかありえない。全然付き合ってないのに。
「そうです…」
「なら遊園地でいいんじゃない?」
「…はぁ」
…なんか、面倒くさくなった。でも、私に会いに来てくれるってことは…私のことそんなに気に入ってるってこと?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。