焚き火爆ぜ 向かいには友 癒しの夜
『焚き火
桃もちみいか作
【旅に出た夏の夜】
コロナが収束の気配を見せ、ようやく出掛けられた、竹馬の友の二人。
子育ても終え、定年退職をした今、旅に出る。
親友の二人は借りたキャンピングカーで気ままな日本一周の旅へと冒険に出た。
かつてのガキ大将は、級友で何かとライバルだった優等生といつの間にやら友達になっていた。
それからは互いに助け合ってきた。
旨い酒に美味い肴と――。
抱かれるようなおおらかさと厳しさを持つ大自然のなかで、友と語り合う夏の夜――。
パチリッ、パチリッ。
揺らぐ明かりの燃えいく焚き火に薪を
焚き火の炎は魅惑的だ。
時おり爆ぜる焚き火を囲って話す思い出たち。
笑いは耐えない。
話も尽きない親友と酌み交わす。
時になにものにも勝る友情、腐れ縁と言って照れ隠し。
おしまい♪
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