心の眼 灼きつけてのち ストロボで
『心の
桃もちみいか作
――運動会の一幕――
【ある
まずは今日頑張る君を、それから目の前に広がる景色を、自分の瞳で実際に見たい。
輝く君の一瞬一瞬を逃したくない、記憶を思い出を残したい思い。
シャッターチャンスを覗うファインダー越しだと、なんだかちゃんと「本当」を見れてない気がして。
たまに、カメラから目をはずして、運動会で頑張る愛娘を見つめる。
「がんばれ〜!!」
娘は徒競走でビリだけど、そんなの関係ない。
順位なんてどうでも良い。
応援に夢中になっているうちに、肝心の娘のゴールした瞬間や感動シーンの写真を取り忘れる
毎年、繰り返している気もしないでもない……。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。